浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

夕暮れ

2012年02月26日 | 因島
僕が大好きな風景は自宅前の道路から見える夕日です。


あの青い空が少しずつ炎に染められていき、フッと薄闇に包まれたかと思うと、西の空には金星が光っている夕暮れ時が大好きな時間です。


僕が幼かった頃、父親は海外出張などで家にいないことがありました。


そんな時に5歳上の兄がよく一緒に遊んでくれました。 いろんなことを経験させてくれたと思いますが、僕が一番覚えているのは自宅前の道路で行うキャッチボールなのです。

下手な僕に付き合ってテニスボールでキャッチボールをしてくれていました。 度々、暴投をして畑や溝に投げ込んでいたけれど、それでも日が落ちるまで付き合ってくれました。


もし僕が周りの人たちに優しさを伝えられているのなら、それはきっとそんな兄の存在が大きい気がします。


兄ちゃん、誕生日おめでとう。


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6 コメント

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優しいお兄さんなんですね!! (さや)
2012-02-26 22:33:21
優しいお兄さんなんですね!!

はまとこさんの優しさは、十分に伝わってますよ!!
お兄さん  お誕生日 おめでとうございます (ピンク)
2012-02-27 12:59:58
お兄さん  お誕生日 おめでとうございます
  兄弟って年を 重ねるごとに いいですよね。
優しい人って 回りの人も優しい人が寄ってきます。きっと はまとこさんの回りは 温かい人ばっかりでしょうね。わたしは・・・・・(笑)
>さやさんへ (はまとこ)
2012-02-29 12:43:04
>さやさんへ
歳が離れているので、よく面倒を見てもらったと思います。
本当にありがたいことです。
>ピンクさんへ (はまとこ)
2012-02-29 12:46:09
>ピンクさんへ
たしかに子どもの頃の兄弟の関係と大人になってからでは違った感じがします。
大人になってからは兄弟がいることのありがたさが身に染みます。

僕の周りにも色々な人がいますが、たしかに良い人が多いと思います。
恵まれた環境に感謝です。
私も同じく、島の中程に位置する中庄で、ぐるりを... (元たくましい因北っ子)
2012-03-08 23:26:28
私も同じく、島の中程に位置する中庄で、ぐるりを山に囲まれて育ちましたから、夕闇が迫る時刻の、あの一種独特の風景、よく覚えています。


山の向こう側に日が沈んでゆきつつある夕焼け空を、夕闇が追い立てるようにして暮れてゆく。


逢魔が時と表すのでしょう一時の、山や家々の輪郭を影絵のように浮かび上がらせるその中、頭上すれすれをコウモリが飛び交う気配。


街灯がさして無いので、秋の“つるべ落とし”は、子供心にも身を持って体感した記憶が。


――皎々と輝く満月が、田んぼ道を照らしている。

――月明かりのない日の冬の夜空は、手を伸ばせば届くのでは、と思うほどの星が瞬く。


今でも、そこに在るのでしょうか。


――どんなにやるせなく、長く辛い冬であっても、必ず次にやって来るのは…穏やかで生命の息吹溢れる春。


何か新しいことが始まりそうな、素敵なことがきっと待っている、ちょっと‥そわそわする春が、やって来ます!


以上、本当にお久しぶりのコメントを。夜分に失礼致しました。


追伸:…息子さんはもうそんなお歳に。
小学校御卒業、
おめでとうございます!
>元たくましい因北っ子さんへ (はまとこ)
2012-03-14 08:19:51
>元たくましい因北っ子さんへ
お返事が遅くなりました。
あの夕暮れの時間にある独特の空間は、故郷を思い出させてくれますよね。

息子の卒業に対して、祝いの言葉を頂きましてありがとうございます。
少しずつ成長していく姿が頼もしくもあり、淋しくもあり・・・、なんとも言えない気持ちです。

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