虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

茨木の古本屋

2010-04-14 | 日記
用事があって茨木市までいったが、そのとき、小さな古本屋さんを教えてもらった。
スーパーの前にある。スーパーの駐車場は利用できるし、人が集まるしで、立地条件はいい。いや、この立地条件だからこそ、生き残っているのだろう。

四畳半一部屋くらいの広さだが、アダルトビデオ(CD)やアダルトマンガと普通の古書が半々。こうでないと、お客さんは来てくれないのだろう。これも生き残りの策かもしれない。店主は髭面の、いかにも古本屋のおやじらしい人。古書の品揃えはいい。日本の名著や岩波文庫も多い。大塩平八郎もあった。趣味はあう。ただ、ブックオフみたいに安くはない。日本の名著で、600円くらい、文庫はどれも定価の半額で売っている。また、来たいな、と思った。

それにしても、茨木市といえば大きな町で、人も多いのに、ここにはブックオフがない。ない土地もあるんだな。

ちょっと調べてみたが、大阪はブックオフは46店あって、近畿でトップ。近畿で一番少ないのは和歌山、4店。

四国や九州など地方の県は店舗数一けたのところが多い。ところが東京は146店とダントツ。