愛媛県河辺村に八つの屋根付き橋がある。数年前に、大洲での仕事を終えてさっそく河辺村を訪れた。免許取立てでレンタカーを借りて、しかも夜の山道を走らせたが少々無謀だったかもしれない。苦心の末に宿にたどり着いたときは、夜の闇の中だった。
翌朝、待ち焦がれていた屋根付き橋を順番に訪ねる。この「ふれあい橋」は年代物ではなかったが、雨の多い山間の風景に似合っていた。雨が多いから橋に屋根を付ける、自然の発想だが、国内のしかも愛媛県に存在するのは感動ものだった。
このあたりは坂本竜馬脱藩の道につながっていて、昔と変わらぬ風景がみられ、貴重な歴史の跡が残っている。
屋根付き橋は雨露をしのぎ、米や穀物の倉庫代わりとして使われたそうだ。中国の屋根付き橋は、今でも老人の憩いの場として存在しているものもある。人の暮らしと密接なほど人の匂いが沁みついて、目に見えない歴史の息吹を感じさせる。
翌朝、待ち焦がれていた屋根付き橋を順番に訪ねる。この「ふれあい橋」は年代物ではなかったが、雨の多い山間の風景に似合っていた。雨が多いから橋に屋根を付ける、自然の発想だが、国内のしかも愛媛県に存在するのは感動ものだった。
このあたりは坂本竜馬脱藩の道につながっていて、昔と変わらぬ風景がみられ、貴重な歴史の跡が残っている。
屋根付き橋は雨露をしのぎ、米や穀物の倉庫代わりとして使われたそうだ。中国の屋根付き橋は、今でも老人の憩いの場として存在しているものもある。人の暮らしと密接なほど人の匂いが沁みついて、目に見えない歴史の息吹を感じさせる。