らんかみち

童話から老話まで

バイオレットかパープルか

2015年06月27日 | 酒、食
             

 アーティチョークが咲いた。でもこれが「パープル」なのか「バイオレット」なのか分からない。種の袋に印刷された写真と比べてみたら、どっちでもない気がしてきた。ましてや色で判断できない。

 そもそもパープルとバイオレットって、どちらが紫でどちらが青紫なのか知らないしぃ。で、ネットで調べてみたところ、どうも寒色系がバイオレット(青紫=すみれ色)で、暖色系がパープル(紫色)ということらしい。

 それは理解したけど、トゲのあるアーティチョークは注文していない。もしかしたらアーティチョークというのは個体差の大きい植物なんだろうか。
 でもアーティチョークの瓶詰めを作っている動画を見る限り、ほぼ同じ大きさの形も同じものを加工している。そうじゃないと機械に通しにくいわなぁ。

 ここまで違う花が咲くと、イタリアの種屋さんが、あちらこちらのアーティチョーク農家から種をかき集めて適当に詰めているんじゃないかと邪推したくなる。イタリア人だから、さもありなん。受け入れるしかないのだろう。

 それはさておき、紫衣(しえ)で検索したら僧侶の衣と分かったけど、パープルもバイオレットもヒットする。日本古来の色見本ってのがあるんだろうけど、なんだか混乱してきたぞ、マンマミーア!