美容と健康に悩む人たちと共に歩む

ダイエット飲料

みなさん、こんにちは。


人工甘味料入りのダイエット飲料を飲む習慣のある人は、
飲まない人より脳卒中や認知症に約3倍なりやすい
というニュースを目にしました。

「ダイエット飲料飲む人、脳卒中・認知症リスク3倍」



人工甘味料が原因で脳卒中や認知症を
発症するかどうか定かではないようですが、
主観としては、
人工甘味料入りのダイエット飲料を飲む人は、
「痩せたいけど甘みのある飲み物が飲みたい」
という人や、
「糖質ゼロ」「カロリーゼロ」という表示に安心して
多量に飲む人が多いと考えます。
ダイエット飲料だから
太らないと安心して飲むのも控えた方が良さそうです。

ダイエット中の方は、人工甘味料入りのドリンクではなく、
炭酸水や水をおすすめします。

特に炭酸水には、
・腸の動き促進による便秘解消効果
・血管拡張による新陳代謝効果
・疲労の原因である乳酸除去

など様々な効果が期待できますので、
人工甘味料入りドリンクを良く飲まれる方は
飲み物を変えてみてはいかがでしょうか。


では。




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ブドウ糖

みなさん、こんにちは。

だんだん気温も高くなり、
夏に向けて糖質制限ダイエットを実践していらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

糖質制限ダイエットは短期的に体重を落とすことは可能だとしても、
長期的に見た場合、持続が難しくやめた途端に
〝糖質飢餓状態″である体内は糖質を吸収するため、リバウンドしやすくなります。


また、デメリットとして「筋力低下」が挙げられます。
脳は酸素や全エネルギーの25%をも使用しており、
摂取したブドウ糖の25%を様々な機能のために利用しています。


ブドウ糖を摂取すると、
血中の総必須アミノ酸が低下=血糖上昇を抑えて、インスリンが分泌され、
筋肉におけるタンパク合成を促進させます。
つまり、減少したアミノ酸は血中から筋肉に移動しているということです。


しかし、糖質制限ダイエットをし、
ブドウ糖(炭水化物)の存在が十分でないと筋肉にまでアミノ酸が送れなくなり、
筋肉のタンパク合成不足となり、筋肉量が減少してしまします。


たとえ糖質制限ダイエットで痩せても、
体脂肪の減少はもちろんのこと除脂肪量(筋力量)の低下を招くため、
健康的な痩せ方とはいえません。


リスクのあるダイエット法でなく、
1日3食バランスの良い食事と適度な運動が理想のダイエと言えるでしょう。


では。

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インターバル速歩

みなさん、こんにちは。


ダイエットをする上で運動療法は大切です。


患者様に「どんな運動をしたら良いか」と質問されることが多いのですが、
過体重の方には、腰や膝に負担がかかってしまうため、
「ランニングをしましょう」とはあまり言えないのが現状です。

プールでの歩行や泳いだりするのも一つの手ですが、
なかなか通えない、継続できないという方も多いようです。


そこで、当院では手軽にできる運動療法として“ウォーキング”をおすすめしていますが、
ただ歩くだけでは1万歩歩いてもわずか300kcalほどしか消費できません。
そこでおすすめなのが「インターバル速歩」です。


インターバル速歩とは、
中高年者の健康増進目的で開発された歩行法で、
早歩きとゆっくり歩きを交互に数分間ずつ行う運動です。

<方法>
速歩と歩行を繰り返し行い、速歩の分数を合わせて1日15分以上行う
<効果>
消費カロリーアップ
最大酸素摂取量アップ
太ももの筋力増強
良い意味での血圧低下など

継続して週4日以上行うことが良いとされていますが、
くれぐれも無理しないよう気を付けてくださいね。


では。

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Obesity Paradox

みなさん、こんにちは。


本日は、「Obesity Paradox」というキーワードについてご紹介いたします。

「Obesity Paradox」とは、
肥満パラドックスと呼ばれており、
BMIが25以上~40未満の肥満や過体重の人の方が、
BMIが18.5以上~25未満の正常体重の方より、
病気の回復力や死亡率を含めた予後が良いとされています。

一般的に考えると、
肥満や過体重の人の方が肥満に伴う糖尿病、高血圧、動脈硬化、癌、認知症などのリスクがあるため、
身体に悪いとされています。
そのため、未だに解明されていない肥満の矛盾という意味で、
「Obesity Paradox」と呼ばれています。

脂肪組織がアディポカインの健康増進作用や、
インスリン抵抗性がストレス抵抗性を高め、
寿命延長効果を発揮していると考えられています。

少し太っている人の方が
より長生きするという事実がまさに「Obesity Paradox」といえるでしょう。

では。


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