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五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

★ 蒼き鋼のアルペジオ・ドラマCD『TORIO TRIANGLE』 雑感

2012年04月16日 | ★その他

『蒼き鋼のアルペジオ』(Ark Performance 先生)4巻発売記念企画、

ドラマCD&小冊子応募者全員サービスの、ドラマCDが届きました~!

(小冊子は後日郵送となるようです 追記感想はこちら

 

ということで、ドラマCDの雑感めいたものでも、ちらほら・・・

キャストなどについては、こちら(コミックナタリーさん記事)をご参照ください。

このほかにも、数名の方がご出演されています。

 

 

 

以下、多少のネタばれあります。 (未視聴の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●蒼き鋼のアルペジオ・ドラマCD 『TORIO TRIANGLE』

 Torio_triangle

 カバー絵は群像とイオナさんですが、このイオナさん、やたらと可愛い!

 ・・・だけではなく、何やら制服らしきものを着ておりますが、はてさて?

 

 事前情報にもありましたが、これは群像とイオナの出会いについて語られている作品です。

 その出会いの場というのが、海洋技術学院!

 つまり、いまだ学生だった群像に、イオナの方から出向いて会いに行った

 ということなんですね~、こりゃ驚いた。 誰の差し金なんでしょうね~。

 

 1巻の回想シーンでは、イオナさん、すっぽんぽんでしたが、

 そのシーンも(音声ですが)ありましたね・・・ あそこのシーンなんですよね。

 なかなか感慨深いといいますか、「ああ、つながった!」という感覚が気持ち良い。

 

 

 

【以下、つらつら雑感】

 ・イオナとタカオのコントが面白~!

  イオナの声が『GOSICK -ゴシック-』のヴィクトリカに聞こえるのはご愛嬌(^^;

  しかも、性格悪ィ~! ニヤリて!

  タカオさん、群像のこと「群像サマ」って呼んどる・・・!!

 

 ・401クルーの当初の関係

  杏平=いおり いおり=僧 僧=群像=響

  という交友関係がリンクして全員集合となったよう。

  そこへ“転入生”のイオナさんが・・・ という感じ。 これ、日常4コマとか2次創作できそう。

 

 ・響さん、まじ群像LOVE!

  本編では楚々としながらもキリッとしてる響さんですが、

  群像への態度が、駒城艦長へのそれと違いすぎて笑った!゜(*゜´∀`゜)゜

  「焦ったぜ」って!! 駒城さん、まじフビン・・・

 

 ・潜水艦による戦闘がマジメに素晴らしい!

  潜水艦戦の臨場感がビシビシ伝わってきます。

  ドラマCDならではの「音声」による戦闘が、不可視な潜水艦戦にピッタリの印象。

  もちろん、脚本、声優陣の演技、音楽・音声の技などがあってこその素晴らしさですね。

  場面をイメージするのが容易で、ゆえにメチャクチャ燃えました。

  イオナさんが本編と違って、凛々しくてカッコよかった!(ぇ

 

 ・群像のキャラクターに深み

  本編での群像は、あまり不安を表に出したりはしませんが、

  ここでは彼の不安と決意が語られるシーンがあって、

  それが群像の“キャラ”に深みを与えているように思いました。

  海に出てからは、艦長として不安を露わにせぬよう努めているのかも・・・?

 

 ・群像とイオナの会話

  イオナさんがすげー“告白”してた。

  ここでの2人のセリフは、かなり重要なんじゃないですかね?

  2人の関係性を知るうえで・・・ タカオさん、嫉妬すんぜ~。

 

 ・コンゴウ様ェ・・・

  コンゴウ様のキャラクターって、本編よりも共同同戦術ネットワークの

  イメージになっちゃってるよね(´▽`;) まあ、そこらへんが可愛らしくていいんだけど(ぇ

  あと、402がたかぶりすぎ! ムダにアツイ! オ〇クのカガミ!

 

 

 Torio_triangle_ura001 Torio_triangle_ura002_2

 などなど、いろいろ楽しかったドラマCD。

 本編ともリンクした良エピソードで、聴いてムダということは全くありませんでした。

 これ、学院日常4コマとか描いてくれませんかね~・・・

 2次創作でもいいんで、誰か~。(他力本願)

 ・・・あ、あと、タカオさん、がんばれ!( ;∀;)

 

 


★ 最近読んだ成田良悟先生作品3つ

2011年02月23日 | ★その他

「お気に入り」紹介風に、成田良悟先生の作品を3つほど。

 

ライトノベルなので、カテゴリは「その他」としました。

本来なら3作品ともきちんと感想書きたかったのですが、さすがにキビシイもので(^^;

しかしながら、どの作品も面白いです!

 

成田良悟先生の作品は、ほぼ全て読んでいます。

登場人物の多い「群像劇」風な物語が特徴。

不死者・吸血鬼・首なし騎士といった存在が現れるホラー・ファンタジー要素がありつつも、

そうした“個性的”な奴らに負けないくらいに個性がきわだつ人間も大勢出てきて、

作品世界を縦横無尽にかけまわり、遊んだり戦ったり愛したり陰謀めぐらせたりするのです。

(越佐大橋シリーズには、一応人間しか出てこない・・・かな?)

いずれもエンタテインメント性の高い作品ばかりで、かなり楽しんでおります!

 

 

 

『デュラララ!!×9』

 (成田良悟 先生  イラスト:ヤスダスズヒト 先生)

池袋が舞台の、歪んだ愛の物語。 Drrr9

 

池袋で起きる抗争や事件、そして日常。謎の黒ライダーをはじめ、その渦中にいる人々、また様々な「愛」のカタチを描いた作品です。

 

この物語を裏から眺める男・折原臨也の完全復活、そして彼と岸谷新羅との過去が語られた巻となりましたが、いや~、さすがな面白さでした。

今回は、物語の“闇の側”が活躍する話だったにもかかわらず、「痛快さ」と「痛い目をみる」という楽しさを感じさせてくれる、上手いつくりになっていたように思います。

あと、今まで地味っぽかった新羅のキャラクターが、くっきりと印象付けられたな~。それと、泉井カッコ良くね?いや、イラストですけど・・・

 

 

 

『ヴぁんぷ!Ⅴ』

 (成田良悟 先生  イラスト:エナミカツミ 先生)

色んな吸血鬼のお話。 Vamp05

 

ドイツのグローワース島に住まう「子爵」ゲルハルト・フォン・バルシュタインは吸血鬼。

世にも奇妙な姿をした彼と、その息子と娘、多くの同族や人狼、そして人間たちが巻き起こしたり巻き込まれたりする騒動を描いた作品です。

 

島で起きる連続殺人事件が、この巻での主要なエピソードでしたけど、やはり何よりもヒルダのことが大きかったですねえ。

まあ、「支配下に置いた恋人」なんてものは、恋人と呼べるかどうかはわからんでしょうから・・・・・・

そして、ヴォッドのアニキっぷりが最高すぎ!物理的な「強さ」だけでなく、精神的なそれの大きさを感じましたよ。

 

 

 

『バッカーノ!1710』

 (成田良悟 先生  イラスト:エナミカツミ 先生)

不死者をめぐる、時代をこえた大騒ぎ! Baccano_1710

 

特定の主人公はいない、誰もが主役な群像劇。

1700年代、1930年代、2000年代と、それぞれの時代ごとに物語がつむがれます。やがてそこに、ある人物の吐き気をもよおすような悪意が存在することが分かり始めるのですが・・・

 

この時代、この出来事が起きることは、未来の物語を読んでいれば分かっていたことなのですが、やはり成田先生の作風らしからぬ終わり方に、とてつもない切なさを感じずにはいられませんでした。この表紙絵を見ているだけでもう・・・

次回はヤツ視点の話になるとかで、一体どうなってしまうのか、期待と同時に不安でいっぱいですが、楽しみにしております!

 

 

 

以上3点、「デュラララ!!」「ヴぁんぷ!」「バッカーノ!」と最新刊の紹介をしてきましたが、

このほかにも『バウワウ!』をはじめとする「越佐大橋」シリーズや、

これら4作品とは世界観が異なる『世界の中心、針山さん』シリーズがありまして、

いずれも楽しい作品となっています。

 

「越佐大橋」は、いったんシリーズ完結して、現在は外伝エピソードで続いている状態。

「針山さん」は、短編を連ねた(でも関連エピソードでまとまった話となる)作品で、

私などは2巻・3巻あたりでは、けっこう感動めいた想いを抱いたりもしたほどでした。

 

成田先生作品は、読んでいてジェットコースターに乗っているかのような

盛り上がりを感じることが多く、しり上がりに面白くなる作風であると感じます。

ためてためて助走して、一気に駆け下りる!といった感じですね。

読んでいて、本当「楽しい!」と思うことが多々あります。

 

いずれのシリーズも、私にとっては大好き作品。

今後もますます楽しみです!

 


★ 『デュラララ!!×8』 雑感つれづれ・・・

2010年06月17日 | ★その他

 

『バハムートラグーン』というゲームのことを知って、

子供のころに、このゲームに出逢わなくて良かったと思うと同時に、話を聞けば聞くほど

今ならプレイしてみたいかも・・・とか思ってしまいました。 ・・・・・・ヨヨって、ヒロインなん?

 

 

あと、『マンガで分かる心療内科』1巻、買えましたー!(「蒼き鋼の~」は、まだ)

ウェブで読んでいるんですけどね、紙媒体(コミックス)で読むことができて嬉しいかぎり。

「このマンガは『心療内科』の病気に関して とても優しくあたたかく解説していく変態マンガ」

と作中でも紹介されていますが、そのとーりの内容です(ホントに)。

ナース・あすなさんと、心理士・療さんコンビが、見事なボケ・ツッコミで楽しませてくれます。

 

 

●『デュラララ!!×8』雑感みたいなもの (ネタばれ注意)

 成田良悟先生、アジ天使!(←もう古い)

 そいえば、先生のtwitter見ていると、まがりひろあき先生や旋川ユウキ先生といった、

 4コマ漫画読んでいると思わず「おっ?!」となる作家先生方とお話されていて、驚いたです。

 

 ホントはきちんと感想とか書きたいんですけど、ちとツライので簡単に。

 静雄とヴァローナさんは、「そっち方面」に行っちゃうのでしょうか。

 茜ちゃんはどーするんでしょうか。 臨也くんに嫉妬されたりして(以下自粛)

 

 それはともかく、ますます人が増えて大変になってきました。

 とくに敗者復活軍団が、今後どー動くのか気になるな~。

 1人誰かよくわからないけど、他の面子はだいたい主要人物に何らかの因縁をもつ人々

 ・・・っぽいですね。

 

 チャット仲間も増えてるし!

 「クロム」が誰かは想像していました。だって、秘密モードへ招待とか・・・ねえ?

 あと、唯我独尊丸、いろいろグッジョブ!

 鯨木さんも気になるな~。

 

 

 今回、セルティの「人間らしい」部分が揺さぶられていましたね~。

 彼女は“人外”ながら、その性格は他の人間たちに比べても、ずいぶんと「人間らしい」。

 ゆえに、愛する者を傷つけられ、その生命の危機に心取り乱すのも、当然といえば当然。

 

 ただ彼女って、その“人外”の力ゆえに、ずいぶんと「余裕」があるんですよね。

 フツーの感覚では深刻になってしまう状況でも、なんとなくふわ~っと眺めている感じ。

 ハラハラしている描写はあっても、どこか滑稽な「余裕」を感じてしまう事しばしば。

 ところが今回、その取り乱しようは全く「余裕」がない動揺でした。

 「余裕」が「油断」になってしまったことも、原因かもですね。

 ただ、その出来事から生じた憎悪の感情を抱きつつ、自らの「弱さ」を自覚するところは

 セルティというキャラクターのスゴイところだな~・・・なんて感じたりしました。

 しかし、森厳さんは本気なのか、ふざけているのか、読めん御人だ。

 

 

 そして、『ヴぁんぷ!』『バッカーノ!』『5656』のつづきが楽しみです!

 もちろん、『デュラララ!!×9』も!

 ・・・でも、私はなにげに「針山さん」シリーズがかなり好きなもので、そちらもなるべく・・・

 

 要するに、成田良悟先生の作品は、ぜんぶ好きだということです。

 私は、「書き下ろし外伝小説を読むため」にアニメ『デュラララ!!』のDVDを毎月購入して

 いるほどですし、アニメ『バッカーノ!』のDVDも特別編はもちろん、同じ理由で全巻購入

 しましたからね!ドラマCDも買いましたからね!

 当然、「電撃文庫マガジンvol.13」もね!(自慢げなのがウザめ)

 

 

・以下、8巻とはあまり関係ない話。

 ところで、さんざん語られていることだろうけど(私は見かけないので書きますが)、

 セルティの外面的な「美しさ」って「ミロのヴィーナス」なんですよね。

 有名な話ですけど、「ミロのヴィーナス」は腕がない、ゆえに美しい・・・ということ。

 そうした「美しさ」がセルティにはある!

 だから、「首なし美女萌え」が今後流行する、という予言は成就する可能性が高いのです!!

 ちなみに、そんな予言が実際なされたかどうかは不明です(ぉぃ

 

 

 それともう1つ。

 『バッカーノ!』の“彼”と『デュラララ!!』の折原臨也が似ている・・・という話があると聞いて、

 「へえ意外」と思ってしまいました。(成田先生も2人の相違について述べておられました)

 たしかに、暗躍するところとかはそっくりですけど、臨也には奴ほどのグロテスクな印象は

 ないですよね~・・・吐き気はするかもだけど。 この2人って、接触あったんでしたっけ?

 (追記) 接触があったのはブライドでしたね。

 

 どちらかといえば臨也は、『デュラララ!!』における裏・主人公と思っていたのも大きいかも。

 『バッカーノ!』の“彼”は「ラスボス」ですからね~。

 「デュラ」では、澱切陣内がそのポジションなのかな?わからないけど。

 

 そーゆー意味では、『ヴぁんぷ!』もそうした存在は不明確ですかね。

 「越佐大橋」シリーズはひとます完結したので、誰かはわかってますけど、

 ただ『5656』では新たに怪しい人物が出てきていましたよね~。

 

 ・・・などなど、とにもかくにも成田良悟先生の諸作品、いろいろ楽しみです!

 

 


★ 『ラディカル・ホスピタル』ドラマCDなどなど

2009年11月14日 | ★その他

 

【『ラディカル・ホスピタル』ドラマCD つれづれ・・・】

 書き忘れていたのですが、『ラディカル・ホスピタル』のドラマCD、聴きました~。

 原作は、病院を舞台としたパワフルほんわか4コマ漫画。

 17巻のプチ感想も書けていませんけど、もちろん楽しんでおります!(16巻プチ感想

 

 

 楽しい〝ラディカル空間〟の再現!

 豪華キャストによる見事なドラマ、ゆったり気分で堪能させていただきました。

 

 そしてやはり、榊先生(藤原啓治さん)がハマリ役でイメージ通り!

 山下さん(井上麻里奈さん)、赤坂先生(伊藤美紀さん)、滝沢先生(井上和彦さん)、

 そのほかの皆様も違和感ないどころか、想像以上に「いいな~」と思えるキャスティング。

 

 ただ景山先生(緑川光さん)だけは、

 なぜか「少女マンガ風美形キャラクター像」で、イメージわいてしまった(^◇^;)

 

 多人数での掛け合い・やりとり面白く、

 私などは、第2話「ナースのしあわせ」でのナース陣まったり会話になごんだり、

 原作通りのネタに所々でニヤリとしたりと、楽しめました。

 アップルパイに喜ぶナース陣が、すんごい輝いております・・・景山先生も(^∇^;

 

 

 ただ原作ファンでないと、あれだけの登場人物の判別は難しいのではないかな~?

 なんて思ったり(^^;

 私は「キャラクター」と「声」を頭の中で合致させるまで、しばらく時間がかかりました。

 (声だけだと、実写っぽいイメージがわいてきてしまって・・・)

 

 それに・・・やはり物足りな~い!!

 およそ1時間の長さがあっても、物足りなさを感じてしまいます。

 「ラディカル」が好き作品なので、もっと聴きたい!・・・ということなんですけどね(^o^;)

 

 個人的には、アニメになって広い範囲で受け容れられてほしい作品でもありますけど、

 アニメ化に向いているかどうかは・・・難しいところでしょうか?

 よい作品なだけに、中途半端になってほしくはないという想いもあるもので・・・

 

 そんなこんなで、楽しみましたドラマCD!

 今後のメディア展開がどのようになるのかわかりませんが、

 原作ともども楽しみ・・・ですね!

 

 

 あと、藤原啓治さんといえば「ANI-COM RADIO~フジワラでいいカナ~」にて、

 パートナー・阿澄佳奈さんと共にパーソナリティをつとめておられます。

 なかなかに楽しいラジオで、毎月視聴しております(^o^)

 

 

 

【マンガつれづれ・・・】

 感想遅れまくりで、整理もついていない状態(;´`)

 

 そんな中、期待作『乙嫁語り』をはじめとする

 『フェローズ』系の作品がいろいろ刊行されていますね~。

 私としては、『乙嫁語り』以外にも

 『為朝二十八騎』 『蝋燭姫』 『ブラステッド』などに注目しております。

 

 

 そして、『ゲッサン』系のコミックスも刊行されました!

 何度か言っていますけど、『月の蛇~水滸伝異聞~』に期待。 (ゲッサン・紹介ページ

 もちろん、1巻購読!

 少年マンガなので読みやすく、かつ基本は豪傑対決モノなのでわかりやすい内容。

 以前述べたとおり、こーゆーの好きなもので(^^;

 

 他にも、『センゴク天正記』 『シュトヘル』 『BAKUMAN。』 『GIANT KILLING』

 『それでも町は廻っている』 『カブのイサキ』 『BLACK LAGOON』などなど、

 いろいろ楽しんでおりますが・・・感想、なかなか書けません(T_T) 4コマ漫画も同様です。

 

 

 

【ドラクエつれづれ・・・】

 ついに・・・・・・ゴルスラ・オンリー地図、ゲットぉー!!!

 しかーも、「チッカラの地図」までゲットぉぉぉー!!!!!!

 すれちがってくれた人、ありがと~!

 これは、うれしい。 「ひっさつのおうぎ」を、ようやく4枚そろえられました。

 

 ほったらかしていた、ルイーダさん達のレベル上げも順調だし、

 あとは配信クエストやら魔王地図やらを、じっくり攻略していきましょうか。

 ゲームは「ドラクエ」でいっぱいいっぱい・・・他にもいろいろやってみたいのですけどね(^^;

 

 


★ 本とかドラマとか・・・

2009年06月03日 | ★その他

そいえば、『ふたつのスピカ』がドラマ化するらしいですね。

・・・コミックス新刊の発売延期は、ドラマ開始のタイミングに合わせるため???

 

 

【『ノルウェイの森』映画化つれづれ・・・】

 村上春樹先生の新作『1Q84』が大ヒットらしいですね。

 私は最近、村上先生の小説は読めていないのですが、10代の頃はハマってましたね~。

 

 中でも私にとってのファースト・インパクトである、名作『ノルウェイの森』が映画化。

 たしか、村上先生はこの作品の映画化は、断り続けておられたはず・・・

 それがここにきての映画化とは!

 

 「恋愛小説」という枠にくくられがちな作品ではありますが(そうした要素もありますが)、

 私としてはもっと「別」の作品なのではないか・・・と思います。

 そこらへんの解釈は面倒になるので、置いておいて別の話でも。(ぉぃ

 

 

 私はこの小説を読み終わったとき、軽い“めまい”を起こしました。

 これ、比喩でも何でもなく、本当に「目を回す」という感覚を体験した瞬間でした。

 それほどのインパクトを、当時の私は感じたということでしょうか。

 ・・・まあ、10代という感受性豊かだった頃の話ですからねえ(今は?)

 

 あ、だからといって、こんな文を読んで興味を持つと大変なことになるかもしれません。

 なぜなら、この作品を勧めた知人数名が、ビミョ~な反応を返してきたもので(^^;

 

 彼ら曰く、「イヤらしい~(・∀・)ニヤニヤ」ということらしいです。

 他に、既読だった知人1名とは「そんな作品じゃないのになあ」と言い合ったものでした。

 ・・・いや、そういう風に言われるのは、わからなくもないんですけどね(^^;)

 

 

 とにもかくにも、映画化は楽しみですね。

 村上先生が許可したということは、オファーの内容に納得したということでしょうから・・・

 でも、映画館に観に行けるかどうかは・・・( ̄o ̄;)

 

 村上先生の作品は、挙げればキリがないほど

 趣深い作品がいろいろなので、また私も読まなきゃイカンですね。

 最近の作品、読めてないなあ(-_-;)

 

 

 

【『CSI:6』 「銃弾のカオス(前・後編)」つれづれ・・・】

 最近、録画していた地上波放送の『CSI:6』をまとめて観たのですが、やはり面白い!

 そして、第7~8話である「銃弾のカオス」が何とも言えないほど素晴らしいシナリオでした。

 

 といっても、ミステリ的な意味での“スゴイ仕掛け”があったり、

 見事などんでん返しがあるというわけではありません。

 (ある意味、ラストは「どんでん返し」なのかな?)

 

 内容としては、街中で起きた激しい銃撃戦の後始末のようなお話。

 CSI(科学捜査班)は、現場で何があったかを検証する。

 

 犯人数名が死亡するも、1人が逃走。 警官1名が殉職。

 しかし、警察は住民たちから反感を買い、捜査も困難に・・・

 といった感じで話は進みます。

 

 この話では、犯人を追うというプロセスはもちろんなのですが、

 それ以上にキモとなるのは、銃撃戦に加わった警察官の心理描写であったと感じます。

 

 

 銃撃戦でドンパチひゃっはー!・・・ではなく、

 1名の警官が死亡していることからもわかるように、

 「自分も死んでいたかもしれない」という恐怖と隣りあわせであったこと、

 それだけの緊張感の中、いっぱいいっぱいの状態で戦っていたこと、

 にもかかわらず住民たちからは反感を買い、肩身の狭い思いをしていること、

 そして、後編で明らかになる重大な事実!

 

 それらの「やるせなさ」が、おなじみの登場人物にのしかかってくる重み!

 思うようにいかない、捜査がはかどらない、悪い方向へ事実が明らかになってゆく・・・

 

 その過程の描き方が本当に見事で、話にぐいぐい引き込まれつつも、

 私の心中は、奇妙な焦燥感と陰鬱な感情に包まれていきました。

 

 

 そして、その「やるせなさ」は事実としては決して消えないものなのですが、

 それでもラストの一連の流れで、一転〝浄化〟されていくのです。

 

 このラストの「教会~遺族との会話」の流れは、

 おそらく〝赦し〟の象徴であったのではないか、と私は感じました。

 (いや、〝赦し〟とはなんぞや?と言われると、困ってしまいますけど)

 

 ここらへんの流れが、複雑な思いを抱かせつつも、

 それまで私の心にドボドボと積まれていった汚泥の山を、

 ゆっくりと静かに確実に取り除いてゆく・・・

 そんな何とも言えない昇華感を味わわせてくれたのです。

 

 そんな感覚。

 ラストシーンは、まさに不意打ちでした。

 そんなことを語りたくなるほど、素晴らしいシナリオであったと思います。

 

 やはり、『CSI 科学捜査班』は面白い!

 今後も楽しみですね。