Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

JABODETABEK103系の方向幕

2009年07月20日 17時00分32秒 | インドネシア
先日に引き続き、本日もジャカルタの話題を1つ述べたいと思います。
今回は方向幕に注目することとして、特に興味のある103系の前面の方向幕にどのような行先表示が入っているのか調査してみました。

まずは低運の車両ですが、Mc153とT'c632には以下の方向幕が入っております。
上から順番に
JAKARTA KOTA 赤←文字の色(黒フチドリ。以下表示されていないものは全て黒フチドリがある)
TANAH ABANG 黄
DEPOK 黄緑
BOGOR 紫(青フチドリ)
BEKASI 薄緑
SERPONG 黄
TANGERANG 青
MANGGARAI ピンク
BOJONG GEDE 緑
PERCOBANAN 紫

次にMc105は以下のとおりです。
JAKARTA KOTA 朱
TANAH ABANG 黄
DEPOK 緑
BOGOR 濃い紫
BEKASI 紫
SERPONG 薄ピンク
TANGERANG 青
MANGGARAI 黄

次にT'c597は以下のとおりです。
JAKARTA KOTA 薄ピンク(茶フチドリ)
TANAH ABANG 薄黄
DEPOK 緑
BOGOR 紫(朱フチドリ)
BEKASI 紫
SERPONG 黄
TANGERANG 青
MANGGARAI ピンク

整理してみるとMc153とT'c632にはBOJONGとPERCOBANAN(試運転)が入っていますが、Mc105とT'c597には入っておりません。また、同じ行先でも文字の色は同じであるとは限りません。
社員にこの方向幕については質問しておりませんが、手動式方向幕のような布製のものが使用されており、お手製ではないかと思われます。文字の色が薄くなっており、どうも脱色が激しいようですので、このような方向幕を撮影する上では今のうちかもしれません。


一方、高運の車両ですが、Tc815とT'c822には武蔵野線の方向幕が現在も入っております。
Tc359は方向幕がなく空っぽであり、T'c384は以前も報告しましたように現在、Depok車庫検修係のR氏製作のローマ字とカタカナ併記の方向幕が入っております。

T'c384は以下のとおりです。(ローマ字は省略します)
ジャカルタ コタ
ボジョン ゲデ
タナハ アバン
デポック ラマ
デポック バル
タンゲラン

以上、発音上おかしなものがありますが、試しに製作したところもありますので、大目に見ていただきたいと思います。