美容と健康に悩む人たちと共に歩む

レジスタントプロテイン

みなさん、こんにちは。

1月21日は大寒でした。
今が一年で最も寒い時期ということになりますね。
朝方は道路も凍結しているところが多く見受けられます。
体調もですが、足元にも十分気をつけましょう。


さて、みなさんは「レジスタントプロテイン」をご存知でしょうか?

これは体内の消化酵素で分解されにくく、
食物繊維様の生理機能を有するたんぱく質です。



食材としては酒粕・そば・大豆・高野豆腐(凍り豆腐)などに多く含まれます。
今話題になっている"粉豆腐"も高野豆腐の粉末のことですね。


性質として、食物繊維様ということで
栄養源として吸収されにくく、コレステロール低下作用があります。
また、便通を改善する効果もあるようです。


上記に挙げたいずれの食材も、和の食材ですね。
やはり和食はヘルシーで、ダイエットに適しているということに
改めて気づかされたように感じます。


しかしコレステロール低下作用・便通改善作用があるからといって
食べ過ぎればカロリー過多で元も子もありませんし、
栄養バランスの偏りは逆効果にもなりかねません。
便秘に良いからと、食物繊維豊富なゴボウばかりを食べ続けて
逆に便が硬くなってしまった患者様も過去にいらっしゃいました。



食品の栄養価を知ることはとても良いことですが、
正しい知識を持って、適量を有効に取り入れていただければと思います。



では。



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ごはんかパンか?

みなさん、こんにちは。
本日も寒い一日となりましたね。


日本人は以前から「米」を主食としてきました。
現在でも最も多く摂取している植物性たんぱく質は米由来のたんぱく質です。

子供茶碗1杯100gのごはんのカロリーは168kcalです。
精白米の状態だと、100gあたりのカロリーは356kcalで、
その中に6.1gのたんぱく質、2.7gの脂質、73.8gの糖質が含まれています。


いっぽう、食パン100gあたりのカロリーは264kcalで、
9.3gのたんぱく質、4.4gの脂質、46.7gの糖質が含まれています。


全体的にはお米よりも小麦粉を原料にしたパンの方が、
カロリーあたりのたんぱく質は多めになりますが、
単品でも食べられるごはんに比べると、
パンの方はバターやジャムをつけることで高カロリーになりがちです。


お米やパンなどの炭水化物は太る、という見解で
糖質制限ダイエットが流行していますが、
炭水化物1g=4kcal、たんぱく質1g=4kcal、脂質1g=9kcalです。
こう考えると、脂質制限をした方が効率がいいのではないでしょうか。


また、米のたんぱく質は同じ植物性たんぱく質の大豆たんぱく質と比べると
コレステロールや中性脂肪を低下させる機能が高いという報告もあります。

さらにごはんの方がパンより腹持ちが良く、よく噛まなければならないので
カロリーも含めて考えると、ダイエットには向いていますよね。


ただし、炭水化物好きな方はやはり量には気をつけなければなりませんし、
主食以外のカロリーも意識して、全体の栄養バランスには注意しましょう。


糖質制限のブームに加えて、お米離れが進んでいる日本ですが、
実はダイエットに向いている「ごはん」、
ぜひ知っておいていただければと思います。


では。


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MEC食

みなさん、こんにちは。

関東は雪になり、交通ダイヤの乱れで大変だった方も多いのではないでしょうか。



最近「糖質制限ダイエット」を超える、
「MEC食」なるダイエット法が広まりつつあると言われています。

MEC食とは、Meet(肉)・Egg(卵)・Cheese(チーズ)の
頭文字をとったダイエット法で、その食材をとることによって、
糖質制限ダイエットによる空腹感を紛らわせ、
ダイエット効果がさらにアップするというものだそうです。


詳しいルールは、諸説ありますが主に下記の通りです。

1)一口ごとに箸を置いて30回、良く噛んで食べる
2)肉200g・卵3個・チーズ120gを毎日食べる(1日何回かに分けても良い)
3)ご飯・パン・麺類などの主食、お菓子や清涼飲料水、糖質を多く含む野菜を控える


1)についてはダイエット中であれば実践していただきたい習慣ですが、
2)3)に関して、やはり食事が偏る点は推奨できません。


この方法が糖質制限ダイエットのみならず、さらに偏食傾向を生み出します。
短期間ならまだしも、長期にこのダイエットを続けると
体調を崩すようなことになりまねません。


空腹感を紛らわす目的でこの方法をとるとするならば、
糖質制限ダイエットをやめて、
バランスの良い食事でダイエットした方が良いと思います。


短期間で結果を出そうとせず、リバウンドしないことを見越したダイエット
(=バランスの良い食事で痩せる)を意識していただきたいと思います。


では。



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新年を迎えるにあたって

みなさん、あけましておめでとうございます。
年末年始はどのようにお過ごしになりましたか?


とかくダイエットにとっては、この年末・年始は難しい点が多く、
痩せるという方はほぼいないとして、やはり1~2kgの体重upは仕方ないと思っています。

大切なことは、私もそうですが、体調を崩しやすい時期でもあるということです。
早く体調を取り戻し、リセットしたいものです。


「今年こそダイエット」と新年の目標を掲げる方も多いのではないでしょうか?

本年も、多くの患者様を迎える準備はできております。


今年も、こちらのブログ共々、渋谷DSクリニックをどうぞよろしくお願いいたします。


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