浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

人材

2010年09月10日 | 福祉

今年も大学生が実習に来ています。社会福祉士養成カリキュラムが変更する過程にあって、僕も社会福祉士の実習を受け入れるための資格をとりましたが、実際のところ、通常業務をこなしながらの指導は大変なものです。

実習受け入れを始めて7~8年経ちますが、なかなか手応えのある学生はいないもので、酷い時は「今すぐ帰って!」と叫びたくなる学生もいました。

さて、今回の学生ですが、可愛い女の子(15歳年下ですからね)で、とても一生懸命に学んでくれています。もちろん、勉強不足だし、視野の狭さも感じるし、物足りないところも沢山あるけれど、なにより高齢者や家族の話を一生懸命に心を傾けて聴くことが出来るという、一番大切なモノを持ち合わせています。

きっと家族に大切に育てられて来たんだろうなと感じます。

まだ挫折・失敗体験をしていなくて、どれ程のメンタル面の強さがあるのか分かりませんが、おそらく彼女のような人材がソーシャルワーカーとして働けば、戦力になると思います。

あと4日間の実習をやり遂げて欲しいと思います。