五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイム 感想①

2014年09月08日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2014年10月号

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 表紙は、駅弁売りの課長さん!

 電車の方には、まりあさんと牡丹さん、お弁当を求めていますね~。

 『わさんぼん』『パパロバ』は、それぞれ新刊発売中です!

 

 

 今月の「4コママンガの使い方で賞」は、『はこいり良品』より、ビブリオバトル!

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 今回、おススメの本を紹介し合う「ビブリオバトル」のつづきでしたが、

 その中で、4コママンガをおススメする人が!?

 まさか4コマ漫画の中で、4コママンガを紹介するとは・・・ と思っていたら、

 その使用法がシュールで、笑ってよかったのかどうなのか(´▽`;)

 【作者イチオシ】って、いいんですかー! 井上先生ー!!

 でも、「不景気でシビアな現実に、荒れた心を穏やかにするのがコレ」には、同意かも?

 

 

 

【コミックス4巻、ほやほや発売中~!】

●わさんぼん (佐藤両々 先生)

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 連載再開!

 明月さんへの水無月くんのアプローチ、そのつづき。

 彼が東亰へやって来たのは、明月さんを連れて帰るため・・・

 ところが、明月さんの方は鈍感すぎて、まるで彼の気持ちに気付かない!

 

 なんて感じでしたけど、そこには萩くんもいて、男2人が明月さんをめぐって争う構図。

 水無月くんが明月さんを、土地案内を口実に連れ出そうとするや、

 すかさず萩くんも身を乗り出して、自分もと言い出すものだから、明月さんモテモテですわ。

 にこやかに拒絶する水無月くんと、不器用に割り込もうとする萩くんの対比も良いですね。

 

 そして、そんな2人のアプローチに、父上が待ったをかけますが、

 そこはさすが亰都の人、水無月くんのかわし方が憎いほどたおやかで、

 父上の頼みの綱は、萩くんだけという状況に(^^;

 まあ、父上に頼られるだけ、家族の理解という点では一歩リードかも?

 

 そんな感じで、明月さんと水無月くんのデート(?)ですけど、

 ここでついに、鈍感な明月さんも、彼の気持ちに気付くことに。

 嫌われていると思っていた明月さんでしたが、水無月くんの誠実な告白に心動かされ・・・

 と思いきや、そこで彼女から出た言葉は、職人、跡取りとしてのそれ。

 この明月さんをめぐる男2人のエピソードは、老舗の跡取り「2人」の争いと思ってましたが、

 彼女もまた、「菓子処柏木」の人間なのですよね。

 

 などなど、明月さんをめぐる水無月くんのアプローチも、ひと段落。

 萩くんの“追跡”には笑いましたけど、水無月くんにとっては苦い結果か・・・

 ただ、そこで「自由」にと考えている彼の心意気は、ちょっと素敵だなと感じました。

 そう、それくらいは自由に、ですね。

 コミックス4巻、発売中! 連載再開ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

【コミックス4巻、ほやほや発売中~!】

●パパロバ (胡桃ちの 先生)

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 ゆほびかが、なくなる!?

 冒頭、いきなりそんな話が出てきて、「最終回間近か?」なんて

 思ってしまいましたが、なくなるのは「我楽」ということで、一安心・・・ ですかね?

 建て直しで、しばらく閉めるらしく、その間、ゆほびかの厨房で調理するのだとか。

 

 そんな感じで、建て直しの話で盛り上がる一同。

 何だかんだで、新しくなることを楽しみにしているみんなが、面白かったですね。

 図面を元に相談して詰めて、なんてのを見ると、その楽しさが伝わってくるようで・・・

 そうした建て直しをめぐる、あれこれの話でしたと思いきや、ここで一つ問題が?

 

 立て直しの間、みんなはどうするのか?

 という話になり、なごさん以外の面々は何とかなるものの、

 なごさんだけは収まる場所がなく・・・ なんて展開に。

 そこへ、カンカンが助け舟を出しますが、さすがに男女2人きりというのはどーなのよ!?

 なんて思いますけど、むしろカンカンの方が危険というので、笑!

 

 そんな感じで、建て直しの話と、その最中どこへ住むかという課題でしたが、

 まさかカンカンとなごさんが、同居することになろうとは!

 ここから何かしらの進展があったりするのでしょうか?

 ということも気になりますが、それ以上に、なごさんのもてなしを

 毎日受けられるカンカンがうらやましすぎる!!

 ・・・と、わりと真面目に考えつつ、2人の関係がどうなってゆくのか、今後も楽しみです!

 

 

 

【初登場ストーリー作品!】

●ツイてるベートーヴェン (中野きゆ美 先生)

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 色々とツイちゃってるお姉さんのお話。

 山吹黄菜子さん(24)の姉・浅葱さん(28)は、ちょっと変な人。

 というのも、「何やらくっつけてしまいやすい体質」なのだとか。

 そのため、ウィーン旅行へ行ったとき、音楽関連の何かを「くっつけて」来たようで・・・?

 

 いきなり夜中に、大音量で音楽を鳴らし、指揮者の格好でノリノリになる浅葱さん。

 そうした奇行に、黄菜子さんが振り回される様子が、面白味になっている作品ですね。

 ただ、勝手にお金を使われたりするのは、なかなかハードな振り回され方ですが(^^;

 しかも、浅葱さんのツイてるのは、霊的なモノだけでなく、運勢に関してもツイていて、

 その逆に黄菜子さんはツイていないという、姉妹の対比も、気の毒ながら楽しいかも。

 

 などなど、ツイてる姉と、ツイてない妹の物語。

 とある音楽教室にて、浅葱さんはピアノに、黄菜子さんは憧れの男性に、

 それぞれ目的を持って通うことになりそうで、これから何が待っているのか・・・

 次号も登場予定のようですし、楽しみです!

 

 

②へつづきます。