美容と健康に悩む人たちと共に歩む

肝油ドロップ

みなさん、こんにちは。


私がまだ小さい頃、昭和40年代に保育園では米軍の脱脂粉乳がおやつに出てくる時代で、
日本はまだ現在のような飽食状態にはありませんでした。

小学生になると、両親は私に『カワイ肝油ドロップ』をすすめました。

缶に入っていてグミのようなものです。
当時は給食で出ていたという話もよく耳にします。

現在でも薬局などで販売していますが、皆さんはご存知でしょうか?


ご存知の方にとっては懐かしいこの肝油ドロップ、
栄養補助の食品であることは何となく知っていても、
効能についてはよくわからないという方も多いと思います。


「肝油」という名のとおり、起源としてはビタミンA・Dが多く含まれる
タラやブリなどの魚の肝臓をしぼってとった油を濃縮し、原料としていたそうです。

しかしお察しのとおり、生臭く服用しにくいものだったようです。

このビタミンA、ビタミンDの配合はそのままに、
実際の肝油は使わずゼリー状のドロップに改良されたのが1911年のことだそうで、
以来100年以上の歴史がある商品です。


「カワイ肝油ドロップ」では、効能として以下のとおり挙げられています。


●次の症状緩和:目の乾燥感。骨歯の発育不良。夜盲症(とり目)。くる病の予防。
●次の場合のビタミンADの補給:妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、発育期、老年期。


そもそもの肝油の存在意義としては、
昭和初期頃から学童向けの「健康教育」の目的で、
学校用肝油ドロップが給食に取り入れられたことにあります。

効能の「目の乾燥感」は少し意外かもしれませんが、
巷ではドライアイの改善のために肝油ドロップが良いという口コミも広まっているようです。

現代でもビタミンA・Dの補給に、噛んで服用できる摂取しやすいサプリメントとして
利用する価値はありそうです。


15歳未満の服用基準は1日1粒ですが、肝油は甘くて美味しく、
幼かった当時は多めに食べていたことを覚えています。

そうやって不足したビタミンを補給した時代を懐かしく思い出しました。


では。




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男性のダイエット

みなさん、こんにちは。

残暑が厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。


さて、今回は男性のダイエットについてお話ししたいと思います。

当院における男性患者の占める割合は約15%ですが、
そのほとんどがメタボリックシンドロームに相当します。

しかし、私のこれまでの経験から、
男性のダイエットは女性のダイエットより成功率が高いようです。


その理由としては、

1.男性には生理がないため、過食に走らない
 以前記述した「生理とダイエットの関係」でも言及したとおり、女性のダイエットは
 生理が大きく影響します。男性は生理のようなホルモンの変動をうけないため、
 食欲の大きな変化も起きにくいと考えられます。

2.男性はストレスが加わると食欲が低下する
 こちらも女性にとってはよくお分かりになることかと存じますが、女性は男性に比べ、
 ストレス状態に陥ると、その解消法として過食になる傾向が高いと言えます。

3.意外に無理ができる(自分のペースで半断食ができる)
 上記の理由からも、女性に比べ、食欲のコントロールがききやすいと言えます。
 ただし、当院ではおすすめしていません。

4.自分の力だけで痩せられるというプライドがある
 様々なダイエット法に頼らず、自身で痩せられるという意識が高いように感じます。
 また、ダイエットを多種試している方ほどリバウンド傾向が高いことは以前のブログ
 記事「リバウンド」でも言及しています。


一方、難しい面としては以下のような事項が挙げられます。

1.糖尿病の既往があると痩せにくい
 男性のほうが内臓脂肪がつきやすく(筋肉量が多い分、エネルギー源である内臓脂肪を
 貯蓄しやすい)、糖尿病のリスクが高いとされています。

2.飲酒がやめられない
 これは仕事付き合いなども考えられますが、女性の過食に代わって、男性のほうが
 飲酒にストレス解消を求める傾向がやや高いようです。


一人ひとり、適したダイエット方法は異なりますが、
このように性別によっても、効率的なダイエット方法は異なると言えます。

まずは自身の体を把握し、自分の体質や生活に合った
適切な方法を取捨選択することが大切です。


では。





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肥満遺伝子

みなさん、こんにちは。

8月もあとわずかですが、引き続き猛暑日が続きますね。


さて、今回は「肥満遺伝子」についてお話ししたいと思います。

ダイエットをされている方にとっては、あまり触れたくない言葉かもしれませんね。

肥満遺伝子があると、ダイエットをしても痩せられないのでは…と
心配してしまいそうですが、
日本人の多くは何らかの肥満遺伝子を持っているとされています。


肥満遺伝子とは、遺伝子異常のために、体重をコントロールして
肥満を防ぐという本来の働きができなくなっている遺伝子のことです。

日本人に関係する主な肥満遺伝子は、
“β3アドレナリン受容体”
“脱共役たんぱく質1”
“β2アドレナリン受容体”
の3つの遺伝子の異常によるものがあります。


この肥満遺伝子の中で、特に日本人に多いと言われる
“β3アドレナリン受容体”遺伝子について取り上げたいと思います。

このような遺伝子が存在するのには、その土地柄ゆえの理由があるのです。


日本は歴史的に自然災害が多く、さらに一昔前までは戦争が続いていました。

このように食物が豊富でなかった際に、カロリーを無駄に消費せず生きていくためには、
基礎代謝を落とし、エネルギーを体内にキープすることで
飢えに打ち勝っていくしかなかったのです。

この“β3アドレナリン受容体”遺伝子は、
ある場合とない場合で比較すると一日に約150kcalほどの基礎代謝低下が認められ、
そのぶん体脂肪が燃えにくくなっています。

このような体内の防衛機能が末代にまで受け継がれ、
現代の日本人にも多いとされているのです。


当院では、この遺伝子の有無によっても、適切なダイエットの方法をご提案しております。

また、検査では痩せやすい体質かどうかの判定も可能です。

血液検査で簡単に調べることができますので、興味のある方は是非
当院ホームページにアクセスしてみてください。



では。





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米と食物繊維

みなさん、こんにちは。

オリンピックも閉幕し、銀座のパレードは大盛況だったようですが
熱中症で倒れた方がいらっしゃったとのこと。

引き続き、暑さによる体調不良には気をつけていきましょう。


さて、今回はお米についてお話ししたいと思います。

日本人の多くは白米を主食としています。

白米は100g(茶碗1杯)170kcalです。

白米の美味しさはそのままに、カロリーが半分のお米があればいいのですが…

そのままの食感を求めるのは難しいですが、
白米より低GIのものとして、玄米・雑穀米・マンナンヒカリ等があります。

それぞれのメリットとデメリットを以下に記載します。
(当院ではマンナンヒカリをおすすめしております)


■白米
 メリット:胃腸への負担が少なく、消化が良い
 デメリット:精米するため、栄養素が削り取られる

■玄米
 メリット:白米と比べ、ビタミンE・B1は4倍以上
 デメリット:食物繊維が豊富なゆえ、白米と比べ消化が悪い

■マンナンヒカリ
 メリット:カロリーカット、食物繊維量が多い
 デメリット:マンナンヒカリのみで炊き上げると味がない


ところで、みなさん食物繊維には水溶性と非水溶性のものがあることはご存知でしょうか。

一般に水溶性食物繊維はコレステロールの低下や脂肪の吸収阻害効果があるのに対し、
非水溶性食物繊維は主に便の量を増やし、便通を促進する作用があります。


■水溶性食物繊維
ジャムなど(ねばり成分)、海藻類(ヌルヌルの成分)、コンニャクなどに含まれる

■非水溶性食物繊維
野菜・豆類・穀類のふすま、米ぬか・果物・エビやカニの殻などに豊富に含まれる


ダイエットにとってお米は鍵となる食品ですが、

炭水化物を全く摂らないダイエットはNGです。

なるべく低カロリーかつ、食物繊維が多いものを選ぶように心がけましょう。



では。




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行動療法

みなさん、こんにちは。

猛暑日が続きますね。

お盆休み中の方もいらっしゃるかと思いますが、
クーラーのきいた室内との寒暖差で体調を崩さないよう気をつけましょう。


さて、今回は「行動療法」についてお話ししたいと思います。

ダイエット治療を効果的に行なうためには、患者様自身の
減量への意欲や能動的な行動が、治療の継続や成否を大きく左右します。

つまり、ダイエットの目的は単なる減量ではなく、
体重増加に至った生活習慣の修正にあるのです。

これが行動療法の意義です。


我々がよく使用している行動療法に「オペラント強化法」があります。

簡単に言うと、人はある行動によって
自分の好ましい結果(体重減少)が生じた場合、その行動を増加させ、
好ましくない結果(体重増加)が生じた場合はその行動を回避する方向に働きます。

オペラント強化法は、この反応を用いて行動療法をはかる技法です。


行動の強化因子(報酬となる刺激)には、

物的強化子…金品、食べ物など
社会的強化子…賞賛、注目、愛情、同意など
心理的強化子…満足や達成感を得られる行動など
などがあります。


単純な例で言えば、ダイエットをして周りから
「痩せたね」「キレイになったね」と言われてやる気が出て、
もっとそう言ってもらえるよう一層ダイエットに励む…といった感じでしょうか。


ダイエットに対するモチベーションを保つため、
そしてダイエットを持続的に行なうために有用な技法であると言えますが、
ダイエットに取り組む意欲や意識がいかに結果を左右するかが伺えますね。

ただでさえ暑さで意欲が低下する時期ではありますが、
ストレスを溜めないようにしながら、
無理なく継続できるダイエット法を見極めることも大切です。


では。





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オリンピック

みなさん、こんにちは。

暑い中いかがお過ごしでしょうか?


ロンドンオリンピックもあと数日で閉幕、
決勝試合が続いて一番面白い時期になってきましたね。

バレーボール、卓球、サッカーなど、日本の善戦もあり、
寝不足になってはいませんか?

夏休み中の方はともかく、近頃、
睡眠不足とクーラーの温度差で不調をうったえる方が散見されます。


オリンピックの試合観戦でテレビ視聴時間が長くなると、
テレビを見ながらお菓子を食べてしまったり、
加糖飲料・アルコール類の摂取がついつい増えてしまう…という傾向も見受けられます。


さらにロンドンと日本の時差は9時間。

深夜からキックオフした先日のサッカー準決勝、
テレビ観戦で夜更かししてしまった方も多かったのではないでしょうか?


睡眠とダイエットの関係については以前のブログでも取り上げましたが、
不眠は成長ホルモンの分泌低下や、
"コルチゾール"というストレスホルモンの分泌増加による脂肪の蓄積、
"グレリン"という食欲増進ホルモンの分泌促進を招きます。

さらに、観戦による興奮でアドレナリンが分泌され、
さらに睡眠を妨げる…という状況も考えられます。


4年に一度の祭典、ライブで観たいものではありますが、
ダイエットのためには録画で観戦することをおすすめします。

しかし、女子選手の活躍が目ざましい今大会。
改めて女性のパワフルさを感じました。



では。





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チョコレート

みなさん、こんにちは。

東京は久しぶりに雨が降りました。

少し気温が下がればいいのですが、やはり蒸し暑いですね。


さて、今回は「チョコレート」について取り上げたいと思います。

チョコレートが嫌いな女性はほとんど居ませんよね。


ダイエット中、体重が増えるから高カロリーのチョコレートは我慢している…
という方は多いかと思います。

しかし、生理前になると甘いものが無性に欲しくなり、
間食に摂ってしまう食品として、チョコレートはベスト10には入るのではないでしょうか?


医学情報誌『Medical Tribune』によると、チョコレートに含まれる「カカオ」は
LDL-コレステロール(悪玉コレステロール)を約5%低下、
HDL-コレステロール(善玉コレステロール)を約10%上昇させるという報告があるようです。

カカオにはポリフェノールが多く含まれており、抗酸化作用のほか、
血小板凝集の抑制、LDL酸化感受性の低下などといった作用も立証されています。


この効果を得るためには、チョコレートの中でも
カカオ配合量の高いダークチョコレートの方が良いのですが…
チョコレートでの摂取は糖質も高く、多量摂取はダイエットには禁物です。


おすすめなのは、砂糖が加えられていない
"カカオパウダー"(ココアパウダー)での摂取です。

1日30~40g(30gで81kcal程度)摂取するのが良いとされています。

カカオパウダーはカカオから脂肪分であるココアバターを搾り取った残りを
粉末状にした、いわば"脱脂カカオ"です。

パウダー単体だとやや摂りづらいものですが、豆乳などに溶かし、
カロリーカットシュガーなどを加えてココア風に飲むのはいかがでしょうか。


もちろん日々栄養バランスの良い食事をとることは基本としてもちろん必要です。

また、体重減少(ダイエット)もコレステロール値を自ずと低下させますので、
カカオの効能にこだわる必要はありませんが、
今回の報告はダイエットの大敵とみなされていたチョコレートに関する朗報、
とも言えそうですね。



では。




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若い女性のダイエット傾向について

みなさん、こんにちは。

8月に入り、厳しい暑さが続いていますね。

紫外線対策と水分補給は毎日忘れずに行なっていきましょう。


さて、ダイエット治療を続けていると日々気づくことがありますが、
特に若い女性に関して、傾向として多く見受けられることがあります。

それは食生活における問題点です。


治療を進めていくにあたり、栄養士が日々の食事内容を
チェックしていくのですが、とにかく"欠食"が多い傾向があります。


そもそも、「食事を摂らなければ痩せられる」と思っている方が多く、
そのリバウンドで後日過食をしてしまい体重が減らない…
ということが来院理由として多く挙がります。

また、血液検査を行なうと、鉄欠乏性貧血や脂質異常症も散見します。

食事内容を見ている限りでは、いずれも正しい食生活に整えるだけで
十分に予防できる患者様が多いように思えます。


当クリニックでは一日三食、バランスの良い食事をとるように
栄養士が指導していきますが、治療初期は体重が若干増える傾向にあります。

これは欠食を続けていた方にとっては当然のことですが、
大切なのはここでモチベーションが下がらないようにカウンセリングしていき、
勇気づけ、習慣をつけさせることであると、つくづく感じています。


いつも指導の中で繰り返しお話している内容ではありますが、
欠食により一時的に体重を落とすことが出来たとしても、
それを続けることは無理です。

その反動として過食が生じ、血糖値を急上昇させて脂質の吸収率を高め、
必ず体重にリバウンドがくることになります。

ただでさえ食欲が落ちる猛暑の時期ですが、
このことを肝に銘じて食事を摂ることを心がけましょう。

健康的に痩せるには時間がかかります。

しかし、三食をリズミカルにバランスよく食べていくことこそが
『真のダイエット』なのです。



では。




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