美容と健康に悩む人たちと共に歩む

養生訓

みなさんこんにちは。

みなさんは「養生訓」をご存知でしょうか?「養生訓」は1713年に出版された、現代の予防医学に通じる先駆的な健康指南書で、貝原益軒によって書かれたものです。貝原益軒は江戸時代の本草学者・儒学者で、この養生訓の中で、健康と長寿はいかに食事が重要であるかということが詳細に述べられており、“長寿十訓”を用いてその当時の養生法が記されています。


1:少肉多葉(肉を控えて、野菜をたくさん食べる)

2:少塩多酢(塩を控えて、酢をとる)

3:少糖多果(甘いものは菓子ではなく果物を)

4:少食多噛(食事の量は少なめで、よく噛んで食べる)

5:少車多歩(車にばかり乗らず、自分で歩く ※江戸時代に車があったのか?疑問ですが)

6:少衣多陽(厚着をせず、日光浴をして動く)

7:少煩多眠(くよくよせずによく眠る)

8:少怒多笑(怒らずによく笑うこと)

9:少言多行(自分を律し、文句を言わずに行動する)

10:少欲多施(自分の欲は控え、周りのために尽くす)

 

このように江戸時代の恐るべき健康法は、現代人のダイエットにも十分応用できる内容だと思います。

興味がある方は、ぜひこの養生訓を読んでみてはいかがでしょうか?

では。

 


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西瓜

みなさんこんにちは。

8/18付のウェザーニュースを見ていたところ「熱中症対策にも効果的、夏にスイカを食べる3つの理由」という記事がありました。

西瓜(スイカ)は、赤肉スイカ100g中にカリウム120mgを含むため、腎臓の機能が弱い方がスイカを食べすぎてしまうと、カリウムが血中に溜め込まれてしまうのに加え、さらに水分を排出する機能も弱いため、腎臓に負担がかかってしまいます。腎機能障害をお持ちの方は、スイカの食べ過ぎには注意しましょう。

しかし、一般の方には夏にはもってこいの果物です。塩をかけて食べれば、スポーツドリンクの成分とほぼ同じになります。スイカに塩をかけて食べると甘みが増すように感じますし、昔の人の知恵はすごいですね。

スイカのカロリーは赤肉100gで37kcalと低カロリーで、ほとんどが水分、その他シトルリンを含み、血管を拡張する作用もあり、カリウムを含むため利尿作用でむくみの改善も期待できます。

近年消費の問題で収穫量が減っているスイカ、もう一度見直されるべきではと考えています。

では。

 

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ペケトレ

みなさんこんにちは。

「ペケトレ」を聞いたことがありますか?

ペケトレとは筋力トレーニングの一つで、お腹の上部・下肢・ウエスト全体に効かせることができます。誰にでもできる簡単な方法なので、女性のお腹の引き締めにも効果的です。

【ペケトレの方法】

・仰向けに寝て、両腕を天井の方に伸ばす

・両脚を伸ばしたままゆっくりと持ち上げ、同時に両腕は下におろしていく(ここで「X」ができるのでペケトレと呼ばれています)

*両脚はずっと浮かせたままで頑張りましょう

*10回繰り返して行いましょう

この方法はハムストリング(大腿後面の筋肉)のストレッチ効果や、太もも痩せ、ヒップアップ、便秘の解消にも効果があるようです。ぜひやってみてください。

では。

 

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メラトニン

みなさんこんにちは。

睡眠中に目が覚めて、空腹を感じ何か食べたいと思わないのはなぜでしょうか?

私たちは、起きている間に朝食を食べて、空腹を感じて昼食を食べて、さらに夕食を食べます。これは「メラトニン」とインスリンの相互関係があるためです。

メラトニンは、脳の松果体から夜間に分泌される物質で、エネルギーバランスの制御を行っています。このメラトニンとエネルギー代謝の相互関係で、日中摂食時にはメラトニン分泌は低下し、一方でインスリン分泌が増加し、肝臓では解糖・グリコーゲン合成・白色脂肪組織合成などが行われます。

夜間、空腹時にはメラトニンの分泌が増加し、インスリン分泌は低下します。そのため膵臓からグルカゴンが分泌され、空腹時の血糖が維持されています。肝臓ではグリコーゲンが分泌、糖新生が発生しており、白色脂肪組織は分解されます。そのため、夜間は摂食しなくても空腹を感じないのです。

しかし夜間に睡眠を取れないシフトワーカーや、夜中にパソコンやスマートフォンでブルーライトを目に入れ過ぎるとメラトニンの分泌低下を招き、糖尿病や肥満のリスクが高まります。

メラトニンのインスリンの相互関係が崩れてしまうということが、肥満に繋がっているとも言えるでしょう。

以前もブログで取り上げましたが、体内時計(サーカディアンリズム)を守ること、つまり夜間に6時間程度は眠ることが、ダイエットには大切です。

【以前の記事】

サーカディアンリズム

サーカディアンリズム2

 

では。

 

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納豆の「スペルミジン」と記憶力

みなさんこんにちは。

 

「納豆」は現在、世界が注目する食品として有名になりつつあります。納豆にはたくさんの健康効果があり、みなさんもご存知の「ナットウキナーゼ」による、血液をサラサラにする効果は有名です。

さらに注目されている物質として「スペルミジン」というポリアミンの一種で、このスペルミジンは細胞内のお掃除機能「オートファジー」を促進して、細胞を若く保つ働きや、動脈硬化を予防する働きを持っています。

納豆のスペルミジン含有量は、白味噌の4倍、醤油の4〜5倍と言われています。

"オートファジー"という学術雑誌には、スペルミジンと記憶力の関係についての研究結果が発表されていますが、その中でも「日本の伝統食の納豆」を日々食べ続けることで、体内のスペルミジンの量が増えるとの報告があります。

このスペルミジンには加齢とともにその量が減少するため、納豆を毎日食べる習慣は認知症やアルツハイマー病の予防のみならず、アンチエイジングの面でも推奨される食品の一つとして取り上げられています。

昔から体に良いとされている納豆ですが、最近の研究によってさらなる効果が発見され続け、日本が誇る健康食ですね。

 

では。

 

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