Asian Railway Plaza

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秩父鉄道1000系-チョコバナナデビュー

2009年10月05日 23時52分45秒 | その他
10月3日は秩父鉄道の1000系に当時の国鉄から101系を購入し、1985年から踏襲したチョコバナナ塗装が復活するとあって、そのお披露目の姿を見るため、秩父へとスクーターを走らせました。
朝7時ちょうどに自宅を出発し、途中一度も休憩しなかったことから、影森駅には9時過ぎに到着しました。このチョコバナナ塗装の1000系はこの日だけ臨時急行の運用に充当されることから、まずは秩父路遊々フリーきっぷを購入し、この列車の始発駅である熊谷へ行ってみることにしました。いつものお決まりのように和銅黒谷駅で臨時急行と他のリバイバル塗装の計3本の並びが見れるのではないかと予想し、そのうちの1本が長瀞駅で擦れ違うのですが、予想していたとおりスカイブルーの1000系の姿を確認することができました。これでこの臨時急行列車の前を走る1523列車を確認すれば良いのですが、この件についてはのちほど述べることに。
熊谷駅に到着すると熊谷駅の電留線内の様子を見るとチョコバナナ塗装の編成を早くも確認ができ、現在の秩父鉄道標準塗装の1000系などと肩を並べ、下の写真のように今年5月30日にデビューした小豆色塗装とのツーショットも見ることができました。

また、先程の和銅黒谷駅での並びの件ですが、この臨時急行列車の前に充当されたのがカナリア塗装であり、和銅黒谷駅ではスカイブルー、カナリアとこのチョコバナナの並びが実現することが予想できました。私もこの臨時急行列車に充当されたチョコバナナに乗り込むと、運転士は秩父鉄道初の女性運転士でありました。秩父鉄道ニュースを見ると10月1日より単独乗務を開始したようで、いきなりこの晴れ舞台に抜擢されてしまったようです。まずはお手並み拝見ということで、乗車させていただきましたが、この女性運転士よりも年配の車両を上手く使いこなし、完璧な腕前を見せていただきました。途中、和銅黒谷駅にさしかかった頃、予想通り見事なリバイバルカラー3色が瞬間的に並び、秩父寄りで構えていた撮り鉄の方々は一斉にシャッターを切っていたようでした。終点の影森駅には定刻どおり到着し、しばらくはこの駅の留置線で一休みということで、そのシーンを撮影してみました。

再びこのチョコバナナ塗装の臨時急行に乗車し、熊谷駅に行くことも考えましたが、この日の夜から始まる南武線の線路切替工事との兼ね合いもあり、先行する列車に乗車し、波久礼駅で最後の撮影としました。
これで6編成分が国鉄や秩父鉄道のリバイバルカラー塗装に変更されましたが、今後もあっと驚くような塗装を見せてもらえることを期待したいものです。