浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

3年後の自分

2011年01月16日 | 日常

高校生の頃にサッカーをしていて、

「あぁ、今の自分は中学生の頃の練習の貯金でサッカーをしているな」

と感じたことがあります。

中学生の頃はサッカーがしたくても3年生になるまでサッカー部が無くて、陸上部に所属しながらスポーツ少年団で練習を行なっていました。公式大会に出ることも叶わず、年に一回ある島内の大会で試合をするくらいでした。

それでもサッカーが好きでたまらなかったので、陸上部の練習も手を抜くことは無かったし、その後でもサッカーボールを蹴っていました。

そんな練習の成果が出たのは、高校生になってからのような気がします。もちろん、中学3年生の時にサッカー部が出来て、広島県でも常に決勝に残るチームになりましたが、それは他の仲間たちが頑張ったからであって、僕自身の力としては足りなかったと思います。

高校生になっても、それまでの積み重ねがあったから頑張ることが出来たし、個人としても成長できたのだと思います。

今、中学生の指導をしていて、とても頑張っている選手たちを見ていると、そんな昔の自分に重なったりします。とても一生懸命頑張っているけれど、結果として残せない状態が続いたりします。

でも、そんな中学生たちに伝えたいです。

『今の君たちの努力は、3年後の自分を築いているんだ』と。

そして自分自身の胸にも問いかけたいです。

『その自分の言動で、3年後の自分はどうなっているんだ?』と。