浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

旅立ちのとき

2005年06月06日 | 日常

別に卒業するわけじゃないし、転職するわけでもない。ましてや引越しもしない。じゃあ何なのか。それは、これです。SA270012

僕が勤めている施設の自転車置き場近くにツバメが巣を作っています。毎日、通勤すると見上げるのですが、親鳥がしきりに餌を運んではヒナにあげています。どうやら、3羽いるようです。

そういえば、昨年も同じ場所に巣を作っていました。その時、巣の下に1羽ヒナが落ちているのを見つけた僕は迷った挙句、巣に戻してあげることにしました。話では、一度落とされたヒナは巣に戻しても、また落とされると聞いたことがあります。鳥の世界も弱肉強食なのでしょうか。

その後、そのヒナがどんな運命をたどったのか、僕は知りません。出来ることならば、どこかで元気に過ごしていてほしいのですが・・・。

そんなことを思いながら、今年の巣を見上げた翌日には、巣は空っぽになっていました。

自分自身の翼で旅立つことを決めたようです。


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4 コメント

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きっと元気に巣立っていったことでしょう。 (kaorim)
2005-06-07 14:21:02
きっと元気に巣立っていったことでしょう。
ところで、因島はいいところのようですね。たくさんの島があって、高速道路で本州や四国と繋がっているのですね。大阪出身なのにあの辺は行ったことがなくて。
広島では市内と倉敷ぐらいしか行ったことありません^^;
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今年来なかったの。。つばめ。 (桜子)
2005-06-07 15:11:27
今年来なかったの。。つばめ。
うちのアパートのとこに、つばめのすがあって
越してきたときから、ずっと来てたのに、今年は来なかったの。。。なんかすごく寂しい感じです。

旅たちって人も動物もなんかこう、あぶなげなところがありますね。
きっと大きく素敵な日々を送ってくれることと
祈ってます
がんばれ つばめたち!!!

狭くで情緒ないトンネル(笑)
ぜひ行ったときには案内してくださいね!
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>kaorimさん (hamatoko)
2005-06-07 22:03:52
>kaorimさん
彼らは巣の中では生きていくことが出来ません。
自分の翼で、飛び立たないと生きていくことが出来ないのです。
そう考えると凄いですよね。人間なんて自立できない人が多いですもん。
因島はいいところですよ。都会などに比べると便利なものは無いし、楽しい遊び場もないです。ましてや欲しいものを選べるほどのお店もないし・・・。でもね、穏やかな、ゆっくりした時間を過ごしたいならお勧めです。
たぶん、都会で生活する人たちにとっては物足りないでしょうけど、こういう時間の使い方もあるのかなぁと思うのです。
ぜひ、遊びに来てくださいな。案内しますよ。
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>桜子さん (hamatoko)
2005-06-07 22:10:14
>桜子さん
ツバメは同じ所に戻ってくると言いますよね。
でも、その時々で気候が違ったり、条件が違ったりして戻ってこないこともあるそうです。
まあ、人間も必ずしも故郷に戻るわけではありませんし、そこに居なくても元気に暮らしているんではないでしょうか。

動物にしても人間にしても旅立つ勇気って大切にしたいですよね。不安と希望とが重なり合う中で、自分の足(翼)で、一歩前進するのですから。
僕も応援しています。

因島に来られた際には、「青影トンネル」だろうが、「土生港」だろうが、アキヒト・新藤の実家だろうが、案内しますよ。
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