らんかみち

童話から老話まで

村人を増やす努力が先なのか

2011年06月17日 | 暮らしの落とし穴
 村人が長く苦しめられてきた問題の一つを全面解決に導くべく、本日は県外企業との折衝です。村人はだれも力を貸してくれない、というわけじゃないんですが、むしろその方が企業側にとっても物事を穏便に運べるということもあって、損長が村人から付託された格好で話を進めました。
 
 その結果、おおむね村の意向に沿ったかたちで解決しそうです。といっても、昨日今日の思いつきで上手くいったわけではなく、この9か月間ずっと解決策を模索してきたんです。ぼくが一人で悩んだって上手くいくはずもない大きな問題なので、島全体を巻き込むようにレールを敷設しました。

 それは上手くいったけど、まだ更に大きな問題が着々と進行していて、まさか暴力で解決するわけにも行かず、悩ましい。そうしているうちにも村人はどんどん高齢化して、解決しようという意欲を失ってしまうでしょう。目下の課題は若い村人を増やすことですが、それこそ先が見えない目標です。今はただ地域活性化に腐心するばかりです。