虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

 朝日「声」の欄、投稿者に嫌がらせ

2013-06-29 | 新聞・テレビから
昨日の新聞だけど、朝日の「声」の欄、投稿者に嫌がらせの記事。

朝日の「声」の欄の投稿者の投書、住所、電話番号が昨年秋から今年の春まで少なくとも30人分、無断でネットにのせられ、14人が無言電話や嫌がらせの電話をうけ、2人には郵便物が届いたそうだ。

安倍晋三の改憲姿勢への疑問を書いた投稿者は「売国奴」という電話があり、憲法9条を守りたいと書いた投書者には「おまえの家はわかっている」などの電話もあったそうだ。

朝日では、具体例としては、この2件だけしかあげておらず、一般的なネットでの個人情報の使われ方の問題としているが、この30件の投書内容をもっと公表すべきだろう。

おそらく、その投書内容が、憲法や原発、アベノミクスなど、今の安倍政権への批判の投書であることはまちがいない。朝日は、政権批判の投書者にかぎって、名前がのせられ、嫌がらせを受けている、と書くべきなのだ。しかし、そう書いたら、政権に批判的な投稿はなくなる。新聞の命はおしまいだ。


それにしてもいやな世の中だ。げれつすぎる。政権に批判的な声を、「サヨク」「売国奴」「アカ」などと中傷、攻撃するのは、ネットではよくあるけど(個人としてそう思うならまだしも)、どうも、個人として攻撃しているのではなくて、どこかの影の団体が組織的にやらせているのでは、と妄想する。いや、ありうるかもしれない。

原発推進のために、莫大なお金を方々にばらまいてきたこの国だ。憲法を守る、とか原発反対の声を封殺するための対策費くらいは当然、計上しているのかもしれない。

半世紀前の日本なら、ここまで低劣なまねできなかったはずだ。

ついでだが、朝日の「社説」は、「声」の投稿者のように嫌がらせを受けることはまずあるまいと思う。毒にも薬にもならないからだ。「声」がそれだけ、真摯な内容だからだ。


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2 コメント

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小説「お蓮」 (山岡義金)
2013-06-30 13:15:54
記事には全く関係のない内容で申し訳ありません。
鏡川 伊一郎さんのFBで連載小説「お蓮」の投稿がありましたので・・・
30日付けの「荘内日報」に掲載されたはず(東京にはまだ到着していない)の連載小説の「これまでのあらすじと主な登場人物」。めずらしいことをやってくださるものだ。
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Unknown (荘太郎)
2013-06-30 22:06:04
情報、感謝します。
小説「お蓮」、当然、清河八郎も出てくるでしょうし、読んでみたいですね。
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