2012年1月号
そろそろ定期的に書くのが難しくなってまいりました・・・
今月の「可愛かった?で賞」は、『笑って!外村さん』より、外村さん・・・?
「みんなでパーティーなんて嬉しいな わーい(はぁと)」とはしゃぐ外村さん・・・?(゜Д゜;)
いつも以上に様子がおかしい。(ひでぇ) こんな外村さん、本物なわけがない!
でも可愛い(ぇ。 まあ、慣れないことしたせいで、ちょっと痛い目にあってましたけど(^^;
●スーパーメイドちるみさん (師走冬子 先生)
コミックス10巻、12月7日発売!!
吉田くん待望のメイドさんがやって来た!
がしかし、ちんちくりんで吉田くん以上の毒舌家、しかもメイドたちの上役さんということで、
油断ならないちづる部長。 査定が目的で来たらしいのですが、他にも何かワケあり・・・?
吉田家でのちづる部長の行動が、吉田くんには冷たく、ほかの家族には手厚くで、
花梨さんを味方につけているあたり笑えつつ、タダ者ではないことを示しています。
わかってるな~(´▽`;)
ちまき教官の話によれば、エリート中のエリートであるとか、
ちゆりさんの話によれば、ちゆりさんよりも恐ろしいアレの達人であるとか、
ちづる部長はかなりのスーパーキャラクター、いわゆる完璧超人タイプのようですね~。
しかしそんな彼女が、来訪した倉田家や麗子さん家で、色んな目にあってたのは面白い!
「グンマー」って書いてるんですか?あのシャツは・・・??
麗子さん所はお約束でしたけど、それにしてもメイドたちの慌てぶりがスゴイ(^◇^;)
あのちゆりさんでさえ、動揺が激しいし!
などなど、ちづる部長の存在がメイドたちを戦慄させつつ、笑わせてくれる楽しい展開。
次は誰の家へ行くのでしょうか? そして、部長の真の目的とは?
どうも先月号を読んでいると、「家族」といったものがカギになりそうな気もしますが・・・?
そんな感じで、今後も楽しみです!
●ゲキカラ文化交流 (沼江蛙 先生)
『残念女子高生』の沼江先生による新作ゲスト!
カレー大好きすぎて、「カレーが好物って子供っぽい」と言われただけで錯乱してしまう、
そんなおかしな女子高生・みゆきさんが主役のようですが・・・
錯乱したまま飛び出して、行き着いた知らない町のカレー屋さん。
そこでみゆきさんが出会ったのは、インドの人らしきアイシャさん。
みゆきさんは、あこがれの本場の人間相手に、一生懸命インド風のあいさつで
コミュニケーションをとろうとするものの、アイシャさんは流暢(?)な日本語でお話しながら、
2人の面白いやりとりがくり広げられます・・・ おもに、みゆきさんがおかしいんだけど(^^;
そこへ常連の外国人さん(金髪?)がやって来て、国際派のコミュニケーションが展開。
みゆきさんの変な個性が面白味となっている印象ですが、ややウザめな彼女の“キャラ”が、
読者にどこまで受け入れられるかで、評判が左右されそうな気もします。
個人的には前作の方が、3者3様の個性がネタに反映されていて読みやすかったかも。
まあアイシャさんにせよ、キャサリンさんにせよ、まだここからなのかもしれませんので、
「もやっ」とつづきを期待しておきたいと思います!
●趣味じゃない園芸 (駒倉葛尾 先生)
『教師諸君!!』の駒倉先生が、タイスぺ初登場!
県立植物園ではたらく小野山蘭さんの奮闘記?
個性的な職員さんに囲まれて、でも彼女自身も個性派なのでワイワイ楽しいです(^^;
管理課の事務をやってる南方くんは、無愛想さん。
県庁勤めの経験があり、なかなか優秀そうなお方ですが、ボソッと毒舌家。
また、先輩にあたる藤野先輩は、植物の手入れのベテランで、蘭さんの教育係。
エプロンにもこだわる“オシャレ”でロマンチストなお方のようです。
そんな人たちを中心に、植物園での働きっぷりが面白おかしく描かれる作品。
『教師諸君!!』でもそうなのですが、駒倉先生えがく「個性的なキャラクター」というのは、
何と言うか「マンガ的でありながらも現実にいそう」な枠内におさまる無理がない人物像で、
そのあたりがツボに入るとかなり楽しめるんですよね。
地味というと言葉が悪いかもですが、そこがシブい味になってますし、
むしろそれがよいと感じる読者もけっこういそうな気がします。
つまり、本作品をもっと楽しみたいな~ということで、つづきを期待しております!
●どろんきゅー (吉村佳 先生)
ホラー×4コマ 初登場ゲスト!!!!
怖がり少女・佐倉さんと、怖いのマニア・遠藤さん。
そして途中参加の久子さん、この3名がおりなすホラー・コメディ4コマ!
佐倉さん、いきなりラブレターもらってますけど、相手はいきなり消えちゃった!
もしかして幽霊!? ってゆーか、ラブレターくれたのが女子なのはスルー?女子校ゆえ??
それに対して、怖いものが平気・・・というよりは、それを面白がる遠藤さんは、
佐倉さんをより怖がらせようと、あれこれ画策して楽しんでいます(^◇^;) ヒドイな。
まあ、佐倉さんがオバケに好かれるタチということが、根本的な問題ですけど。
怖がる佐倉さんに、笑顔の遠藤さん・・・ なんでこの2人が親友同士なのだろう?(´▽`;)
そんな2人のやりとりに、久子さんが加わることで、面白さがさらにUP!
初登場時、笑ったわ゜(*゜´∀`゜)゜ ある程度予想はしてましたけど、佐倉さんの反応が!
この3人がくりひろげるホラーな女子高生ライフが、なかなか楽しい本作品。
ホラーですが、コメディ色つよめの笑い中心な4コマとなっていて、オチが見事なネタ多し。
最後あたりは、今月号の作品中でもかなり楽しかったですし、
これはつづきを期待せざるを得ません。 つづき~!
●69億のクリスマス (三谷知子 先生)
「クリスマス」を題材にしたオムニバス作品集、12月7日発売!
オムニバスではありますが、1作1作が良作といってもよい内容ですね~。
今回のお話は「プレゼント準備工場」ということで、サンタの見習いくんとトナカイさんの話。
贈り物のラッピングが苦手な見習い少年ウノ。
“単位”がとれなくなると困るので、なんとかラッピング技術を向上させたいと考えて、
そこで目を付けたのが、長めの角が目立つトナカイのトーナでした。
いや~、このトーナが可愛い可愛い。
笑顔で丁寧に、ウノにラッピングの仕方を教えてあげるトーナ。
そんな努力の甲斐あって、ウノはサンタさんに認められるようになってゆきますが・・・
ウノとトーナ2名の交流は、上質なラッピング技術のようにやさしく物語を包み込み、
そのやさしさは2人の仕事への取り組み方に変化を与え、
やがて強い信頼関係で結ばれるという展開が楽しく、心あたたかにしてくれます。
最後の“オチ”も、2人の関係を強烈にアピールしながら笑わせてくれて、面白かった~!
まんざらでもなさそうなトーナの表情がイイね!゜(*゜´∀`゜)゜
さまざまなクリスマス物語が、心優しく、ときに切なく、でも楽しませてくれる本作品。
しかし、連載はここでひとまず「お休み」とのこと。
やや残念な気もしますけど、描き下ろしも収録されたコミックスは、12月7日発売!
いつかの再開を期待しておきたいと思います!!