goo blog サービス終了のお知らせ 

in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

Kumamoto Artpolis

2008年11月02日 | Architecture
Colomboの美術館で、「熊本アートポリス展」をやっていた。なぜスリランカで、なぜ今頃等々の疑問はさておき、見に行ってきた。

熊本アートポリスは、熊本県が県内の様々な公共施設を、著名建築家を使って、さらに魅力あるものにしていこうという活動と、自分は個人的に解釈している。1988年に始まって、現在も続いていることは今日知った。

会場には、90年代前半のいかにもバブリーな建物の展示が多く占めていた(写真)。スリランカの人々にそんな15-20年前の日本の建築や計画を見せてもなあと思った。例えば、中国五輪の競技施設(メイン会場とか)はこっちでもテレビでやっていたので、比べるとやっぱり見劣りする。アートポリスのコンセプトが一番興味のあるところなのだろうけど、そのあたりの説明展示が不足でちょっと残念。各作品の英語表記もちょっと難解だった。難しい日本語表現をそのまま訳すとこんな感じになるのかと。

個人的には、自分が建築を学び出した頃の作品が多く並び、懐かしかった。また、これらの作品で世に出た人もいたんだなあと別の見方で楽しめた。美術館は空調設備がなく、途中から汗がにじみ出てきた。