Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

ジャカルタ103系運用情報

2012年10月09日 00時00分00秒 | インドネシア
本日からマニラからジャカルタの話題へと進みたいと思います。
今回のジャカルタ訪問は前回も少々述べましたように先月26日午後日本から2人の友人がマニラに到着し、PNRに一緒に訪問したのち、その日の夜マニラを発ち深夜ジャカルタに到着しました。ジャカルタでは実質27、28日とまるまる2日間行動できたのですが、やはり2日間では鉄道の発達したジャカルタ首都圏の撮影と情報収集する上では時間が足りず、少々不完全燃焼なところがありますが、それでも私のお気に入りの103系や203系などの撮影等ができましたので、私にとって気になる話題を中心にご報告したいと思います。

まずは私の最もお気に入りの103系からご報告したいと思います。
昨年から時々ご報告しましたように昨年夏から4編成全てが検査に入り、今までの青系の塗装から私が提出した15のデザインの1つJR東海色を採用し、色替が実施されました。また、先頭車は他の形式でも採用しているように女性専用車「Kereta Khusus Wanita」の装飾が103系にも採用されました。

運用状況としてはTc815~の高運非ATC編成はJakarta Kota~Kampung Bandanのフィーダー線に充当されているものの、他のTc359~、Mc105~、Mc153~の編成はDepok車庫に留置され、運用には就いておりませんでした。
Tc815~の編成はJakarta Kota~Kampung Bandanに充当されており、この区間を低速で行ったり来たりを繰り返しているため容易に撮影はできます。


この運用の時刻については以下のとおりです。(Mri=Manggarai、Jak=Jakarta Kota、Kpb=Kampung Bandan)
Mri5:10→Jak5:30 5:40→Kpb5:45 5:55→Jak6:00 6:11→Kpb6:16 6:22→Jak6:27 6:33→Kpb6:38 6:44→Jak6:49 7:11→Kpb7:16 7:26→Jak7:31 7:40→Kpb7:45 7:53→Jak7:58 8:15→Kpb8:20 8:32→Jak8:37 8:45→Kpb8:50 9:00→Jak9:05 9:12→Kpb9:17 9:25→Jak9:30 9:40→Kpb9:45 9:55→Jak10:00 10:10→Kpb10:15 10:25→Jak10:30 10:35→Kpb10:40 10:50→Jak10:55 11:05→Kpb11:10 11:19→Jak11:24 11:33→Kpb11:38 11:45→Jak11:50 12:06→Kpb12:11 12:20→Jak12:25 12:35→Kpb12:40 12:50→Jak12:55 13:03→Kpb13:08 13:15→Jak13:20 13:27→Kpb13:32 13:39→Jak13:44 13:55→Kpb14:00 14:15→Jak14:20 14:27→Kpb14:32 14:40→Jak14:45 14:53→Kpb14:58 15:06→Jak15:11 15:20→Kpb15:25 15:35→Jak15:40 15:50→Kpb15:55 16:05→Jak16:10 16:20→Kpb16:25 16:35→Jak16:40 16:50→Kpb16:55 17:05→Jak17:10 17:25→Kpb17:30 17:38→Jak17:43 17:51→Kpb17:56 18:06→Jak18:11 18:20→Kpb18:25 18:35→Jak18:40 18:50→Kpb18:55 19:05→Jak19:10 19:25→Mri20:11
朝、ManggaraiからJakarta Kotaへの送り込みは中央線経由と推測され、最終のJakarta KotaからManggaraiへは環状西線経由となります。
ですので、編成は毎日逆向きとなります。


Depok車庫には3編成が留置され、Mc153~とMc105~の編成は連結され、8両編成となっています。
運行番号の潰されていないT'c597が先頭に出ており、PT.KAIの新ロゴマークが付されているものの東海色が踏襲され、懐かしい姿が実現されました。


この編成の反対側はMc153であり、PT.KAIのロゴマークが前面帯真ん中に付されておりません。


また、高運ATCのTc359~の編成はMc153~編成と同じ留置線上のDepok駅側に留置され、遠くから見ると低運編成ともに1編成に組成されているように見えるため、広島地区でも一時期見られた12両編成のように見えます。


JR東海の103系は低運のみでしたが、ジャカルタでは高運が在籍するため、幻とも言ってもよい東海色の高運が実現されました。


どの編成かわかりませんが、1編成、制御機器に不具合があるため使用することができないようです。また、日本からの譲渡車が増加しているため、103系の出番は以前に比べると少ないようで、私としても103系の活躍があまり見ることができないことに残念に感じております。