Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

ナハ52(209系2200番台)試運転開始

2009年06月04日 06時07分18秒 | 南武線
2日の出来事になりますが、この日はちょっと時間がありましたので、行きつけの溝口にある床屋へ寄ったのですが、そのついでに南武線ミニウォッチングを行って参りました。中原電車区の様子を伺うといつもいるはずの209系2200番台のナハ52編成の姿が見えず、これは試運転でもおこなっているのではないかと思っておりましたが、そこへ高架上を川崎方面に向けて走る209系の姿を発見し、すぐに武蔵中原駅の駐輪場にスクーターを置いて、急遽このナハ52の試運転の姿を撮影することにしました。
すでにナハ52編成は川崎方面に先行していますので、そのあとを追ってどこかの駅でその戻りを撮影することになりますが、正午をまわっていましたので、尻手~向河原においても車体の側面に日がまわりませんが仕方がありません。とりあえず平間まで行って待っていると、川崎方面からナハ52の姿を確認すると駅で停車しました。数秒後に発車し、その姿を撮影することができましたが、そのあとの様子を確認するため武蔵新城まで行ってみると電車区内に取り込まれてしまい、この日の試運転は終了しました。
残念ではありましたが、横浜・神奈川DCのHMの付いた編成のツーショットを撮影すべく、稲城長沼へと向いました。この日の日中はナハ8編成が63F、ナハ43編成が51Fに充当され、209系のナハ32編成が稲城長沼の留置線でお休みであったため、新田通りの稲城長沼4号踏切から狙ってみました。
下の写真のように狙うことができますので、チャンスは少ないですが209系どうしのツーショットや最近、武蔵野貨物線において中原区車を使用して行われているハンドル訓練の送り込みとのツーショットなども狙えるのではないかと思います。
ナハ52編成(209系2200番台)の試運転や武蔵野貨物線上を行く中原区車の試運転も今後実施される可能性はあるかと思いますので、撮影できましたらご報告したいと思っております。

103系T774の思い出

2009年06月02日 02時00分14秒 | 南武線
本日は南武線などで活躍しました103系T774の思い出などを述べたいと思います。南武線においてサハ103の車両となると750番台の車両が多く在籍しており、これらの車両は昭和57年6月から翌年3月までに豊田区からの転入組みに含まれていました。中原区に在籍したサハ750番台を列挙してみると、T759、760、761、766、767、770、771の計7両が在籍しておりましたが、これとは別にT774も昭和61年10月から63年2月まで中原区に在籍し、しかも非冷房車ということで異色の存在でした。既にこのT774については、以前述べましたMc116などの中原区転入時の話題のところを参考にしていただければと思いますが、このT774は青梅・五日市線の輸送力増強用で改造されたもので、計4両(T773~776)が昭和59年末から昭和60年にかけて101系非冷房車から改造されました。民営化前の昭和61年10月に浦和から103系3両と奈良区から2両が転入し、豊田区からは何とこのT774が転入しました。

下の写真は大井工場入場時に撮影したもので、Mc116 M'253が同時に入場しました。また、残りの3両は別の日に入場しました。


2週間ほどで上記の5両とともに大井工へ入場し、塗装も黄色になって出場しましたが、冷房改造はされず103系の中では唯一の非冷房編成でありました。昭和63年2月にはT774も含めこの非冷房編成計6両が松戸区に転出し、エメラルドグリーン色になって活躍しました。この当時T774の去就に注目しておりましたが、中原区の検修の方からこのT774も松戸区へ転出することをお聞きし、私自身もびっくりしておりました。果たしてどのような姿で登場するのか楽しみにしておりましたが、下の写真のとおり、中原区から転出した編成がバラバラにされずに組まれておりとても感動しておりました。なお、一番下の写真はMc116で、再び平成元年5月に更新工事と冷房改造され、中原区にカムバックするのですが、残念ながらT774の方は戻らず、平成2年7月に廃車されたようです。
また、時間がありましたら、なつかしい103系や101系の話題を提供していきたいと思っております。



シルバーシートのステッカーは珍しく紺色地ベースのものを付けたままでした。