2016年7月号
表紙は、素潜り、らいかさん。
水中で笑顔のピースサインが可愛らしいです。
他、弁丸くんもふんどし姿で潜ってたり、月英&孔明さんは潜水艇!?
今月の「女じゃなければで男?で賞」は、『男子の花園』!
父子2人の家庭に現れたのは・・・?
樹さんと太陽くん、父子2人で暮らしていた所に、樹さんの父上が現れて、
押しかけるように一緒に暮らすなんて言い始めたから、樹さん困惑中・・・
といった感じに始まった本作品。
今回は、追い出しても戻って来る父上に手を焼きつつも、
家事をしてくれることで、樹さんが助かってしまうあたりが面白かったり。
そして出勤しますが、いつものような寝癖がなく、服もきちんとしている樹さんを見て、
「女ができた」と職場の人たちが考えていたのは、当然というか、自然な発想です。
ところが弁当を食べる際、とんでもない弁当の中身を見た同僚から、
どんな女性がつくったんだと問われ、「女じゃない」なんて答えちゃったものだから、
【アッ(察し)】になっていたのは可笑しかった゜(*゜´∀`゜)゜
女じゃなければ男。
そんなわけで、妙な誤解をされてしまう樹さんでしたけど、直後に父上が訪ねてきたため、
誤解がとけていてよかったですね(^^;
【コミックス21巻、発売中!】
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
父の日あれこれ。
夜、就寝中のマッキーでしたが、物音に目を覚まします。
何事かと確かめに行くと、そこには怪しい男が1人・・・
と思ったら、それがマッキー父で、キッチンにて「父の日サプライズ」を
自分で用意していたというから、愉快というか、あきれるというか(´▽`;)
飾り付けからプレゼントまで、何もかも自前で用意していて、もう何と言えばよいのか。
さすがにマッキーから、「がんばればがんれるほどスベるの」なんて忠告されていて、
気の毒ではありますけど、まあ、仕方ないかな(ォィ
でも、きちんと「父の日」して送り出していたのは、マッキー、お疲れさまでした。
父と娘の関係の微妙さが感じられつつも、2人の様子に安心感がありましたね。
一方、らいかさんは、父上から感謝を半ば強制されていて笑!
そして、らいかさんの誕生日。
誕生日プレゼントを父にねだるも、内容は父任せ。
「お父さんがあたしの為に考えてくれる」ことが「嬉しい」と述べるらいかさん。
イイ話だな~と思いきや、母上の一言で、らいかさんの真意が明かされていて大笑!
イイ話じゃなかったのかよッ!!
それはともかく、父上のプレゼントが、これまたとんでもないモノで、面白かった!
らいかさんとしては、微妙な感じになってましたけど、その“プレゼント”から
別のプレゼントを渡されて、大喜びしていたのはよかったですね~。
まあ今度は、父上の方が微妙な感じになっていましたが(^^;
そんな風に、父娘の関係が興味深く描かれた今回でしたけど、マッキーにせよ、
らいかさんにせよ、良好な父子関係を築けているのではないでしょうか。
なんて感じつつ、コミックス21巻が発売中とのことで、
まだまだ今後も、楽しみです!
【コミックス2巻、発売中!】
●けいさつのおにーさん (からけみ 先生)
女子高生に危険が迫る!?
パトロール中、女子高生が騒いでいる現場にやって来た2人。
3人の女子高生にひしっと泣きつかれ、役得状態の穂苅くん(^^;
でしたけど、割と深刻なお話で、1人が怪しい男に尾行されたのだとか。
友人2人が駆けつけたことで難を逃れたものの、おしりを触られる被害もあり、
放ってはおけない案件のようです。
しかし、友人の1人ほのかさんが、チカンに逃げられたのは悔しいと述べ、
追いかけた方がよかったかな? なんて言い始めたから、穂苅くんが慌てて否定。
やはり、危険が大きいのでしょうね。
ほのかさんの帰宅後、ご両親は心配してくれて、防犯ブザーを持たせてくれますが、
穂苅くんのことも思い浮かべつつ、「大人って大げさ」なんて考えているあたり、
認識の甘さが見えています。
けれども後日、今度は自分が尾行されていることに気付き、恐ろしくなったほのかさん。
逃げ出した先に、穂苅くんたちがいて助かった・・・と思いきや?
なんて展開にハラハラしつつも、安心感のある内容でしたね。
治安を守るのが警察官のお仕事ということを、わかりやすく伝えるお話で、
手塚さんの頼もしさが、ひときわ輝いて見えました。
真面目な話、こうしたチカン系の犯罪者に、下手に反撃しようとすると、
逆上されてエスカレートするなんて話も聞くので、逃げの一手が正解なのでしょうし、
その先に信頼できる警察官の方がいてくれたら、これほど安心できることもないでしょう。
そんな風に感じた今回のお話。
頼りになりつつ、優しい「けいさつのおにーさん」の物語も、コミックス2巻発売中!
ということで、今後も楽しみです!
【最終回!】
●主任の一之瀬さん (楯山ヒロコ 先生)
コミックス2巻は、7月7日発売! ・・・ですが、最終回!!
最後は、新人さんが入って来てのシメとなりましたが、
そこに「主任の一之瀬さん」は、もういない・・・なんて寂しい内容に!?
「ヤケッパチCMで一時ほんのり話題になった会社」であるヒカリ飲料株式会社。
そこにやって来た新人・沼田さんは元気いっぱいで、あのCMを見て入社を
希望したというから、大丈夫なのかなと心配にもなります(ォィ
小川さんは先輩風を吹かせてますけど、沼田さんはだいたいのことを理解していて、
先輩らしさを発揮できてないのが、小川さんらしいというか(^^;
そして、沼田さんのお目当ては、一之瀬さん。
あのCMを考案した彼女を尊敬している風で、そのあたりも面白かったのですが、
実は、主任の一之瀬さんはもういないなんて話になって・・・
そんな展開に、「え?」と驚くも、妙な肩書の「主任」になっていたのは笑!
いいのか、そのネーミングは!? なんて思うほど、ファンタスティックな名称でした。
まあ、そんなこんなで結局、変わらない一之瀬さんのはっちゃけぶりが、
いつも通りに繰り広げられていて、楽しい最終回となっていました。
会長さんとしては、一之瀬さんを出世させたかったようですけども、
一之瀬さんには、このいつも通りな感じが性に合っているといった雰囲気。
ゆえに、そのことそのものが、本作品の面白味でもあったのだな~と感じられる
ラストになっており、そのあたり爽快感がありましたね。
なんて感じつつ、楽しませていただきましたー!
【ゲスト作品】
●マツ係長は女オタ (奥十 先生)
アイドルオタクな女性係長さんのお話。
マツ係長(31)は、販売部の星といわれるほどの女性。
仕事熱心で優秀と評判ですが、実は重度のドルヲタ(アイドルオタク)で・・・
といった内容。
しかも、女性アイドルにしか興味がないらしく、中でも「カラフル☆ワンダー」
というグループにいる「しろたん」がお気に入りだとか。
仕事では冷静、きりっとしつつも、しろたんのプライベートショットを見るや、
取り乱すあたり、筋金入りというか、よほど好きというか(^^;
そんなマツ係長のドルヲタっぷりと、彼女の趣味を知っている部下ウメくんの
振り回される姿が、面白い4コマ作品になっています。
好きなものがあると活力になりますよね~。
なんて感じてしまうほど、パワフルにアイドルオタクしているマツ係長は、
ある意味、この社会での希望を見せてくれているのかも? と感じつつ、つづき期待!
●パパとあそぼう! (かより 先生)
父と娘のビミョ~な関係。
「まんがタイムファミリー」で人気の家族4コマが、ゲスト登場!
仕事で多忙な父上が、娘さくらちゃんと会えない生活を送っていた所、
さくらちゃんがよそよそしくなってしまって・・・ というお話。
母上から「パパのこと好きだよね」と聞かれても、「よくわかんない」なんて
答えてしまうさくらちゃん(^^;
そんなある日、2人きりで留守番をすることになった父娘。
父は喜んでますが、さくらちゃんはどんよりムードという対照的な姿が、
父娘の関係の微妙さを物語っていますね。
留守中、何かと予定を立ていた父上ですけども、予定通りにできるはずもなく、
さくらちゃんに振り回され気味で、そんな様子が楽しかったり。
何だかんだで、さくらちゃんも楽しんでいたようですし、父上殿、お疲れさまです。
でも結局、最後までつれないさくらちゃんが、これまた愉快でしたけど(´▽`;)
娘に邪険にされる父という構図は、思春期くらいならわかる気もしますが、
こんな年ごろからされてしまうと、父の心は折れてしまいそう?
それでも、頑張る父上に敬意を払いつつ、再登場などに期待です!
【その他】
●よろずや男子 (胡桃ちの 先生)
モアさん、変わる!?
新たに加わったモアさん、まず格好から変えさせられてますが、
いきなり本人が髪の毛を切ってしまって、ショートカットになっていたのは驚き。
でしたけど、外見は男性に見えるようになって、なるほど「よろずや男子」の
タイトルに偽りなしといった感じでしょうかね。 男装女子も良いものです(ォィ
ここからモアさんを加え、どのような案件に取り組むのか、楽しみ!
●孔明のヨメ。 (杜康潤 先生)
敵の懐へ、突っ込んで行く劉備さんたち。
刺客を送って来た者たちをあぶりだすべく、劉表さんの所へ顔を出す劉備さん。
そこで「髀肉之嘆」の逸話どおりの会話をしていたのにはニヤリでしたが、
見事な話の誘導で、蔡瑁さんたちの肝を冷やしていたのが、さすがです。
そして、宴会の様子から、蔡夫人と蔡瑁さんが計画の首謀者だと確信する徐兄さんが、
これまたさすがで、さらなる揺さぶりをかけていたのが、痛快でしたね~。
徐兄さん、劉備さん、そして趙雲さん、それぞれの活躍があっての成果というあたり、
見事な内容となっていましたよ。
●のちの真田幸村である (真田寿庵 先生)
のちの天下人・徳川家康!
・・・には見えない庶民のような家康さんが、面白い(^^;
まあ、変装しているということでしたけど、それでも服部さんには丸わかり。
何とも親し気というか、主従というより友人っぽい関係の2人が愉快でした。
しかし、ここで弁丸くんの素性が詮索されそうになり、喜平さんが大活躍!?
何とか家康さんの所からは逃れたものの、才蔵くんとは別れ別れに・・・
この才蔵くんって、まさか後に「霧隠」を名乗るとかではないですよね?
でも、もしそうだとすれば、いつかの再会もあり得るかも??
●歌詠みもみじ (オオトリキノト 先生)
もみじさん、千恵子さんとケンカ!?
しかし、千恵子さんは宿題やってきたのかともみじさんを心配したり、
それに対して、もみじさんは見せてくれてもいいじゃないと川柳で返したり、
本当にケンカしているのか疑わしいのは、愉快でした(^^;
まりなさんは間に挟まれて大変そうでしたけど、何だかんだで2人が仲直りできて、
その原因を知ったとき、「やってられんわー」状態になっていたのは、やむなし。
夫婦ゲンカは犬も食わない、ではないですが、そんな感じで可笑しかった!
●マチ姉さんの妄想アワー (安堂友子 先生)
マチ姉さんの子供の頃の夢が、叶わなくてよかったと思えた今回も、色々と楽しかった!
【ひずみ】人魚姫たちは、15歳になると海上の世界に出る許しをもらえる・・・
なんてお話がありますが、誰しもそんな世界に出てみたいと思うわけではないという
内容が、リアリティあって面白い(´▽`;) 引きこもりな人魚姫もいますよね(ぇ
【サプライズのひとつも期待】かのパンドラの箱のエピソード。
彼女の心の叫びを聞いてしまうと、箱を開けたのもやむなしと思ってしまいそうで(^^;
他に娯楽もないのに、こんな箱渡されちゃあねえ。
【新説】卑怯なコウモリのエピソード。
争っていた獣と鳥それぞれが有利になると、双方にイイ顔をしていたことから、
「ずるい」と言われてきたコウモリさんですが、その真実に驚愕! カッコイイよ(ぇ