敷地の条件

先週訪ねたMatara事務所のP所長から、「こないだのトイレの積算をしてくれへんか～？」と電話がかかってくる。私の機関ではこれまで、直接トイレ設備を担当していない（他の担当機関が行う）ので、その旨を告げると「じゃあ、役所の人に頼むわ～」で済んだ。

うちの仮設住宅の現場は、土地だけではなく、「給水」、「トイレ（し尿処理含む）」、「電気」の条件が揃わないと、建てないことにしている。もちろん、住居者の生活を守るためだが、他の団体の中には、とにかく住宅を建てているものもあり、今後問題が生じるのは目に見えている。公園や学校でも、上下水道が完備されているわけではないので、これらの条件を満たすために、D君をはじめとする現場調整官が日々、奔走している。

今日は、無性に日本語が話したくなって、友人に電話する。夜遅くに付き合ってくれてありがとう、T君。