美容と健康に悩む人たちと共に歩む

ダイエットすると太る?

みなさんこんにちは。涼しい日が続いていますね。

さて、「ダイエットをすると太る」この表題についてですが、この言葉はニューマーク・ステイナー博士の4つの理由から成り立つことを学び、思い出したので今回書き込みました。

ダイエットをすると太る理由

①ダイエットが短期間で終わってしまうこと

つまり体重を減らすために食事の改善が必要ですが、これを長期間続けられないことが要因です。

②ダイエッティングサイクルにはまってしまう

無理なダイエットによって飢餓状態に陥り、空腹感に耐えきれずについ食べ過ぎてしまうと「ダイエットに失敗した」と落ち込んで、また無理なダイエットを行うという負のサイクルに入り抜け出せなくなる

③食欲をコントロールできなくなること

食欲を抑えつけると、その反動で食べ物を口にした途端に止まらなくなり、食欲をコントロールできなくなる

④太りやすい体質になること

ダイエットにより摂取カロリーが低下すると代謝が低下して、少ないエネルギーで生命を維持しようとする。するとエネルギー消費量が減って太りやすくなる。

 

長くダイエットに携わっていて感じるのは「ダイエットして太る?」の一番の理由は①であること。

ダイエットはゆっくり時間をかけて、食事に対しての良い習慣付けが大切と考えています。

 

では。

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コロナワクチン接種時の注意点(トラネキサム酸、ピルを服用されている方へ)

みなさんこんにちは。

現在、高齢者への新型コロナワクチン接種が進んでいます。

いずれ中高年〜若い方へのワクチン接種の順番が到来します。

本日は特に女性に対するワクチン接種の注意点について、投稿させていただきます。

 

女性については、ワクチン接種後の「血栓症」について、それほど確率は高くないですが、2つのことを覚えておいていただければと思います。

 

「トラネキサム酸」:肝斑やシミの治療で一般的に常用されている薬です。美白効果だけでなく、止血剤として使用されています。

「ピル」:この薬も血栓症のリスクをやや高める可能性があります。欧米では数%でワクチン接種後に発症しているという報告があります。

 

ワクチンはファイザー社製が主流で、これらに関する報告はありませんが、ジョンソン&ジョンソン社製においてピルによる血栓症があるようです。

 

厚労省からはまだこれらの注意はされておりませんが、トラネキサム酸については1回目のワクチン接種の2日前〜2回目のワクチン接種の3週間後までは休薬された方が良いかと思います。

また、ピルとトラネキサム酸の併用は注意喚起されているためいらっしゃらないことと思いますが、ピルを服用されている方は、ワクチン接種についてかかりつけ医に相談された方が安心です。

 

以上、ご参考になさってください。では。

 

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8:16ダイエット(続き)

みなさんこんにちは。

今回も、前回お話しした8:16ダイエットについて投稿したいと思います。

様々な方のYoutubeを拝見させていただきました。賛否両論がありますが、この8:16ダイエットの利点は夜遅くの食事を避けることができるという点にあります。

しかし、このことに気をつけていれば16時間の断食時間は必要ではないこと、諸説では10時間断食時間があれば良いという意見も散見されます。

また、"オートファジー"という言葉がこのダイエットの解説に出てきますが、8:16ダイエットにおけるオートファジーについて、その他の一般的なダイエットと比較した客観的なデータがないことも疑問です。

その他このダイエットのデメリットとして、急激な血糖値の上昇による倦怠感や、便秘、8時間で1日の食事量を全て摂取しなければならないためむしろ過食や、胃腸障害も懸念されます。

体内時計が乱れ、自律神経にも影響が出ることも考えられます。

「最近よく耳にするダイエット」であっても、正しく健康的なダイエットとは言えません。

情報に惑わされず、自分に合ったダイエットを探しましょう。

当院では、お体の状態(脂肪のつき方)や健康状態、生活習慣に合わせた治療のご提案を行っています。

客観的な意見を聞いてみようという方はぜひ、体の測定と医師の診断が受けられる「痩身ドック」(3,300円)からご予約されることをおすすめします。

では。

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8:16ダイエット

みなさんこんにちは。

2017年に発表され、このブログでも紹介させていただいた「5:2ダイエット」=つまり、1週間のうち5日間は普通に食べて、残りの2日間は普段摂取しているカロリーの20%にまでカットするというダイエット方法があります。

今日は、今話題になっている「8:16ダイエット」についてご紹介します。

この方法は「インターミッテント・ファスティング」(断続的断食)や(間欠的断食)と呼ばれるもので、1日24時間の間で16時間断食して、8時間の間に食事を摂取する方法です。

一般的には正午〜午後8時までの間で食事を取り、あとの16時間は断食するということです。

この方法のメリットとデメリットですが、

【メリット】

  • 夜遅くの食事をせずに済むこと(ダイエットのポイントでもあります)
  • 12:00〜20:00しか食事を取れないため、1日の摂取カロリーが減少すること

【デメリット】

  • 1食目のカロリー吸収率が上がってしまうこと
  • ある研究によれば、ほとんど体重は減少しなかったという報告あり
  • 体重減少した場合も、脂肪が減少せずそれ以外の減少(筋肉)であったこと ※これは食事療法のみのダイエットについて言えることですが

 

つまり、色々なダイエット法が流行していますが、一長一短であり、すぐ飛びついて「合わなかった」「やっぱりダメだった」では良くありません。

ダイエットには「持続力」が必要です。自分で長続きできるダイエット法を取得しましょう。

 

では。

 

 

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糖質コントロールダイエット

みなさんこんにちは。

糖質制限ダイエットは、ダイエットをしたことがある方のうち60%くらいが経験しているのではないでしょうか。

このダイエットは結果が出やすいのですが、必ずリバウンドしてしまうという欠点を持っています。

あるネット記事を見ていたら、「糖質コントロールダイエット」という言葉があったため調べてみました。言葉からすると、このダイエットは糖質制限ダイエットよりも易しく、糖質をうまくコントロールした"プチ"糖質制限ダイエットというイメージがありました。

実際の「糖質コントロールダイエット」の内容は、糖質の1日の摂取量を30〜60gとして、タンパク質の多い食品を積極的に食べるようにして、2ヶ月程度このコントロールを続けるというものでした。

この1日の糖質摂取量だと、少しハードではないか?と感じました。

「糖質コントロールダイエット」は、プチ糖質制限ダイエットに該当する1日糖質摂取量110〜140gとして、タンパク質のみではなく、栄養バランスのとれた食事をとってダイエットした方が、よりその言葉に近いのでは、と考えています。

 

では。

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カルシウム

みなさんこんにちは。

日本人の食生活において、しばしばみられるのがカルシウム不足です。厚生労働省による1日のカルシウム摂取量は、

30~40歳:650mg

50~69歳:700mg

70歳以上:750mg

と、若年者に比べて高齢者は高めに設定されています。

実際の日本人の平均カルシウム摂取量は500~600mgで、目標値には達していない方々が多いのが現実です。

許容上限は2300mg/日で、これを超えると不整脈や結石の原因となりますので注意しましょう。

 

加えて、カルシウムの吸収を助ける食品を見てみましょう。

人間にとってカルシウムは食事から供給され、胃酸存在下でカルシウムイオンとなり、小腸粘膜で吸収されます。

pH(ペーハー)2.0~3.5の食酢は、カルシウムの吸収を助けますが、そのまま飲んでしまうと歯のエナメル質を溶かしてしまいます。食酢を摂取した場合はうがいなどを行うか、なるべく食事でとるようにしましょう。ちなみに黒酢はpH3.5~4.0なのでエナメル質に影響はなく、飲用しても問題ありません。

また、柑橘類に含まれるクエン酸なども有効です。

カルシウムの吸収を助ける食品として酢が有効、というのは初めて聞いた方もいるのではないでしょうか。参考にしていただければ幸いです。

 

では。

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流行

みなさんこんにちは。

 

朝食は英語で「breakfast」、この語源は「fast」を破る「break」だそうです。つまり、前日の夕食を摂取して、10時間以上食べない「fasting」の状態を破るのが朝食ということです。

以前にも朝食の大切さについてはブログで書きましたが、体内時計や自律神経をリセットするのがこの朝食です。

朝昼晩の食事、それに各栄養素には、体にとって意味のある役割があるものです。

以前流行した糖質制限ダイエットは、今では否定的に述べられるニュースが増えてきています。人間にとって糖質は大切なものであり、糖質制限のみではなく、バランスの良い食事でこそダイエットは成功します。

流行の流れに乗ってダイエットをする方は多いとは思いますが、それが否定されては何を信じてダイエットをしていいのか分からなくなります。

流行に流されないダイエットの基本は、規則正しい生活とバランスのとれた食事、適度な運動だということに行き着きますね。

 

では。

 

 

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マインドフルダイエット



みなさんこんにちは。

みなさんは、最近注目されている
「マインドフルダイエット」というダイエット法をご存知ですか?


マインドフルダイエットとは、
脳で痩せるダイエット法、
つまり、食べ方を考えながらダイエットをする方法で、
今まで無意識に食べていたことを意識的に考えたり、
自分の食べ方のクセに気づいたりして、
食事法を変化させるということだそうです。


マインドフルダイエットは、
食べる直前に30秒ほどかけて“食前セレモニー”という方法を行うそうです。
食前セレモニーをすることで、
何となく食べる、反射的に口に食べ物を持っていなど、食べ方のクセの脱却目指すそうです。
普段無意識で行っている“食べる”に意識を向けて食べるだけの簡単なダイエットなのですが、
意識することによって食事量を減らすことができ、
ダイエットに成功したという方もいらっしゃいます。


私としては、
これはなかなか難しい方法であると考えます。
食べることを意識することは大切ですが、
ダイエット成功の近道は、
バランスの良い食事と自分に合った食生活の継続と確率が大切で、
リバウンドも予防できると考えております。


では。


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新型栄養失調

みなさんこんにちは。


本日は、最近若い女性の間で
増加している「新型栄養失調」についてお話しいたします。


「新型栄養失調」とは、
食事によるエネルギーは足りているのに、
特定の栄養素が不足した状態のことをいいます。


ダイエット中の女性が
極端に糖質を制限する糖質制限ダイエットなどの偏食が
新型栄養失調を招く要因になります。


症状は、
・疲れが取れない
・風邪を引きやすい
・肩こり、腰痛
・不眠
など、
様々な不調を引き起こします。


新型栄養失調にならないためにも、
食事や栄養素を極端に制限するダイエットを行うのではなく、
1日3食バランスの取れた食事が大切だと考えます。


しかしバランスの取れた食事が大切だと分かっていても、
何をどれくらい取れば良いか分からないという方もいらっしゃるかと思います。


そこで、当院では、
ダイエット中の食事の取り方をアドバイスする、
管理栄養士による栄養指導を行っております。
当院の栄養指導は、生活スタイルを無理に変えることなく、1日3食食べながら痩せる食事の取り方などをアドバイスさせていただきます。

また、遠方にお住まいの方などなかなかご来院できない方には、
オンライン診療ございます。



専任の管理栄養士が、痩せやすい体質をつくる食事の摂取法や
栄養バランスの整った食事について丁寧にアドバイスいただきますので、
食事についてお悩みがある方や、ダイエットをしていてもなかなか痩せない方など、
お気軽にご相談ください。


では。


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ウォーキングの工夫

みなさんこんにちは。

ダイエットの基本は、
バランスの取れた食生活と適度な運動と常々お話ししておりますが、
ジムやプールに定期的に通うのは中々難しいですよね。

お金をかけずにすぐ取り入れられる運動はウォーキングですが、
1万歩で歩いても約300kcalの消費にすぎません。


ウォーキングを効果的に実践するのであれば、
以前もお話ししましたが、
「インターバル速歩」がおすすめです。


ある医師によると、
通常の歩幅+10㎝
で歩き、
40~64歳は1日30分
65歳~74歳は1日20分
75歳以上の方は1日7分半
行うことが理想だそうです。


また、ある医師は、
息が上がってややきついと感じるくらいの“早歩き”と“ゆっくり歩き”を3分間交互に行うことを提唱しています。
この方法で“早歩き”を1日15分行うため、歩く時間は30分程度で、
週4回行うことが目標だそうです。


私自身も当院の患者様に
インターバル速歩をおすすめしており、
患者様にも効果を実感していただいています。


では。




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