2014年10月号
表紙は、駅弁売りの課長さん!
電車の方には、まりあさんと牡丹さん、お弁当を求めていますね~。
『わさんぼん』と『パパロバ』は、それぞれ新刊発売中です!
今月の「4コママンガの使い方で賞」は、『はこいり良品』より、ビブリオバトル!
今回、おススメの本を紹介し合う「ビブリオバトル」のつづきでしたが、
その中で、4コママンガをおススメする人が!?
まさか4コマ漫画の中で、4コママンガを紹介するとは・・・ と思っていたら、
その使用法がシュールで、笑ってよかったのかどうなのか(´▽`;)
【作者イチオシ】って、いいんですかー! 井上先生ー!!
でも、「不景気でシビアな現実に、荒れた心を穏やかにするのがコレ」には、同意かも?
【コミックス4巻、ほやほや発売中~!】
●わさんぼん (佐藤両々 先生)
連載再開!
明月さんへの水無月くんのアプローチ、そのつづき。
彼が東亰へやって来たのは、明月さんを連れて帰るため・・・
ところが、明月さんの方は鈍感すぎて、まるで彼の気持ちに気付かない!
なんて感じでしたけど、そこには萩くんもいて、男2人が明月さんをめぐって争う構図。
水無月くんが明月さんを、土地案内を口実に連れ出そうとするや、
すかさず萩くんも身を乗り出して、自分もと言い出すものだから、明月さんモテモテですわ。
にこやかに拒絶する水無月くんと、不器用に割り込もうとする萩くんの対比も良いですね。
そして、そんな2人のアプローチに、父上が待ったをかけますが、
そこはさすが亰都の人、水無月くんのかわし方が憎いほどたおやかで、
父上の頼みの綱は、萩くんだけという状況に(^^;
まあ、父上に頼られるだけ、家族の理解という点では一歩リードかも?
そんな感じで、明月さんと水無月くんのデート(?)ですけど、
ここでついに、鈍感な明月さんも、彼の気持ちに気付くことに。
嫌われていると思っていた明月さんでしたが、水無月くんの誠実な告白に心動かされ・・・
と思いきや、そこで彼女から出た言葉は、職人、跡取りとしてのそれ。
この明月さんをめぐる男2人のエピソードは、老舗の跡取り「2人」の争いと思ってましたが、
彼女もまた、「菓子処柏木」の人間なのですよね。
などなど、明月さんをめぐる水無月くんのアプローチも、ひと段落。
萩くんの“追跡”には笑いましたけど、水無月くんにとっては苦い結果か・・・
ただ、そこで「自由」にと考えている彼の心意気は、ちょっと素敵だなと感じました。
そう、それくらいは自由に、ですね。
コミックス4巻、発売中! 連載再開ということで、今後も楽しみです!
【コミックス4巻、ほやほや発売中~!】
●パパロバ (胡桃ちの 先生)
ゆほびかが、なくなる!?
冒頭、いきなりそんな話が出てきて、「最終回間近か?」なんて
思ってしまいましたが、なくなるのは「我楽」ということで、一安心・・・ ですかね?
建て直しで、しばらく閉めるらしく、その間、ゆほびかの厨房で調理するのだとか。
そんな感じで、建て直しの話で盛り上がる一同。
何だかんだで、新しくなることを楽しみにしているみんなが、面白かったですね。
図面を元に相談して詰めて、なんてのを見ると、その楽しさが伝わってくるようで・・・
そうした建て直しをめぐる、あれこれの話でしたと思いきや、ここで一つ問題が?
立て直しの間、みんなはどうするのか?
という話になり、なごさん以外の面々は何とかなるものの、
なごさんだけは収まる場所がなく・・・ なんて展開に。
そこへ、カンカンが助け舟を出しますが、さすがに男女2人きりというのはどーなのよ!?
なんて思いますけど、むしろカンカンの方が危険というので、笑!
そんな感じで、建て直しの話と、その最中どこへ住むかという課題でしたが、
まさかカンカンとなごさんが、同居することになろうとは!
ここから何かしらの進展があったりするのでしょうか?
ということも気になりますが、それ以上に、なごさんのもてなしを
毎日受けられるカンカンがうらやましすぎる!!
・・・と、わりと真面目に考えつつ、2人の関係がどうなってゆくのか、今後も楽しみです!
【初登場ストーリー作品!】
●ツイてるベートーヴェン (中野きゆ美 先生)
色々とツイちゃってるお姉さんのお話。
山吹黄菜子さん(24)の姉・浅葱さん(28)は、ちょっと変な人。
というのも、「何やらくっつけてしまいやすい体質」なのだとか。
そのため、ウィーン旅行へ行ったとき、音楽関連の何かを「くっつけて」来たようで・・・?
いきなり夜中に、大音量で音楽を鳴らし、指揮者の格好でノリノリになる浅葱さん。
そうした奇行に、黄菜子さんが振り回される様子が、面白味になっている作品ですね。
ただ、勝手にお金を使われたりするのは、なかなかハードな振り回され方ですが(^^;
しかも、浅葱さんのツイてるのは、霊的なモノだけでなく、運勢に関してもツイていて、
その逆に黄菜子さんはツイていないという、姉妹の対比も、気の毒ながら楽しいかも。
などなど、ツイてる姉と、ツイてない妹の物語。
とある音楽教室にて、浅葱さんはピアノに、黄菜子さんは憧れの男性に、
それぞれ目的を持って通うことになりそうで、これから何が待っているのか・・・
次号も登場予定のようですし、楽しみです!