浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

発熱

2005年11月16日 | こども

6歳の息子が久しぶりに熱を出して寝込んでいます。傍で「気持ちが悪い」「アツイ~」と繰り返しています。すっかり甘えんぼです。

思えば、2歳になる前に僕と二人で因島に帰ってきてから、最初のうちは二人して体調を崩しました。僕はそれ以前の息子との二人暮しの緊張の糸が切れたのでしょう。息子は環境の変化に敏感に反応したのでしょう。

その後、僕は徐々に体力が回復していきましたが、息子はなかなか慣れず、2週間に1回くらいの割合で発熱を繰り返していました。小児科で小さな腕に点滴をしてもらったこともあります。夜泣きをするので、抱っこをして近所を歩き回ったこともあります。「フラフラする」と不安げな顔を見せたこともあります。

その度に何もしてあげられないもどかしさを感じてきました。親というのは一番近くにいて必要とされながら、いざ発熱時には代わってあげることも出来ないし、苦しみを取り除いてあげることも治してあげることも出来ません。なんて無力なんでしょう。

息子はそんな中でも逞しく成長してくれて、最近ではあまり熱を出さなくなりました。久しぶりの発熱でもしんどそうにしながらもサッカーの日本代表を応援しています。よし、よし、早く元気になって走り回ってくださいな。いつもは少々鬱陶しい思いもしていますが、元気になったら一緒に遊ぼうね。


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