北海道美術ネット別館

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2月5日と6日の概略。東京2017-1 (4)

2017年02月17日 08時58分17秒 | つれづれ日録
 2月4~6日に所用のため東京に行き、そこで見た展覧会については、藤沢レオさんと熊澤桂子さんが出品していた「REIJINSHA GALLERY’S EYE Vol.2」と「吉岡徳仁 スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線」の記事を書いた後、例によって、続きの記事がアップできていません。
 もし、続きを楽しみにしていた方がおられたら、まことにすみません。

 このままでは、いつ完結するかわからないので、概略のみ先に記しておくことにします。

 5日。
 JRの「上野東京ライン」で上野へ。

 まず東京都美術館でティツィアーノとヴェネツィア派展
 ここは朝9時半から開いています。会期は4月2日までなので、あまり混雑していませんでした。
 ティツィアーノ「フローラ」は絶品でしたが、よく知らない画家の絵が多かったです。

 次に、予定を変更して、国立科学博物館のラスコー展
 いまから2万年ほども前の人類がフランスのラスコー洞窟に描いた壁画がテーマの展示。
 考古学・人類学の博物館らしい展示であると同時に、アートの展覧会でもあります。
 2月19日までと、会期末が近いこともあって、会場内はたいへんな混雑でした。さわって体験できるコーナーなどは、ほとんど近づけません。
 ただ、レプリカとはいえ、こんな大昔の壁画が眼前に展開してあるのは、たしかに感動します。

 図録が手近な厚さで、図版もわかりやすいので、良かったです。

 上野駅から山手線に乗り、神田で中央線快速に乗り換え、新宿へ。

 霧雨の中、初台のオペラシティまではるばる歩いて(新宿からひと駅なので歩いたら、遠かった…)、NTTインターコミュニケーションセンターへ。
 Perfume を支えるチームとして名高いライゾマティクスの展示を見るためでしたが、同時開催の「アートコム」のインスタレーションが面白かったです。
 「アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの『ポエティクス/ストラクチャー』」は3月20日まで。

 オペラシティ内のイタトマで、スパゲティの昼食。

 帰路は、初台から京王新線に乗りました。
 新宿で湘南新宿ラインに乗り換え、大崎で降車。

 大崎から道に迷いながらも、北品川の原美術館へ行き、エリザベス・ペイトン展。5月7日まで。

 1990年代に話題になった英国の画家なんですが、う~ん、よくわかりませんでした。図録も刊行前。

 ここからホテルまでは一直線。
 15分ほど歩いてホテルにたどり着きました。
 すでに2万歩を超え、かなりつかれていたので、天王洲アイル行きは取りやめました。

 2月6日は月曜日。
 美術館の大半は休みです。

 北海道がらみの展覧会が二つ開かれていたので、行くことにしました。

 ひとつめは、西新宿の超高層ビル街にあるエプサイトギャラリーでの大橋英児写真展「Existence of」です。
 大橋さんは札幌在住で、近年は、自動販売機のある風景をテーマにした写真で知られています。ずっとモノクロで撮影していましたが、今回はカラー。
 この写真展は2月16日で終わってしまいましたが、ひきつづき、六本木の禅フォトギャラリーで3月1日まで個展があります。

 大橋さんは札幌でも個展会場をさがしていますので、見られることを期待しましょう。

 新宿から、前日に引き続いて中央線快速に乗り、東京で山手線に乗り換えて有楽町へ。

 銀座1丁目のポーラミュージアム アネックス青木美歌 あなたに続く道
 あやしくも美しいガラスの立体の展覧会。
 26日まで。会期中無休です。


 2日間で足を運んだギャラリーと美術館は計6カ所でした。

 なるべく早く、画像入りの記事をアップしたいのですが…。


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