観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

下呂温泉その一

2010年07月20日 | 旅・風景・グルメ
先週の土曜日は、下呂温泉で昼食と入浴というハードスケジュールのバスツアーに参加した。連休初日だったせいか、高速道路は案の定、渋滞の連続でいつ目的のホテルに着くのか分からなかった。
行程上は、11時30分までには到着の予定だが、それまでには絶対着かないどころか、当初の食事の最終リミットである13時30分までに着くかどうかの混みようだった。たとえその時刻よりは早く着いても、
食事をする時間があるのかどうか不安であった。
バスの添乗員さんが、事情を説明し無理にお願いしてなんとか14時までに延長してもらったが、それでも不安であった。京都を過ぎるとそれほどでもなかったので、12時58分にホテルの「水明館」に
着くことができなんとか食事を摂ることができた。
添乗員さんの話では、先だっての全国的に豪雨の日に「アルペン豪華旅ツアー」一行の後ろからの差すような冷たい視線には参ったと言っていたが、もし食事をする時間がなかったらもっと厳しい視線を
浴びることになっただろう。ホテル側から渋滞は分かるが、夜の食事等の都合で2時以降の延長は絶対できない。食堂以外に使用できる部屋もないと言われていたからである。
ツアーバス最初の出発地での乗車時刻は、朝の4時45分だったのである。トイレ休憩を除いても約8時間近くの乗車。楽しみの食事ができなかったとなれば…………………。考えてみただけでも恐ろしい。


飛騨川の両岸に約50軒の大小ホテルがあり、岐阜県随一の温泉街。
この飛騨川に注ぐ小川(阿多野川)に架かる白鷺橋のたもとの両向かいに二つのブロンズ像がある。


林羅山
下呂温泉は草津温泉、有馬温泉に並んで全国の三名泉の一つとされている。これは江戸時徳川家康、秀忠、家光、家綱の徳川4代の将軍のブレーンであった儒学者
「林羅山」が紀行漢詩集で
「諸州多有温泉、其最著者、摂津之有馬、下野之草津、飛騨之湯島是三処也。」と表したためと言われている。
飛弾之湯島とは、下呂温泉のこと。下呂温泉と呼ばれるようになったのは昭和に入ってからで、それまでは湯之島温泉と呼ばれていたらしい。


チャップリン
”本事業は(社)下呂温泉観光協会(滝多賀男協会長)が主催し、観光客らが映画について楽しく語らいながら温泉街散策できるような”映画通り”を目指す
「ミラクルマイル」事業の第一弾として、本場ハリウッドの造形アーチストに製作を依頼して完成されたもの”(下呂温泉旅館協同組合オフィシャルホームページから)