観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

コブシモドキ

2012年04月18日 | 日記

(4月10日撮影)

“逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが あなたを探している あなたを呼んでいる”という出だしで始まる
この歌は知っていたが、この歌の題名が「木蘭の涙」ということは知らなかった。
歌詞を検索すると中盤に“木蘭のつぼみが 開くのを見るたびに あふれだす涙は 夢のあとさきに”とある。 
歌詞の中のもくれんは木蘭と書かれているが、木蘭は、漢語での書き方らしい。
この歌、スターダストレビューの持ち歌でボーカルは、オノ・ヨーコに似た根本要。
彼と小田和正がデュエットしている「木蘭の歌」もいい。
ローカルなネタ
根本要はFMラジオ局「エフエム徳島」の「SMILE MORNING」という番組を司会しているアナウンサー「大和たきみ」
を歌詞の中に入れた同番組のテーマソングを提供している。
この曲が入っているWebページ
http://www.nicozon.net/watch/sm13876961
上の写真のこの花、看板を見ると「コブシモドキ」と表示されているが、私には白木蓮と同じように見える。
環境省のレッドデータブックで野生絶滅種に指定されている。ちょうどあじさい(川口ダム)湖畔にある「もみじ川温泉」
の対岸の丘に建っている相生森林美術館の庭に植わっているのもいい。

ウィキペディアによると
コブシモドキ(学名:Magnolia pseudokobus)はモクレン科の落葉高木。コブシの近縁種とされる。
「1948年に阿部近一、赤澤時之の二人により徳島県相生町で発見された。発見された当時、株から出た枝が地面を這って、
土に接した部分から根が出ていたことから、「ハイコブシ」の別名もつけられた。4月中旬に直径12~15cmの花を多く咲かせ、
コブシよりやや開花が遅いことなどが特徴。また、葉の大きさもコブシより若干大きめである。その後も何度か再調査が行わ
れたが、発見された一株以外は見つかっておらず、またこれは三倍体であることから種子も出来ないこと、四国にそもそも
コブシが自生していないことなどから謎の多い植物として現在も語り継がれている。野生種は既に存在しないと考えられて
いるが、徳島県の相生森林美術館をはじめとした数箇所で当時の株から挿し木などで増やされたものが栽培されている。
環境省のレッドデータブックでは野生絶滅(EW)、徳島県のレッドデータブックでは絶滅と評価されている。」

ついでにトムクルーズ主演の映画「マグノリア」のことも書きたいが、長くなるのでやめる。