森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

沼島 上立神岩(かみたてがみいわ)

2007-01-31 20:18:43 | 日々の写真
 淡路島の南にある沼島(ぬしま)は、太古の昔、神々が創った最初の島と言われている。旅の仙人、水津英夫さんが最後に行きたかった島である。「沼島が日本で最初に出来た島ですわ。だから行ってみにゃあならんです」と口癖のように言っておられた。結局一緒に行く約束を果たせなくて、気になっていたので、今日水津さんの遺影を持って沼島に行った。
 吸い込まれそうな、青い空と海で、思っていた以上にいい島だった。
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三江 食堂

2007-01-30 23:02:01 | 旅の写真 外国篇
 この三江の食堂へは、遠出するときの朝食を食べにいった。朝から満員で、初めは何を注文していいのかわからないので、隣の人の真似をした。旅は宿泊と食事のペースをつかむまでが一苦労である。なじんでしまえば、自分も短期で住んでいる住人なのだ、そう思うとわかりやすい。どこにいてもどこを旅していても、日常の暮らしはさほど変わらないものだ。
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伊丹の猫

2007-01-29 22:56:46 | 日々の写真
 阪急伊丹駅界隈の猫である。場末の飲み屋街の細い路地を上っていくと、スタコラと走る猫がいた。あっという間に家の庭に去っていった。警戒心80パーセントの猫たちである。あんたたちのように呑気じゃないんだよ、この界隈の猫はせわしない風である。
 
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伊丹駅前ラーメン屋

2007-01-28 19:15:46 | 日々の写真
 伊丹駅前のラーメン屋さん、35年前にも、店名は変わったが同じ場所にラーメン屋さんがあった。高校を卒業して3ヶ月くらい経った頃、高校三年担任の越智先生が、四国からわざわざ就職した会社まで様子を見に来てくれて、この店で夕食をごちそうになった。生まれて初めてチャンポンを食べた。量が多いのでびっくりした記憶がある。私は危なっかしい卒業生だったのだが、越智先生があちこち回って就職した子を気にかけてくれたことは後で知った。「森、お前は棋士になったらどうや」唯一将棋で飯を食うことを奨めてくれた先生でもある。つい数年前も息子のことで相談に乗ってもらったりもしたが、私は不義理ばかりしている。越智先生のやんわりとした説得は、頑固な私には今になってありがたく思う。

フォト=ルンルン企画
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中国、三江の古い街並み

2007-01-27 22:37:51 | 旅の写真 外国篇
 中国少数民族、風雨橋を訪ねての旅で三江の古い街並み。どことなくノスタルジーな思いを抱く風景だ。釜ヶ崎と似ている雰囲気ですねえ。洗練された街並みよりも、いろんなドラマが浮かんで来るような。人懐っこい風景だ。
 世界も社会も人が築くものだとしたら、冷たい無機質よりも、何でもありのようなごちゃ混ぜの暮らしがいいなあ、つくづくそう思うのだ。
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伊丹 猪名野神社

2007-01-26 20:52:47 | 日々の写真
”猪名野神社は、有岡城の北の砦でもあり境内には、今も砦の土塁の跡が残っている。近くの宮ノ前商店街は、伊丹で最も古い商店街で、アーケードを最初に設置するなど賑わっていたが、大型店の進出や道路の再開発により、もう昔の面影は無くなった。”

 35年前、伊丹の会社に就職した私は、この界隈をよく散策したが、記憶と現実の地理が合わない。まるで浦島太郎だ。この近くの将棋クラブにもよく出入りしたものだ。あちこち将棋を指しに連れていってもらったTさん、たまに自宅まで指しに行ったSさん、懐かしい思い出の地でもある。いつも通った食堂も探したが、わからない。歳月は人を悲しくさせる。

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牛の市場

2007-01-25 22:24:03 | 旅の写真 外国篇
 中国、三江からガイドと運転手を依頼して、風雨橋を見に行くこともあった。そのとき大きな市場があって。そこで牛の市も開かれていた。元気いっぱいの若い牛がセリにかけられている。牛は馬と同じで意外に人を見ていて、ギョロリとした目で測っているようだ。
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癇静めの井戸の猫

2007-01-24 22:38:36 | 日々の写真
 昨日と同じ安居神社にて”菅原道真が太宰府へ左遷の途中、ここで安居の修法を行った所という。そのとき癇気を患い、ここの井戸水で癒したという「癇静めの水」の石碑が残っている。(七名水の一つ)”
 今は井戸水も涸れているみたいだが、立ち入り禁止になっていた。人が来ないので、のんびり日なたぼっこする猫。だからなのか、妙に昔の時代を感じさせる風景だ。いや、昔と変わらぬ風景か。


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安居神社の猫

2007-01-23 23:12:29 | 日々の写真
 真田幸村戦死跡の碑がある安居神社の境内にいた猫。他にも数匹の猫がいて、ぞれぞれ堂々としていて愛想がないのが?よかった。
 夕陽丘に位置して、菅原道真が安居したところから名付けられた神社。都会の真ん中とは思えない静けさである。猫たちも威風堂々だ。
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一心寺 納骨

2007-01-22 20:11:47 | 日々の写真
 1月22日大阪の一心寺に行く。旅の仙人、水津英夫さんの納骨に参列させていただいた。一心寺は「お骨仏」の寺として有名で、10年毎に一体、遺骨で造立する習わしになっている。一年中お参りの人が絶えない雰囲気なので、水津さんにふさわしいお寺と思う。本堂内に響くお経を聞きながらお祈りする。
 一心寺界隈は以前から散策するのが好きだったので、また来ようと思う。
 
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喫茶グース

2007-01-21 22:27:45 | 日々の写真
 清荒神駅前の喫茶「グース」が今日で閉店になった。教室の後の休憩や、弟子の親との懇談、お客さんとの接待などでお世話になり、なじみ深い喫茶店だった。店の人とも顔なじみだったので、さみしくなる。喫茶店は見た目よりも重労働みたいで、体調を崩しやすいのかもしれない。「10年経ちました。体調を考えるとしょうがないです」今年はさみしいことが多くてつらいものがある。
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YMCA

2007-01-21 07:31:16 | 日々の写真
 広島YMCAの玄関にあった、記念石碑。ノーモアヒロシマと書かれてあるのから始まり、原爆の絵が6枚ある。下の真っ赤なものは、風化させないために残して置きたい投下直後の風景とあった。
 広島に行くと、どこかで必ずこういった遺産に出会う。
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KOYAMA

2007-01-19 21:30:52 | 日々の写真
 三田市のゆりのき台にあるケーキの店「KOYAMA」に行く。私は何が何だかわからないのだがとにかく美味しい店らしい。店に入って唖然とする。満員の客がケーキの注文で列をなして待っていた。世の中ミステリーが多い?
 何とか買い終えて、外に出ると、写真のような人形が数体置かれてあって、愛嬌があった。ケーキを楽しむ、ゆとりの人形かもしれない。
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清荒神参道の占い

2007-01-19 01:00:16 | 日々の写真
 清荒神参道には、以前は占いの店が多かった。その中でもMさんは抜群の信用があって、私も何度か見て貰った。大きな体躯にギョロリと睨まれると、それだけで人を射抜くような迫力満点の雰囲気があった。今はもう引退されたが、私は弟子入りを真剣に考えたこともある。Mさんの占いは抜群の的中で、自分の弟子のことなども秘かに見て貰ったこともあるが、何と言う眼力だろうと思った。占いは当てることでなく、打開策を見出すヒントにするのが最良なのだろう。
 
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阪神大震災12年

2007-01-17 21:48:10 | 日々の写真
 伊丹の昆陽池、午後5時46分から17日の午前5時46分まで、震災の犠牲者と同じ数の6434本のろうそくをともし続ける。
 今年は例年よりも寒くなかったが、小雨が降って、さみしい感じがした。ろうそくの灯は、か弱いくらいに消えそうになる。消えてしまったろうそくに灯をともすと、ほっとする。それを繰り返していると、ろうそくの炎が何かをつなぐ小さな絆のように思えた。
 この日はいつも悲しい記憶が蘇る。決して忘れてはならない記憶でもある。
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