今週の札幌時計台ギャラリーでは、道展に所属する画家5人の個展がひらかれています。日本画が4人、油彩が1人で、たしかに、同ギャラリーの全室が個展になるのは年に何度もないとはいえ、どっかのブログにあるように「若手6人のそれぞれの個展」というような総称はついていません。B室の北口さんは1962年生まれ、これが14回目の個展ですから、若手とよぶには失礼なキャリアの持ち主です。
北口さんというと、 . . . 本文を読む
道展の日本画部門で、若い世代を代表する作家のひとり。いわゆる「日本画」らしくない、ふしぎな世界を描きます。
今回は、2室を使用し、札教大在学中から現在までのあゆみを振り返られるようになっています。
当初は人物などを描いたオーソドックスな画風であったものが、徐々に超現実的な建築などをモティーフにするようになり、さらに近年は、その建築と有機的な線をくみあわせた独自の画境をきりひらいています。
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抜群の描写力でめきめき頭角をあらわしている若手・駒澤さん。
昨年暮れにつづき2度目の個展ですが、初個展は急遽決まったものだったため、当初の予定はこっちが初の個展になるはずだったらしい。昨年にくらべて壁面が意外に足りず、展示するつもりだった作品があまってしまったということです。
札教大の大学院を修了したばかりとあって、あんまり新作がないけれど、まあ仕方ないか。
冒頭の画像の作品は「ふた . . . 本文を読む
あちゃー、すっかり古い話題になってしまった。
いちおう筆者は、客中公(客観・中立・公正)を旨とする会社の人間である。
したがって、書きたいことは山ほどあるのだが、ここに書くことはしない。
選挙期間中、ちょっと感じた、いわば本筋ではない話をすこし書く。
冒頭の画像にある、自民党陣営の赤いポスターのことだ。
投票日の直前になって札幌市内のあちこちに貼られていた。
この「逆風に負け . . . 本文を読む