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シムカップアートキャンプの記事

2011年09月26日 22時32分13秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞2011年9月6日、富良野版から。

 【占冠しむかっぷ】小さな村で世界トップクラスのアートを体験しようと「シムカップアートキャンプ2011」(主催・NPO法人占冠村づくり観光協会、共催・道文化財団)が1日からスタートした。10月10日まで開かれる。

 この事業は作家が地域に滞在しながら作品を創ったり、住民と交流したりして芸術を近くで体験できる。

 アートディレクターで作家の、よしだぎょうこさんや金沢美術工芸大などの学生たちが期間中、村に滞在し村民や来場者の感性に訴える。入場、観覧は無料。

 よしださんのオープンスタジオは双民館で開かれ、制作過程を間近で見られる。雪の結晶をテーマにした作品で、20日まで。

 3日は金沢美術工芸大学大学院の荒殿優花さんと神谷麻美さんによるワークショップが道の駅で開かれた。

 荒殿さんは、空き箱を使って色の広がりや深みの世界を見せた。神谷さんは、参加者に布をかぶってもらい、そのシルエットに色をつけていきひとつのデザインに仕上げた。

(中略)

 13日には、ニューヨーク在住の大岩オスカールさんが占冠の自然と動物をイメージして制作した24×3.3メートルの巨大壁画が道の駅横の農協倉庫壁面に登場する。

 (中略)また、若い作家たちによるグループ展「はたちの体温」(13日~10月10日、占冠地域交流館)も開かれる。





 占冠村は上川管内の最南端の盆地にあります。
 昔は、知る人ぞ知る小さな村でしたが、今は「トマムリゾートのある村」といえばわかる人も多いでしょう。
 さらに、道東道(北海道横断自動車道)が、帯広までの全通を目指し村内で、急ピッチで工事中です。

 そういうところに著名な画家の大岩オスカール氏が来て巨大な壁画を描いたというのに、5日遅れで富良野版にしか載らないというのも、ちょっと惜しい話です。
 車で通りがかることもあるでしょうから(上の地図は、道の駅の位置を示す)、そのときは、壁画をぜひチェックしたいと思います。


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