美容と健康に悩む人たちと共に歩む

中高年男性のダイエット


みなさん、こんにちは。

以前、このブログにて中高年女性のダイエットについてお話ししました。
http://blog.goo.ne.jp/goohc_drhayashi/e/a5c73c956a608b5868774018928dfc1a



その時は、女性ホルモンの変化による中高年女性のダイエットの難しさについて書かせていただきましたが、
今回は中高年男性におけるダイエットについてお話いたします。


まず、男性は“テストステロン”という性ホルモンが存在します。
“テストステロン”とは、精巣で作られる男性ホルモンのひとつで、
筋肉や皮膚を構成するたんぱく質の合成を促進する働きがあります。

しかし、このテストステロンの分泌量は加齢に伴って低下し、
この低下が生活習慣病・メタボ・糖尿病などの発症に関係しているようです。


また、テストステロンの低下は、脂肪代謝のみならず筋力の代謝にも影響を及ぼし、
加齢に伴う筋肉の低下を意味する用語で老年症候群のひとつである“サルコペニア”と併発していくことも考えられます。


ただし、未だにテストステロンの捕求が女性ホルモン療法ほど進んでいないため、
テストステロン製剤を飲んで予防することができません。
これは前立腺刺激作用といった副作用があるためです。


さらなるテストステロン補給により、
筋力維持によるダイエットが中高年男性の間で確立されることを望みます。


では。




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テストステロンと男性更年期障害

みなさん、こんにちは。

だんだんと日差しの強い日が増えてきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。


さて、以前このブログでAGA(男性型脱毛症)の話題の際に少し触れましたが
みなさん“テストステロン”という言葉をご存じでしょうか。


テストステロンとは、
男性の第二次性徴(髭や低い声、筋肉などの男性的な発育)に重要な
男性ホルモンの一種です。


個人差はありますが、
20歳前後でピークを迎え、30歳頃から徐々に減少し、
40歳では2~5%、70歳になると30~70%ものテストステロンが
減少すると言われています。



テストステロン値が低下すると、
稀に、男性にも更年期障害が起こることがあります。




主な症状としては、性機能や性欲の低下、
身体症状としては、疲労感、不眠、肩こり、頻尿などが挙げられますが
特に注意して頂きたいのは、自律神経障害です。

精神症状として、うつ症状、無気力、集中力の欠如、いらいら感などが現れます。



問題なのは、このように女性の更年期障害と似た症状が多いにも関わらず
男性の場合は自覚する方が少ないということです。



さらに恐ろしいことに、テストステロンの低下は
血液中のブドウ糖(血糖)の濃度を調節するインシュリンの感受性を低下させ、
内臓脂肪を増加させ、メタボリックシンドロームを引き起こしてしまいます。



ですから、男性更年期障害の可能性を感じたら
血液検査でテストステロン値を調べることをおすすめします。
男性更年期障害だと診断された場合は、
泌尿器科などの専門医で行っているホルモン療法で治療を行うことが可能です。



実際に、ホルモン療法と痩身治療を並行して行うことで、
ダイエットの効果が上がっているという患者様もいらっしゃいますよ。


男性に限ったことではありませんが、健康で豊かな人生を歩むためには
ご自身の身体の不調は放っておかないことが肝要です。





では。










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ダイエットと頭髪の関係

みなさん、こんにちは。

本日は関東地方で「春一番」が吹き、春の訪れが感じられましたね。
いかがお過ごしでしょうか。


さて、本日は“ダイエットと頭髪の関係”についてお話したいと思います。


当院で、40~50歳の男性に肥満治療を行った際、
ごくまれに、「抜け毛が増えた」という方がいらっしゃいます。


当初は、“AGA(男性型脱毛症)”と関係しているのでは?
と思っていましたが、よくよく思い返してみると、
私自身がダイエットをし、2ヵ月で8kg落ちた際にも抜け毛が感じられたため、
AGA治療薬(プロペシア)を服用したのですが、変化が見られませんでした。


そのことから、“AGA(男性型脱毛症)”ではなく、
“びまん性脱毛症”の可能性が高いと考えました。


“びまん性脱毛症”とは、女性に多く見られる薄毛の症状で
原因としては、栄養不足、ストレス、アルコール依存症、恒常性疾患などが考えられます。


通常、男性は女性に比べ、食事療法による急激なダイエットをしやすい傾向にありますので
ついつい無理をして食事制限を行ってしまうと、
栄養バランスが崩れ、“びまん性脱毛症”が引き起こされてしまう場合があるようです。


やはり、男性であっても急激な体重減少はおすすめできません。


理想のダイエットは1か月に体重の5%以下の減量を行うことです。
それ以上のペースで減量を行うと、リバウンドの可能性が高くなってしまいますし、
抜け毛以外にもさまざまな影響が考えられます。




ダイエットによる健康障害が生じないよう
くれぐれも栄養バランスの摂れた食事と適度な運動を基本に、正しいダイエットを行って頂きたいと思います。





では。









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男性のダイエット

みなさん、こんにちは。

残暑が厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。


さて、今回は男性のダイエットについてお話ししたいと思います。

当院における男性患者の占める割合は約15%ですが、
そのほとんどがメタボリックシンドロームに相当します。

しかし、私のこれまでの経験から、
男性のダイエットは女性のダイエットより成功率が高いようです。


その理由としては、

1.男性には生理がないため、過食に走らない
 以前記述した「生理とダイエットの関係」でも言及したとおり、女性のダイエットは
 生理が大きく影響します。男性は生理のようなホルモンの変動をうけないため、
 食欲の大きな変化も起きにくいと考えられます。

2.男性はストレスが加わると食欲が低下する
 こちらも女性にとってはよくお分かりになることかと存じますが、女性は男性に比べ、
 ストレス状態に陥ると、その解消法として過食になる傾向が高いと言えます。

3.意外に無理ができる(自分のペースで半断食ができる)
 上記の理由からも、女性に比べ、食欲のコントロールがききやすいと言えます。
 ただし、当院ではおすすめしていません。

4.自分の力だけで痩せられるというプライドがある
 様々なダイエット法に頼らず、自身で痩せられるという意識が高いように感じます。
 また、ダイエットを多種試している方ほどリバウンド傾向が高いことは以前のブログ
 記事「リバウンド」でも言及しています。


一方、難しい面としては以下のような事項が挙げられます。

1.糖尿病の既往があると痩せにくい
 男性のほうが内臓脂肪がつきやすく(筋肉量が多い分、エネルギー源である内臓脂肪を
 貯蓄しやすい)、糖尿病のリスクが高いとされています。

2.飲酒がやめられない
 これは仕事付き合いなども考えられますが、女性の過食に代わって、男性のほうが
 飲酒にストレス解消を求める傾向がやや高いようです。


一人ひとり、適したダイエット方法は異なりますが、
このように性別によっても、効率的なダイエット方法は異なると言えます。

まずは自身の体を把握し、自分の体質や生活に合った
適切な方法を取捨選択することが大切です。


では。





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