先日、いつもお世話になっているサッカー指導者の方とお話しする機会があり、心に残るお話をして頂きました。
それはその指導者と選手との会話でした。
指導者『サッカーは何人でするか、知っているか?』
選手『11人です。』
指導者『どうして、そう思う?』
選手『・・・・。』
指導者『じゃあ、君たちが試合会場に着きました。試合時間になっても相手は来ません。審判も来ません。サッカーの試合は出来るか?』
選手『!! 出来ません。』
指導者『じゃあ、サッカーは何人でするの?』
選手『自分たちのチームと相手チームと審判で25人です。』
指導者『もう一度よく考えてみなさい。』
この指導者は別に選手に意地悪をしているわけではありませんし、ナゾナゾを出しているわけでもありません。
その選手に自分が好きなサッカーをするためにどれだけの人が関わり、支えてくれているのか伝えたかったのです。
それも自分自身で気づいて欲しかったのです。
それに気づけば、今自分がしている行動が誇れるモノかどうか自ずと分かろうというものです。
これはサッカーに限らず、様々なことに当てはまることだと思います。
そして、僕に対しても問いかけているのだと思います。