※ 佐賀記念出走メンバーを従え、先頭で入場のホクセツセンデー。
なかなか男前になったでしょう。
クリック♪
第39回佐賀記念出走メンバー
1番ホクセツサンデー(永島太郎)兵
2番ハンドシェイク(永森大)高
3番ピイラニハイウェイ(川田将雅)栗
4番マイネルアワグラス(柴田大)美
5番メダリアビート(藤田伸)栗
6番タカオノボル(武豊)栗
7番オオエライジン(木村健)兵
8番ヘイアンレジェンド(竹吉)佐
9番アドマイヤダンク(山口)佐
10番レイズミーアップ(真島)佐
11番キングトップガン(安藤勝)栗
2月8日のブログ。
今月はNの誕生日+還暦ということもあり、ホクセツサンデーとオオエライジンの応援(追っかけ?)で
佐賀へ行くことになった。
本来なら1泊したいところだが
金太郎やトビオ達のことを思うと、そういうワケにもいかないのだ。
8日(水)
5時起床。
風邪の具合が心配でたまらなかったのだが、自分でもビックリするほど普通に戻っていた。
トビクロにえさをやって金太郎を遊ばせ (全部Nの仕事) 6時半前に家を出る。
外は暗くて寒いが、気持ちはポッカポカだ。
7時過ぎに梅田到着。
新しくなった大阪駅を初めて見るが、急いでいるので見とれているヒマはない。
新大阪へ着いてやっとホッとするが、Nがパンを買うのに新幹線のホームを何度も上り下りして大変だった。
間もなく7時50分発の九州新幹線 <みずほ(鹿児島行き)> に乗車。
全員髪をアップにして、赤や緑のスーツに身を包んだ華やかな女性の一団が近くに座る。
コンパニオンさん達のグループだろうか。
体力温存のため少しでも寝たかったのだが、興奮しているせいかなかなか寝付けない。
寝るのはあきらめ、持ってきたストロベリーチョコやプリッツを食べながらボンヤリ車窓を見て過ごす。
広島の川、徳山の工場地帯・・・外はまずまずの天気だ。
突然あたりが白っぽくかすみ始めたと思うと、あっという間に吹雪きだした。
そのあとも降ったりやんだりしながら博多に到着。
10時30分発の特急みどり7号に乗り換え、20分ちょっとで目的地鳥栖へ着いた。
ちょっと時代がかった鳥栖駅を出ると雪が舞っている。
「ま、九州だからいらないか〜」 と手袋を持ってこなかったことを悔やむ。
競馬場までは西鉄バスに乗る。
タクシーでも良かったのだが、バスの方が旅行気分が味わえそうだ。
早起きしていたのでお腹はグーグー。
舞い散る雪の中に見える小さなラーメン店が、いかにもオイシそうだ。
牧のうどんの大きな看板もなつかしい。
しばらくすると付近は工場地帯に変わる。
コカコーラウエスト、セキスイハイム、レンゴー、ブリジストンなどの大工場ばかりだ。
そしていよいよ競馬場前到着。
ここまでの所要時間、約20分。
そばの電柱をふと見ると、<馬刺屋> の貼り紙があった。
国内の公営ギャンブル場では随一の広さという10000台収容可能な駐車場を見渡したあと
大きく “佐賀競馬場” と書かれた、雪にけぶる茶色い建物を目指して歩く。
あそこでホクセツサンデーとオオエライジンが待っているのだと思うと、改めて胸が高鳴る思いのルンルンであった。
入場門入口で専門紙を購入。
ここは <日本一> と <通信社> の2紙で、どちらも520円。
園田より70円ほど高いが、雨や雪でもインクのにじまない点がすばらしい。
昨夜ネットで調べておいた <有料指定席ハッピーバースデー御招待> というのを聞きに総合受付へ行く。
先着62名様とあったので、もうお昼なのでムリかなーと思っていたのだが、あっさり入ることが出来た。
良かったねーと言いつつ席へ着くと、ちょうど真ん前の男が超スーパーヘビースモーカーだった

ちゃんと吸ってりゃまだいいのだが、半分以上は吸わずに灰皿へ置いたままケムリの垂れ流し。

懸命にガマンしても、ゲホンゲホンとむせる。
最低10日間は洗って無さそうなアタマを睨みつつ、「オイこら兄ちゃん、ええかげんにしときや。 アンタのけむりなんか吸いたくないんや〜〜!!」 と心の中で毒づくが、効果なし。
4Rを外したあと昼ごはんへ。
どこにしようか迷った末、場内遊園地そば食堂街の一角、<チャンポン> の貼り紙のある菊の家へ。
チャンポンとオデンを頼むと、九州らしく丸天が出てきた。
店内は常連のオッチャン達で、穏やかなにぎわいだ。
店の奥さんを 「ママ」 と呼んでいるのが、なんとも似つかわしくなくて良い。
となりのテーブルの、いい年こいたオッチャンが、「こうしたらまだ飲めるけんね」 とか言いつつ、カラになった日本酒の紙パックにコップの水を入れてバシャバシャ振っている。
そして連れらしきオッチャンに、「アンタもいっつもこんなんしとろーがー」 と、うれしそうな顔で注ぎ分けてやるのだった。
チャンポンが出てくるまで20分以上待つが、そんな陽気でカワイイ(?)九州男児を見ていると飽きることは無かった。
しかもこの店では <ママが馬券を買いに走る> というシステムのようで、これも新たな地方ルールとして新鮮な驚きだった。
肝心のチャンポンもお世辞抜きのオイシさで、スープを飲み干せない私は、もやしの1本1本まで名残惜しくていねいに平らげた。
すっかり温まって外へ出る。
そのまま4角のそばから第5レースを観戦。
馬場は乾いて見えるものの、ボードには不良と出ている。
砂は意外に深いようだ。
直線も長く感じるが、これはあとで調べてみると、佐賀が200mで園田が213mだった。
このレースでは、佐賀競馬の人気騎手、鮫島JKが勝った。
そのあともレースをしながらパドックを見たり、そこらを歩き回ったりと飽きることが無い。
さらにこの日は佐賀記念のイベントで井上オークスさんも来場されていた。
競馬実況アナウンサーの及川サトルさんと共に、佐賀記念の予想大会をしたが
いつもどおり、非常にシンプルでハートのある予想だった(当たりハズレは別として)
この日の彼女は、◎がオオエライジン、対抗が、引っぱっていって最後に差される(筈)の武豊タカオノボル。
そして▲にホクセツサンデーを挙げてくれたのがちょっと嬉しかった

(当日のサンデーは7番人気だったのだ)
そして、最後の△にアンカツキングトップガン。
この人は、あれもこれもとベタベタ広げず、ビシッと少数でまとめてくれるのがいい。
及川サトルさんはメインレースの仮想実況がすばらしかった。
こちらも最初にゴールしたのはオオエライジン。
本番さながらのアナウンスに聞き惚れたため、2着以降の着順は忘れてしまったが、ホクセツサンデーは掲示板に残れていなかったと思う。
短時間だが、とても楽しめたひと時であった。
メインが10Rなので、9Rまでの馬券を買って早めにパドックへ移動。
そう言えば、ここの競馬場の窓口では、リアルタイムのレース馬券しか買えないのがビックリした(例えば、5レース発売中は6レース以降の馬券が買えない)
自動発券器なら買えるのだが、最初はそれを知らなかったので、自分のマークカードの記入ミスだと思い込んでいた。
これも地方ルールのひとつかな。
ここのパドックは右回り周回で、全国の競馬場でも唯一のものらしい。
昔は、引き馬係りの人間が馬の左側についていたそうだが(武士道の名残りらしい)、現在では馬の内側(右)を歩いている。
なかなかフシギな光景だった。
パドックでNのとなりにいる男が、なにか口汚く罵っている。
次のレースで除外になった馬のことを怒っているようだ。
最初は、(アホな男・・・) と思って黙って聞いていたが、あんまり繰り返すのでだんだんイライラしてくる。
「オレがせっかく買ってた1番が、なんで出ないんや!」
「1番、なんで走らせないんや! 死ね!! ボケが!!!」
そのうち、となりの奥さんにも毒づきだしたようだ。
透明人間になって、後ろからシャワーを浴びせたくなった
ここは、パドックの後方がすぐ装鞍所になっているようで
引き運動中のメインレース出走の馬達が小さく見える。
白い馬体のホクセツサンデーも、いつもの赤いメッシュのメンコ姿のオオエライジンも、他の馬たちに混ざってグルグル歩いている。
そして、共に遠征してきた橋本調教師と田中範雄調教師の姿も。
やがて、柵の周りを埋め尽くしたファンの見守る中、1枠1番のホクセツサンデーを先頭に選手入場。
10頭の馬たちを従え、堂々と先頭を進むサンデーを見ながら胸がいっぱいになる。
なんと立派な姿だろう。
あのヤンチャだった2歳馬が、範雄調教師から怒られまくっていたサンデーが
遠く離れたこの佐賀の地で、今、中央の馬たちを従え堂々と歩いているのだ。
ちなみに、この日もいつもどおりの2人引きで、担当はもちろんh厩務員。
周回の途中、ボロをするのを見たのはこれが2回目だが、ちょっと気になったのは舌をベロベロしていること。
これは今まで初めて見た。
時おりヨダレを垂らすのはいつものクセか。
馬達に見とれていて馬体重の確認をすっかり忘れていた。
あわててパドックの掲示板(手書きの黒板)を見上げるとと、サンデーはマイナス2キロでまずまず安心。
ちょっと驚いたのがオオエライジンの馬体重マイナス10キロだった。
陣営のコメントでは万全の仕上がりとのことだったが、ちょっとイヤな予感もする。
ほどなく騎手が現れる。
サンデーは最初イヤそうに尻込みしていたが、永島太郎JKがヒラリとまたがると
何事も無かったかのようにサッサと歩き出すのが可笑しかった。
声援が多いのはやはり武豊で、その次がアンカツ。
イケメンなのはダントツで木村JKなんだけどなー。
でも、ワタクシ的にはやっぱりアンカツなのだ

(きょうの笑顔もステキだった)
馬券はオオエライジンを軸に3連単、馬連、ワイド、買い間違い、と幅広く購入。
先日、滝先生と行った競輪で勝った分をしこたまつぎ込んだ。
ここまで来てケチケチしたってしょうがない。
頼むぞオオエライジン(もちろんサンデーも)
いつの間にか雪が止み、辺りが明るくなった。
天もハレの出走を祝ってくれているのだろうか。
やがて鳴り渡る佐賀競馬場ファンファーレ。
奇数番のサンデーとオオエライジンは早めのゲート入り。
オオエライジンのスタートがうまく行きますように。
サンデーが、うまく番手でつけられますように。
かじかんだ指先が痛い。
そして、第39回佐賀記念の火蓋が切って落とされた。
長くなったので、以下、次号へ続きます。