らんかみち

童話から老話まで

今年のビワ種酒はウォッカで

2015年06月20日 | 酒、食
 今年もビワの季節となり、ご近所さまから一盛りいただいた。茂木という品種で、やや小ぶりながら甘みが強く、当地では人気がある。昨年はジャムにしても上手く粘りが出なかったけど、今年はペクチンを用意してある。
 さあジャムを作るぞと気合いを入れて今朝見たら、枇杷は母によって半分ほど食べられていた。これじゃあジャムにできん!

 仕方ないので種をゴミ箱から回収して洗い、表面をフォークで突いて穴を開け冷凍した。この方法で焼酎に漬けるわけだけど、このお婆ちゃんの知恵袋的手法が上手く行く確信はない。蛸は冷凍したら軟らかくなるし、梅酒も冷凍した実を使うと早くエキスが出るというからね。

 香りが全てというビワ種酒ではあっても、レモンの酸味も追加したい。果実酒用の焼酎でもブランデーでも結果は同じだと思うけど、今回はウォッカを使ってみよう。
 ジンも良いけど、レモン酒に使ってみたら御利益がなかった。わずか一週間ほどでジンの爽やかな香りはレモンの香りにかき消されてしまった。同じことになるなら口当たりを重視してウォッカを試してみよう