浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

36℃の言葉

2012年06月07日 | 福祉

新聞の広告欄に「36℃の言葉。~あなたの体温を、伝えてほしい。~」 と載っていました。

おそらく、殆どの人は目にしたことすら意識していないかもしれません。

日本福祉大学が10年前から行っている高校生福祉文化賞エッセイコンテストのテーマです。

僕自身が福祉関係の仕事をしていることもあり、また出身大学の行っている企画でもあり、気になるコンテストです。

本当に身近な「人とのふれあい」や「家族」、「暮らすまち」などにスポットをあてて高校生がエッセイを書いていますが、過去の作品などを見てみると、つい自分の暮らしと比べてしまいます。

「介護が必要だから・・・」「障がいがあるから・・・」そんな理由で福祉が必要とされているのではありません。

人が人と関わって暮らしていく中で、誰しもが誰かに支えられているのだと思います。

息子が高校生になったら、ぜひ応募させてみたいと思います。