美容と健康に悩む人たちと共に歩む

お花見と花粉症

みなさん、こんにちは。


今年は温かくなるのが早く、東京の桜は既に満開です。
お花見に絶好の時期がやって参りましたね。



同時に、“花粉症”の方にとっては大変な時期かと思います。

綺麗に咲き誇る桜を見ていても、涙や鼻水、
くしゃみといった症状が現れ、お花見どころではないでしょう。


“花粉症”は日本人の約25%が発症しており、
「国民病」とも呼ばれています。

特に今春は、花粉の飛散量が昨シーズンより多く、
関東・東北地方・北海道は3~7倍にもなるそうです。


誰もが発症する可能性のあるアレルギー症状なので
現在は花粉症でない、という方も今年は注意が必要かもしれません。



では、「花粉」を吸い込んでも
花粉症になる人とならない人がいるのはなぜでしょうか。



それは、体質や生活環境の他に、
食生活や生活習慣の違いも影響しています。



例えば、偏った食生活や過度のストレス、睡眠不足は
腸内環境や血流の乱れ、免疫力低下を引き起こし、
花粉症などのアレルギー症状の原因となり得ます。



反対に、1日3食、栄養バランスを考えた食事を摂っていると
体力や免疫力が向上され、アレルギーになりにくい体質を目指すことができます。

それに加え、ヨーグルトやしょうが、野菜ではきのこなどの
花粉症に効くと言われる食材を積極的に取り入れてみるのも良いかもしれません。




今年は、一般的な花粉症の予防法である、マスクやメガネの着用に加え、
既に花粉症の方もそうでない方も、
食生活や生活習慣の改善を心がけてみてはいかがでしょうか。









では。


(参考:日本気象協会)












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糖尿病における“糖質制限”について

みなさん、こんにちは。


本日、気象庁より東京都心で桜が満開になったと発表がありました。
早くもお花見シーズンが到来ですね。
週末の予定はお決まりでしょうか。


本日は、糖尿病における“糖質制限”についてお話したいと思います。


先日3月18日、日本糖尿病学会は
「日本人の糖尿病食事療法の在り方」に関する提言を発表しました。


日本糖尿病学会が推薦する一般的な糖尿病の食事療法は、
1日の摂取カロリーを「男性1500kcal、女性1200kcal」に抑えるという、
カロリー制限が基本となっており、
食事内容としては糖質57%、脂質25%、蛋白質18%程度を目安にしています。


今回の発表では、今後も「総カロリー摂取量の制限を最優先とする」とし、
“糖質制限ダイエット”の流行に対しては
「安全性などを担保するエビデンスが不足しており、現時点では勧められない」
との見解を示しました。


この“糖質制限ダイエット”については、
「5年以上続けると死亡率が高くなるかもしれない」と指摘する解析結果が、
今年1月に国立国際医療研究センター病院から発表されています。



27万人を対象に、摂取した総カロリーに占める糖質の割合に応じてグループに分けたところ、
糖質が最も少ない(30~40%)グループの死亡率は、
最も高いグループ(60~70%)の1.31倍になったとのことでした。


ここで比較されているのは、糖質30~40%の“中糖質食”についてであり、
朝食、昼食、夕食の三食とも主食を抜く糖質10~20%の“糖質制限食”については
比較されていません。



そこで、以下のような糖尿病の食事療法を勧める医師もいます。


1)糖質10~20%の“糖質制限食”を推奨
 ・効果に現れるのが早い
 ・糖尿病や肥満、メタボリック症候群の解消に好成績を得ている

2)50歳からは炭水化物を辞めることを推奨
 ・炭水化物によって、活性酸素は細胞を傷つけ、がん発生の要因となるため
 ・エネルギーを作る方法が変わり、「糖質」が栄養にならなくなるため



さまざまな見解がありますが
当院では、極端な糖質制限はせず、
日本糖尿病学会のガイドラインに沿ってダイエット治療を行っております。


また、体質によりダイエットに推奨される食材はやや異なます。
特に、酸化ストレスについては、個人差がありますので、
遺伝子検査の結果をうけ、抗酸化作用を持つ食品の摂取をおすすめすることもあります。



1日の総カロリー摂取量と食事内容については、当院の管理栄養士と共に
患者様一人ひとりの生活習慣に合わせて、アドバイスを行っております。


健康的なダイエットは、極端な食事療法では長続きしません。
食べる量や内容を見直し、無理なく健康状態を考慮して取り組んで頂きたいと思います。






では。













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はったい粉

みなさん、こんにちは。

週末には東京でも桜の開花宣言が出され、
ようやく春らしい陽気を感じられるようになってきましたね。


本日は、私が幼少の頃食べていた“はったい粉”についてお話したいと思います。


まず、みなさんは“はったい粉”をご存じでしょうか。


関西では“はったい粉”と呼びますが、
関東では“麦焦がし”“香煎(こうせん)”とも呼ばれ、
「大麦」を炒って粉にしたもので、
見た目は大豆から作られる「きな粉」と非常に似ています。


私の家庭では、砂糖を加えお湯で練ったものをよく食べていました。
他にも、牛乳で割ったり、お菓子作りに利用したりとさまざまな食べ方があるようです。


当時は、さほど美味しいとも思わず、何のために食べていたのか分かりませんでしたが、
最近になり調べたところ、非常に栄養価が高く優秀な食材だということが分かりました。


“はったい粉”は、ビタミンBを多く含んでいるため
夏バテの予防や疲労回復、老化防止、美肌などに効果があるそうです。
確かに、同じく大麦から作られる麦茶と共に、夏になるとよく食べられていました。


そして、最大の効能は、便秘の改善です。


前回のブログでも、便秘の改善に良いとされる「食物繊維」についてお話しましたが、
“はったい粉”は、穀物類の中でも「食物繊維」の含有量が非常に高い食材です。



<100g当たりの食物繊維含有量(穀物)>
はったい粉  10.8g
大麦(押麦)  9.6g
オートミール 9.4g
とうもろこし玄穀 9.0g
コーンミール 8.0g
アマランサス 7.4g
ライ麦パン 5.6g
パン粉     4.0g
玄米  2.9g
小麦粉(中力粉) 2.8g
白米  0.5g


また、カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラルも多く含み
免疫や代謝の低下を防ぐなどの効果も期待できます。
ただし、エネルギーはご飯(100g当たり168kcal)よりも高いので
くれぐれも食べ過ぎには注意して下さいね。


現在では、食品売り場でもあまり目にしないため、手に入りづらいかもしれませんが、
一部では、健康に良い食品として見直されているようです。



“はったい粉”を使用したレシピもたくさんあるようなので、
みなさんも食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。







では。











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食物繊維

みなさん、こんにちは。
早いもので3月も半ばとなりました。いかがお過ごしでしょうか。


さて、ダイエットの天敵と言われるものの一つに“便秘”がありますが
本日はその解消法として広く知られる“食物繊維”についてお話したいと思います。


便秘については、みなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。


便秘で有害物質が排出されないと…
 ・お腹がポッコリと出てしまい太って見える
 ・代謝が悪くなり痩せにくい体になる
 ・肌荒れが起きる

などさまざまな悪影響が現れます。



当院では、便秘で悩んでいる患者様に対して
管理栄養士と共に、食生活改善による対策をおすすめしていますが
その際、「水分と食物繊維をしっかり摂取しましょう」とお話をすると、
「食物繊維=野菜」だと連想されることがあります。


実際には、食物繊維は大きく分けて
水に溶ける“水溶性”と水に溶けにくい“非水溶性”の2種類があり、
それぞれ異なる特徴がありますので、
みなさんには、目的に合わせた食物繊維の摂取を心掛けて頂きたいと思います。



■水溶性食物繊維

【主な働き】コレステロールの低下/脂肪の吸収を阻害する効果

水溶性ペクチン: 果物・野菜
アルギン酸: 昆布・ひじき・わかめ
カラギーナン: のり・天草
グアガム: 大麦・豆類の粘り気のある成分
グルコマンナン: こんにゃく



■不溶性食物繊維
【主な働き】主に便通を促進する作用

セルロース: 野菜・豆類・穀類
ヘミセルロース: シリアル、無精製の穀類
リグニン: ココア・豆類・ラズベリー・いちご
不溶性ペクチン: 野菜(根茎・果実に多い)リンゴ、ピーナッツ、トマト
キチン: エビ・カニの殻




また、便秘改善のための薬やお茶もありますが
一時的な改善ではなく、これから先も便秘に悩まされない健康な身体にするために
食事の栄養バランスを意識し、食材から食物繊維を摂取することをおすすめしています。






では。










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血液検査

みなさん、こんにちは。

だんだんと春らしく、温かくなってきましたね。 いかがお過ごしでしょうか。
気温差で体調を崩されないよう十分お気を付けください。


春になり新しい年度が始まると、まずは健康状態の確認からと
健康診断を実施する学校や企業が多く見られますが、
その際、「血液検査を行うので食事を摂らずにご来院下さい」
と言われたことはありませんか?


それは、多数ある血液検査項目の中でも重要度が高いとされる“血中脂質検査”において、
「食事を摂ると血液中の脂質の正確な数値を測定することができない」
と考えられているからです。



しかし、カナダのとある大学の博士らから、
「検査前の絶食時間が血中脂質値に与える影響は小さい」
という、興味深い研究結果が発表されました。


今回の研究は、20万9,180人(うち女性11万1,048人)を対象に、
6か月間に渡り血液検査を行い、絶食時間と脂質値の関連を調べたものです。


その結果、
総コレステロール値と善玉コレステロール値の絶食時間の長さによる変動幅は2%未満、
また悪玉コレステロールでは10%未満、中性脂肪では20%未満となり、
絶食時間による差はほとんど認められませんでした。



“血中脂質検査”の主な目的は、総コレステロール値と善玉コレステロール値を測定し、
その結果を治療方針に役立てることなので、
私としては、上記の研究結果のような差であれば、非空腹時に採血しても問題ないと考えます。


当院でも、血液検査前の絶食は、患者様には負担となってしまう上、
忙しい現代人には都合上難しいと考えられることから、
特に食事に制限を設けず、非空腹時に採血しております。



血液検査前の食事制限がないことで、
健康診断の受診率が少しでも上がるのであれば、
今後ぜひとも見直しが行われるべき事であると感じました。







では。












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スイッチOTC薬

みなさん、こんにちは。

この季節、花粉症に悩まされている中、PM2.5の問題もあり
健康管理について敏感になっている方も多いのではないでしょうか。


みなさんは“スイッチOTC薬”という言葉を聞いたことがありますか?


【スイッチOTC薬】
医療用医薬品として使用されていたものが、成分の安全性に問題が無いとされ、
医師の処方箋が無くても、薬局で薬剤師の説明の元、
購入できる一般用医療品にスイッチされたもの。
※“OTC薬”とは…
  「オーバー・ザ・カウンター・ドラッグ(Over The Counter Drug)=市販薬」の略



近年、“スイッチOTC薬”の増加により、医薬品を薬局で手軽に購入できるようになり
自分自身で健康を管理する「セルフメディケーション」の幅が広がっています。


利点としては、以下の点が挙げられます。


1、必要な際、すぐに購入することができる
  ・近所に病院が無くても購入可能
  ・病院での待ち時間が無い

2、国の医療費を節約できる
  ・健康保険を使用する人が減れば、国の医療費も減少

3、製薬会社の売上増加・市場拡大

  ・一般用医療薬として販売することによって売上げ増加が期待できる


このように非常に便利な仕組みですが、もちろん欠点もあります。



1、自己管理の元で使用するため、何かあった場合、責任の所在がはっきりとしない
  ・最初から市販薬として販売された医薬品よりも効き目が強い分、副作用も強いことがある

2、反対に、効果があまりないことがある
  ・軽い症状を治療する目的で、安全性の高いものが適応されているため、
   症状によっては、効果が期待できない
   (花粉症・解熱鎮痛剤・水虫の薬・禁煙補助剤・胃腸薬 他)



さまざまな健康管理が気になるこの季節
軽い症状があり、市販薬を利用するか通院するか迷われた際には
“スイッチOTC薬”の登場です。


上記のような利点、欠点をきちんと理解し、
定められた用量、服用時間などの使用上の注意を守り正しく服用して頂きたいと思います。



また、既に服用している薬が有る場合は
必ず医師や薬剤師に相談してから使用することをおすすめします。









では。












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メタボ健診

みなさん、こんにちは。

本日は気温が上がり、非常に過ごしやすい天気となりました。
春の訪れを感じますね。


さて、本日は“メタボ健診(特定健康診査)”についてお話したいと思います。


“メタボ健診”とは、腹囲や中性脂肪、血圧などの値から生活習慣病のリスクを判断するもので、
平成20年から公的医療保険加入者の40~74歳を対象に行われています。


先日3月1日に厚生労働省から発表された実施状況によると、
平成23年度のメタボ検診実施率は半分以下の45%(前年比1.8ポイント増)で
2363万人程だということでした。


このうち生活習慣の改善が必要とされ“特定保健指導”の対象となった方は、
全体の17.8%で419万7555人にのぼり、前年度に比べ約7万人も増加するという結果になりました。


しかし、一方で同年に “特定保健指導”を終了した方は約67万人で
前年度と比べ約13万人増加したそうです。


ちなみに、検診受診者のうち生活習慣病関連の薬を服用している方の割合は以下の通りでした。



・高血圧症治療薬 19.9%
・脂質異常症薬  11.9%
・糖尿病治療薬  4.5%



この結果から「生活習慣病の原因は肥満や内臓脂肪の増加によるもので、
痩せることで、生活習慣病を治し健康になれる」という考えやメタボ健診の重要性が
今後、広く浸透していけば良いなと感じました。



みなさんには、将来的に生活習慣病を引き起こさないよう
今から健康的な生活を心掛けて頂きたいと思います。






では。












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ダイエットと頭髪の関係

みなさん、こんにちは。

本日は関東地方で「春一番」が吹き、春の訪れが感じられましたね。
いかがお過ごしでしょうか。


さて、本日は“ダイエットと頭髪の関係”についてお話したいと思います。


当院で、40~50歳の男性に肥満治療を行った際、
ごくまれに、「抜け毛が増えた」という方がいらっしゃいます。


当初は、“AGA(男性型脱毛症)”と関係しているのでは?
と思っていましたが、よくよく思い返してみると、
私自身がダイエットをし、2ヵ月で8kg落ちた際にも抜け毛が感じられたため、
AGA治療薬(プロペシア)を服用したのですが、変化が見られませんでした。


そのことから、“AGA(男性型脱毛症)”ではなく、
“びまん性脱毛症”の可能性が高いと考えました。


“びまん性脱毛症”とは、女性に多く見られる薄毛の症状で
原因としては、栄養不足、ストレス、アルコール依存症、恒常性疾患などが考えられます。


通常、男性は女性に比べ、食事療法による急激なダイエットをしやすい傾向にありますので
ついつい無理をして食事制限を行ってしまうと、
栄養バランスが崩れ、“びまん性脱毛症”が引き起こされてしまう場合があるようです。


やはり、男性であっても急激な体重減少はおすすめできません。


理想のダイエットは1か月に体重の5%以下の減量を行うことです。
それ以上のペースで減量を行うと、リバウンドの可能性が高くなってしまいますし、
抜け毛以外にもさまざまな影響が考えられます。




ダイエットによる健康障害が生じないよう
くれぐれも栄養バランスの摂れた食事と適度な運動を基本に、正しいダイエットを行って頂きたいと思います。





では。









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