「雪景山水」など美術品23点、1億5000万円相当盗難 奈良

「雪景山水」など美術品２３点、１億５０００万円相当盗難　奈良(産経新聞) - goo ニュース

　3日午前８時半ごろ、奈良県桜井市初瀬の私立施設「大和玉仙閣美術館」＝岸本嘉郎館長（７５）＝で、展示されていた円山応挙の掛け軸など計２３点が盗まれているのを出勤した従業員が見つけ、桜井署に届け出た。被害総額は時価計１億５３６０万円相当に上るとされ、同署では窃盗事件とみて捜査している。

　調べによると、同館は３階建てで、１階駐車場のシャッターがこじ開けられ、階段に通じるガラス戸が割られていた。さらに、２階展示室に入る自動ドアが壊され、展示ケースのガラスも割られていた。
（中略)
　盗まれたのは、時価約５０００万円とされる応挙の掛け軸「雪景山水」や、横山大観の掛け軸「山羊（やぎ）」（時価約１２００万円相当）など。

　また、酒井田柿右衛門作の飾り皿（同約６０万円）、富岡鉄斎が絵をつけた水差し（同約４０万円）なども被害に遭った。いずれも文化財指定品ではないが、近世・近代を代表する巨匠の貴重な作品だという。
（以下略)

　4日朝刊各紙で報道されていたのですが、いちばんくわしい産経のサイトからコピペ。
　1日のテレビ「何でも鑑定団」で同館の所蔵品が紹介されていたそうですが、筆者は見てません。

　それにしても思うのですが、美術関係の記事が社会面をにぎわすとき、3回に1回ぐらいは盗難事件のような気がします。

　こんなに大々的に報じられては、売りさばくわけにも行かないでしょうね。
　犯人、どうするんだろう。
　黙って返してほしいですね。

　あと、鉄斎の絵付けの水差しって、そんなに安いのかなあ、と、ふと思いました。