森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

風呂屋さん解体

2006-10-31 23:09:21 | 日々の写真
 堺の朝日会病院そばのお風呂屋さんが、解体作業中だった。煙突は上部が既に壊され、風呂屋さんの中も数日で消えてしまうだろう。時代の流れは止めようがないのか、古い暮らしの跡はどんどん昔の出来事になっていく。
 街を歩いていると、風呂屋さんの煙突は暮らしのシンボルのようだった。それを懐かしむのは、私も古い人間の証なのだろう。仲間が消え去っていくようでさみしい・・
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講演会

2006-10-30 23:45:36 | 日々の写真
 出口三平さんから講演会のときの写真と、ご自分のブログ(会員制なので見れない?システム)に私のことを書いたエッセイを送っていただいた。
 当日、三平さんから「講演のときは、話を理解して聴いている人をみつけて、その人に話しかけるつもりがいいですよ」とアドバイスを頂いた。危うい私を心配してくれて、三平さんは会場の前に座られていた。そこまではよかったが、本番になりライトが消えると、三平さんを見失ってしまったのだ。この写真はそこはかとない私の写真で、男前に撮っていただいたお気に入りの一枚だ。
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萩城跡の猫

2006-10-29 23:31:43 | 動物と花
この猫のことはよく覚えている。目やにがでて鼻水をたらし、情けない姿の猫だった。自分の幼い頃を思い出し、似ているなあと思った。しばらく相手をしていたが、気にはなっても旅先の猫は別れるしかない。私も泣虫で友達もいなかったが、そんな体験をしていることがかえってよかったと思っている。弱さや情けなさは決して恥ずかしいことではない。心の奥でやさしい気持ちが生まれるからだ。そう思うようにしている。
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昆陽池のカモ

2006-10-28 23:53:10 | 日々の写真
 昨日と同じ、伊丹の昆陽池のカルガモである。池の中の小島?に仲良くカップルで休んでいる。「私達と違って仲がいいねえ」妻のつぶやき。
 けだるい日の昼下がりの時間が過ぎていく。
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昆陽池に行く

2006-10-27 22:08:05 | 日々の写真
 昆陽池は冬になると、渡り鳥がいっぱい飛来してくる。戻って来るというべきか。池で羽を休めて、長い旅の疲れをいやす。毎年繰り返すこの行動は、生きるためが故の本能である。生き物に土着型と放浪型があるとするなら、私はどうみても放浪型だろうか。

 いやなニュースの多い昨今である。「森さん、人間はね。ふたつの種類にわかれる。損得で物を考えるか、考えないか。二つしかないね。」写真家の西川孟先生の言葉は、時を経ると骨身に沁みてくる。どちらかを選択するしかないのだ。

 
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時代祭り

2006-10-26 22:07:09 | 風景を歩く
 十数年前の写真で、京都の「時代祭り」のワンシーンである。
”時代祭りは、毎年10月22日に開かれる平安神宮の祭で、平安神宮創建を記念して行われ、明治維新から平安の世までの華やかな時代風俗行列で、祇園祭り、葵祭りと並び、京都三大祭りの一つです。”
 和知のムツゴローさんのいる「和知ホーストレッキング」の馬も、時代祭りに貸していたそうである。馬は敏感で、後ろに立つと不安感から暴れだすことがある。
 この馬に(乗馬体験は二回だが)乗ってみたいなあと思った?

 
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綾部夕景

2006-10-25 22:55:08 | 日々の写真
 昨日の綾部、私市丸山古墳からの夕景で、福知山方面を望む。秋の空は雲が千変万化で、ドラマチックな模様を演出してくれる。この日も晴れのち雨、のち晴れの荒々しい天候だった。
 私の人生は、曇りのち雨、のち曇り、そしてまれに晴れなのだろうなあ。そして雨?となると、まれに来る晴れを大事にしよう。
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仏教講演会

2006-10-25 10:30:07 | 日々の写真
 10月24日、綾部市仏教会主催、仏教講演会「将棋 勝負を超えて -多くの弟子を育ててー」で講演をした。冷や汗の90分だったが、いい体験をさせてもらった。
 控え室にて、左から浄泉寺ご住職、私、上林禅寺黒川禅師(綾部市仏教会会長)
 大変お世話になりました。

 

 
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西成、将棋愛好者の集い

2006-10-24 00:34:15 | 日々の写真
 西成「将棋愛好者の集い」に行き、指導対局をした後で、釜ヶ崎を案内してもらう。福祉センターの一階には、ホームレスの人が、今晩のねぐらであるシェルターの順番待ちでごったがえしていた。写真は撮りずらい雰囲気だった。漫画「カマやん」の作者有村潜さんとあちこち回って、釜ヶ崎を自分の目で見ることが出来て、いい体験をした一日だった。
 日々あれこれ日記
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萩の猫

2006-10-22 23:59:25 | 日々の写真
 きちんと座っていい佇まいの猫である。でも苦虫を噛み潰したような、冴えない表情である。佇まい、この言葉が私は好きだ。貧しくとも不幸であろうとも、自分なりの佇まいは崩さないでいたいと思う。決して威張るまい、決して卑屈になるまい、それだけでも守っていこう・・
 
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萩、うろこ雲

2006-10-21 22:03:14 | 風景を歩く
 見事なうろこ雲である。山口県萩市の吉田松陰神社だったと思う。歴史の英雄は虚像と偶像の面を差し引かねばならないが、松下村塾の中で、私は高杉晋作が大好きだった。この日本人離れした発想の持ち主が幕末にいたことは、その時代に大いに興味を抱かせる。いつの時代でも、その場に直面していたらなかなか先を見通す目は持てないものだ。歴史は勝者が作る要素が大きくて、結果論の集約でもあるが、人の生き様は何かを残して何かが伝わってくるものだと思う。
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萩城跡の白塀と石垣

2006-10-20 21:24:15 | 日々の写真
 この白塀と石垣は海に面した側にあった。この日は晴れていたが、波はけっこう荒かった。私は瀬戸内の海のそばで育ったので、潮騒の音は懐かしいものを感じる。寄せては引いて、絶えず動きのある海は日ごとに表情を変えるのだ。
 この石垣の美しさは、外敵を守るだけでなく、長年の歳月に揉まれたものから来る積み重ねではなかろうか。歴史は残るが、石垣は黙して語らず・・
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萩城跡

2006-10-19 23:04:42 | 風景を歩く
 ”萩城は慶長9年(1604)に毛利輝元が指月山麓に築城し、別名指月城とも呼ばれ、山麓の平城と山頂の山城とを合わせた平山城。明治7年(1874)、天守閣、矢倉などの建物は全て解体された。”
 各地で解体された城跡が残っているが、萩はとくに石垣やお堀に当時の面影がそのまま残されている風景だ。吸い込まれるような青空が、時間を越えてロマンを掻き立てる。
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秋祭り地車曳行

2006-10-18 20:09:15 | 日々の写真
 家の近くの売布神社、八阪神社秋祭りの奉納行事、米谷清荒神地車曳行である。郷土色豊かな無形文化財で、巡行の時間も決まっている。昨年は震える寒さで見物も少なかったが、今年は暖かかったせいか人も多くてにぎやかだった。
 太鼓と合わせて「エーンヤレ!」という子どもの掛け声がお神輿から聞こえてくると、ついつい外に飛び出すのだった。秋も一段と深まって来た。
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旅仲間

2006-10-18 06:28:05 | 日々の写真
 病院から外出して二ヶ月振りに自宅に戻り、田中真知さんの携帯で旅仲間と話をされている水津さん。旅の仙人、水津さんのファンは多くて、お見舞いを兼ねて激励される旅仲間の声を聞きながら、涙声のときもあった。楽しくてやがて哀しき夕べかな。世界を放浪されてきた水津さんの生き方は、ひとりの人間の出来うる可能性を身を持って実践されて来た。私も水津さんから影響を受けたことは計り知れないものがある。そのことを痛感した一日だった。
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