森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

昆陽池に行く

2006-10-27 22:08:05 | 日々の写真
 昆陽池は冬になると、渡り鳥がいっぱい飛来してくる。戻って来るというべきか。池で羽を休めて、長い旅の疲れをいやす。毎年繰り返すこの行動は、生きるためが故の本能である。生き物に土着型と放浪型があるとするなら、私はどうみても放浪型だろうか。

 いやなニュースの多い昨今である。「森さん、人間はね。ふたつの種類にわかれる。損得で物を考えるか、考えないか。二つしかないね。」写真家の西川孟先生の言葉は、時を経ると骨身に沁みてくる。どちらかを選択するしかないのだ。

 
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4 コメント

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渡り鳥 (大分のおじさん)
2006-10-28 01:04:13
僕も時々寅さんのように放浪したくなります。



寅さんの言葉に「春になっていつも帰ってくるあのつばくらめさえ何かを境にパタッと帰ってこなくなることもあるんだよ」というのがあって何故かよく覚えています。



ものごとを損得で考えるか考えないか、本当に人間はどちらかですね。僕は考えないのではなく初めから損得の計算が出来ない人間のようです。森先生もあまり損得勘定が得意ではないようにお見受け致します。でもそこが先生の素晴らしいところだと思います。
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大分のおじさん様 (モリノブ)
2006-10-28 07:59:54
 寅さんのセリフはときどきはっとさせられることがあります。旅の暮らしは気ままに見えて、実は定着するよりもしんどいでしょうね。

 損得で動く世の中は、自分だけ勝ちたい、そんなエゴを見てしまいます。潔癖になる必要は無いのですが、身勝手そのものの稚拙な大人が増えたように思います。
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損得 (kobecco)
2006-10-28 11:05:20
 損得を考えてしまうというのも大人の性でしょうか?心のままにがいいのでしょうが、いろいろ考え出すと損得に目がいくようにも思います。なかなか難しい時代になりました。どうも時代の流れに乗り損ねている自分がいるように思います。なんだか冴えないです。
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kobecco様 (モリノブ)
2006-10-29 09:16:23
 時代に乗り損ねているというよりも、乗りたくない気持ちですね。冴えないけれど、冴えない方がいいですね。
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