虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

国会記事チェック⑤

2013-05-15 | 新聞・テレビから
しつこく、国会記事チェック(笑)

昨日の国会。午前と午後、テレビ、ラジオ中継あり。

今朝の新聞記事。
4面の下段、例によって、「この日の一問」のみ。

本日は、民主党の牧山氏の「政治家の役目は、若者の政治に対する関心をよび覚ますことだ」の言葉。見出しは「若者が政治考える教育を」。牧山氏は、若者の投票率をあげる工夫としてノルウエーの例を出して提案したそうだが、安部氏は「ご指摘の試みも検討する」と前向きに答弁した、とのこと。

この日は安倍政権の政治姿勢についての集中審議のはず、TPPや憲法改正、増税など問題にすべきテーマはあるはずなのに、民主党の牧原氏も「若者の政治への関心を高める提案」とは、のんきな質問だ。また、これを「この日の一問」にとりあげる記者の政治感覚もどうかしている。

若者の政治への関心を高めたいなら、毎回、国会のテレビ中継を義務づけ、夜、働く人が家にいるときに録画放送をしたらよい。長すぎるなら、ダイジェスト版を流す。新聞も、その日の一問ではなく、毎回、質問者の要旨を書くべき。国会を報道しないのに、若者に政治に関心を、などとちゃんちゃらおかしいわ。

国会での国会議員の姿、話し方、顔をテレビで流したら、これはこれで芸人の出るクイズ番組よりもおもしろいにちがいない。国会議員の話し方のまねをする人もいるかもしれない。
たとえば、安部首相なら、言葉を切って話し、わけでございまして、まさに、しっかりと、などを多用する。

「えーと、新聞は、国会を、記事にしないわけで、ございまして、これは、まさに、国会軽視、といってよいわけでございまして、しっかりと、国会を、記事に、していただき、テレビでも、しっかり、放送、して、いただきたい、わけでございます」とかね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。