浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

祝日に国旗掲揚

2006年03月21日 | 日常

今日は春分の日で祝日となり、世間では休日でした。(僕は仕事でしたけれど・・・)。仕事中に偶然、玄関先に国旗(日の丸)を掲揚している家を見かけ、今まで忘れていた風習を思い出しました。

僕が幼い頃、それこそ今から20年以上前には、祝祭日になると国旗(その頃は国旗として認められていないけど・・・)を掲揚している家庭が非常に多かったように記憶しています。各家庭には手ごろなサイズの国旗があり、祝祭日には掲揚していたものです。

しかし、昭和天皇が逝去して、各家庭で半旗を掲げてから以降は、祝祭日に国旗を掲揚する家庭を見かけることが少なくなりました。それどころか、平成11年8月に国旗及び国歌に関する法律が制定されるまで、正式な国旗・国歌として認められてこなかった経緯があります。(もちろん、今でも「日の丸」「君が代」を国旗・国歌とすることに反対している方がいらっしゃいます)

そういった中で、この風習も廃れていったように思います。この風習を知っている人って、どれくらいいるんだろう?


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4 コメント

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我が家は一度も国旗掲揚をしたことがないのです。... (うと)
2006-03-21 23:57:23
我が家は一度も国旗掲揚をしたことがないのです。だから、子どもの時のある正月に友人の家の門に国旗が立てられていたのをみたとき、びっくりしました。これは何の意味だろう?ってね。国旗というと小学二年のときにならった「白地に赤く、日の丸そめて、ああ美しい日本の旗よ」という歌を思い出します。こども心に美しい歌だと思いました。
祝日にも掲揚(というのですか?)、したんですねぇ。
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>うとさんへ (はまとこ)
2006-03-24 00:08:03
>うとさんへ
実は僕も国旗の掲揚については、この地域だけの習慣なのだろうかと、調べてみたのです。すると、きちんと法律では定められなかったようなのですが、大日本帝国時代に『大日本帝国国旗法案』なるものが考えられ、その中の第五条に『国旗ハ皇室ノ慶弔事、国ノ祭日祝日及国ノ慶弔ノトキ掲揚ス』という文章が残っているそうです。
僕もびっくりです。
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国旗・国歌・敬礼など、さまざまな問題が取り上げ... (日和)
2006-03-24 13:20:25
国旗・国歌・敬礼など、さまざまな問題が取り上げられていますが…
そこには過去の戦争などいろいろなことが複雑に絡み合っているのでしょうが、私は難しい事はよくわからないのですが、自分の住んでいるこの国に感謝する気持ちの”旗”は日々手に持っていたいなと想ったりします。
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>日和さんへ (はまとこ)
2006-03-27 12:45:40
>日和さんへ
たしかに日の丸・君が代が国旗・国家であることは戦争の歴史と重ね合わせ考えられますね。
僕は賛成でも反対でもないのですが、オリンピックや行事で日の丸が掲げられる光景をみて、それを当たり前だと感じています。
そういう日本人って多いと思いますけどねぇ。
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