会場にうかがったのは2月14日なのに、アップが遅れて申し訳ありません。
札幌芸術の森版画工房に勤務している「クリケン」こと栗田健さんは、1月末までで閉店したブックカフェ「喫茶開化」の常連で、「ここでたくさんの友達ができた。これからどこにいったらいいのか」と落胆していましたが、同店は2月中は「開化 & more」として、ちょっとスタイルを変えて営業を継続しています。
びっしりと壁を覆っていた書棚の本などは半分近くが売れたので、棚の一部を動かし、奥が展示スペース兼「クリケン・アトリエ」となっています。
実際、栗田さんが、ほぼ毎日仕事の帰りに訪れて筆を執っています。休日はずっといるそうです。
「アトリエと個展会場の中間みたいですね」
と筆者が言ったら、うなずいてくれました。
「絵の配置などは毎日変えていくつもりです」
と話しており、いつ訪れても違った雰囲気の会場になっていそうです。
こちらは、手前の書棚スペース。
机の上には、その時々で雑誌などを「特集」して、ならべています。
このときは「pen」でした。
背後の書棚を見ると、これまで奥と手前に重ねて置かれていた部分がほとんどなくなるなど、かなり冊数が減ってきているのがわかります。
ボリス・ヴィアン全集とかは、まだ残ってるようですが(装幀でわかる)。
2010年2月11日(木)-28日(日)2:00-11:00、水曜休み
開化 & more (札幌市豊平区平岸3の9 第一恵信ビル2階)
□栗田さんのサイトhttp://www.geocities.jp/kuritari/
ブックカフェ開化、1月30日閉店
■栗田健展「硝子戸のなか」 (2009年5月)
・地下鉄南北線平岸駅から6分
・同南平岸駅から11分
・じょうてつバス「環56 平岸線」の「平岸3の3」から3分
開化の通常営業時、私はそう頻繁に行っていた客ではなく、閉店前の元開化のお客さんの事もほぼよく知らない
お店でしたが、アートに限らず、多面的かつ興味深い引き出しが広く深く、また開けている所、と感じていました。
展示やライブ等のイベントも行われ、人と人の繋がる場でもあった、と思います。(あくまで一客の感想です。)
面白いと思える場所で、面白いと思える事ができないか、と思い今回展示&制作をさせてもらっています。
毎日会場で制作して展示替えしています。基本的に飲食店で、昼はコーヒーなど、夜はアルコールなどの営業をしています。
決してプライベートスペースではないので、制作中も気軽に出入り自由です。
展示は28日までやっています。お店(開化&more)も、元の開化と少し違った形で3月以降も継続される様子です。
記事の掲載をありがとうございました。
たぶん、自分がうかがったときにくらべて、だいぶ中の雰囲気も変わってるんだろうなあ、と思いつつ。
計画さんではない方が継続するのでしょうか。
どんなスタイルになるのか、ちょっと楽しみですね。
なかなか伺えなくて申し訳ないのですが。
住まいとおなじ豊平区ではあるんですけどねー。
マスター、3月以降もお店にいるようですよ。
開化関係またなにかイベントなどありましたらご案内しますーーーー。
なんか、閉店! といってたわりには、なかなかしぶとい(笑)ですね。もちろん、ことほぐべきことなんですけど。