浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

大阪遠征

2009年03月08日 | スポーツ

中学生のサッカーチームで大阪遠征に行ってきました。数年前から招待をしてもらっている交流大会ですが、指導者にとっても選手にとっても良い勉強の場になっています。

さて、今回は新チームになって初めての泊りがけの遠征となり、色々な経験を積むことが出来た有意義なものとなりました。

まず、第1日目は選手の成長に嬉しい驚きがありました。挨拶や荷物の整理、責任ある行動など人間としてのマナーの部分で、どこに行っても恥ずかしくない行動をしてくれました。また、試合にあたっても結果的に勝つことは出来なかったけれど、試合中に仲間同士で話をして修正しようとするなど成長を感じられ、嬉しく思いました。

次に第1日目の夜から第2日目にかけてですが、ここについては「失敗」という経験を多く積むことができました。今回の遠征に関しては、指導者の立場からあまり多くのことは言いませんでした。もちろん、中学生ですから間違った判断をすることもありますが、社会的に間違っていない限りは、彼らの判断に任せることにしました。当然のことながら、「失敗」するだろうことは予想できていたのですが・・・。

彼らは見事に期待(?)に応えてくれました。初めての遠征で興奮して夜更かしをし、間食を多く摂り、朝の集合時間には遅れ、コンディションは酷い状態となりました。結局、第2日目は2試合とも何も出来ないまま敗戦となりました。

いやいや、良いのです。指導者がきちんと管理して失敗しないことよりも、自分で失敗を経験して辛い思いをした方が身に沁みて分かるというものです。今回は、こういう経験が出来たというのが大きな成果だったように思います。きっと彼らは次には、また成長した姿を見せてくれるでしょう。

こういう経験が出来るのも保護者の方の協力があってこそです。理解してくださる保護者がいないと行動に移せないですからね。そういった意味で僕たちは恵まれていると思います。

選手にも感謝の気持ちを忘れずにいて欲しいものです。


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