美容と健康に悩む人たちと共に歩む

はったい粉

みなさん、こんにちは。

週末には東京でも桜の開花宣言が出され、
ようやく春らしい陽気を感じられるようになってきましたね。


本日は、私が幼少の頃食べていた“はったい粉”についてお話したいと思います。


まず、みなさんは“はったい粉”をご存じでしょうか。


関西では“はったい粉”と呼びますが、
関東では“麦焦がし”“香煎(こうせん)”とも呼ばれ、
「大麦」を炒って粉にしたもので、
見た目は大豆から作られる「きな粉」と非常に似ています。


私の家庭では、砂糖を加えお湯で練ったものをよく食べていました。
他にも、牛乳で割ったり、お菓子作りに利用したりとさまざまな食べ方があるようです。


当時は、さほど美味しいとも思わず、何のために食べていたのか分かりませんでしたが、
最近になり調べたところ、非常に栄養価が高く優秀な食材だということが分かりました。


“はったい粉”は、ビタミンBを多く含んでいるため
夏バテの予防や疲労回復、老化防止、美肌などに効果があるそうです。
確かに、同じく大麦から作られる麦茶と共に、夏になるとよく食べられていました。


そして、最大の効能は、便秘の改善です。


前回のブログでも、便秘の改善に良いとされる「食物繊維」についてお話しましたが、
“はったい粉”は、穀物類の中でも「食物繊維」の含有量が非常に高い食材です。



<100g当たりの食物繊維含有量(穀物)>
はったい粉  10.8g
大麦(押麦)  9.6g
オートミール 9.4g
とうもろこし玄穀 9.0g
コーンミール 8.0g
アマランサス 7.4g
ライ麦パン 5.6g
パン粉     4.0g
玄米  2.9g
小麦粉(中力粉) 2.8g
白米  0.5g


また、カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラルも多く含み
免疫や代謝の低下を防ぐなどの効果も期待できます。
ただし、エネルギーはご飯(100g当たり168kcal)よりも高いので
くれぐれも食べ過ぎには注意して下さいね。


現在では、食品売り場でもあまり目にしないため、手に入りづらいかもしれませんが、
一部では、健康に良い食品として見直されているようです。



“はったい粉”を使用したレシピもたくさんあるようなので、
みなさんも食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。







では。











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