新道展も中止。道内三大公募展はすべて来年に延期

　きのうツイッターに書きましたが、新北海道美術協会は、今年9月に札幌市民ギャラリーで予定していた第65回新道展の開催中止を決めました。

　すでに、6月の第75回全道展、10月の第85回道展の1年延期が決まっており、これで道内の三大団体公募展は、新型コロナウイルスの対策で、足並みをそろえた格好になりました。

　団体公募展は、現代アート関係者や多くの若手美術家にとっては縁遠い存在になっていますが、長い歴史があり、これを拠点に創作に励んでいる人、鑑賞を楽しみにしている人は、まだまだ大勢います。
　今回の決定は残念ですが、5回刻みの「記念展」が来年、無事に開催できることを願っています。


　他の団体公募展はどうなっているのでしょうか。

・美工展　4月開催予定だったが中止
・写真道展　4月開催予定だったが延期
・北海道書道展　4～5月開催予定だったが延期(年内開催を目指す)

　毎日書道展の北海道展(9月)、読売書法展の北海道展(11月)は、いまのところ開かれる予定のようです。ただ、毎日書道展自体はもう中止が決まっているからなあ。

　9月に札幌市民ギャラリーで開く予定の道美展は、いまのところなんの発表もありません。　


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