くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

2010-09-24 06:50:40 | Weblog
何だかんだで気候も落ち着いてきているようで、
秋の気配はしっかりと感じられる今日この頃、
スーパーに並ぶ食材はすっかり秋モードです。

今年はイマイチ不漁だったようで
秋刀魚の値段が例年より少し高いようですが、
鮭は例年より若干お買い得のように感じます。
詳しくは知りませんが豊漁だったのでしょうか。

そんな鮭の刺身や切り身などを物色していると、
何やら見慣れない物体が目につきました。
淡いピンク色をした巨大なナメクジのような怪しげな風貌。
3~4本がピチッピチにパックされて並べられています。

こんな目立つ物体が
何故例年は目に入らなかったのかという程の存在感。
そう、それは鮭の白子という代物です。

この怪しげな物体はいったいどんな味がするのだろう。
量の割りには手頃な価格…

調理方法はまったく知りませんでしたが
気付いた時には既にカゴの中。
レジにて会計を済ませておりました。

家に帰ってからインターネットでレシピを調べてみましたが
特にピンと来るものがなかったので、
とりあえずニンニクと青菜と炒めて、塩コショウで味付けをしてみました。

ネットリとした舌触り、独特の臭み、ほのかに感じる鮭の匂い。
何だか鮭もどきの奇妙な味でした。
美味しいといえば美味しいのですが、ご飯のお供ではありませんね。
どちらかというと酒の肴という感じでした。
シンプルに焼いて、塩と何か柑橘系の果汁を
合わせるのが良さそうですね。

そういえば同じ売り場にイクラもたくさん売られていたことを思い出し、
イクラと白子を一緒に食べたら身体の中で何かしら起きるだろうかと、
馬鹿げた空想を巡らせてみたりしました。

自分の身体から鮭の稚魚が放たれ…、
大人になった鮭達は下水を溯上して…、
そしていずれ私の中へ産卵しに帰ってくる…!

あわわわ、この辺にしておきましょう。