浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

20年

2015年01月17日 | 日常
20歳のとき、突然やってきた阪神淡路大震災は僕の価値観をひっくり返してしまいました。

知っている人たちが亡くなり、また命は助かっても住む家も無く途方に暮れてしまうなんて想像すら出来なかったのに…。

僕は直接的な被害は受けなかったものの、テレビで見た街の様子は衝撃的でした。

また少し後に友人を訪ねて神戸に行った時の光景も忘れられません。

あれから20年が経ちましたが、忘れたいけど忘れてはいけないことがあるのだと思います。

今朝の朝日新聞の天声人語に安水稔和さんの詩が載っていました。

「ここにいる人は 一度は泣いている。
あのとき すぐに。
あのあと ずいぶんたって。
このあと いつか不意に。」

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2 コメント

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Unknown (金庫番)
2015-01-18 08:48:23
阪神・淡路大震災のときはまだ小学校に上がったばかりで、ニュースを見て訳もわからずただ驚きました。
とにかく大変なことが起きたことは理解できました。

それから東日本大震災…
私にとっても価値観がひっくり返る出来事でした。
当日私は因島にいたので、家族のうち私だけが震災を体験していません。
実家の方もものすごく揺れたと聞いたときには胸が締め付けられるような感覚になりました。
離れていたときにこんなことになって、「もしかしたら…」ととても怖い思いをしました。

ニュースを見る度、衝撃が大きすぎて涙がたくさんでました。
この気持ちは忘れないようにしたいです。
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金庫番さんへ (はまとこ)
2015-01-18 21:02:00
僕はヒロシマという地域で育って、原爆のことを知らない人たちに憤りを感じました。
でも僕は沖縄のことも、長崎のことも詳しく知らなかったし、台風・地震・津波・噴火など様々な自然災害で被害に遭われた地域や人のことも詳しく知りません。
それでも被害に遭われた人たちの気持ちは分かるつもりです。
金庫番さん、その気持ちを忘れずにね。
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