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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

Happy Wedding

2009年03月14日 | Japan
弟の結婚式当日。

朝起きてとっさに何処にいるかわからない。そうだ東京までやってきたんやと思い出し、起きなあかんけど時差ぼけでまだしんどい。だらだらしていると、同室の長老の祖母に親戚らが挨拶にやってくる。話の流れで、自らの近況報告するも何から説明しようか迷う。

そうこうしているとあっという間にお昼も過ぎて式の時間。大阪から送ってもらったスーツも無事に体にはまり、親族写真撮影の後に人前式が行われる。格式を重んじてか、新郎新婦からお金を取れないからか、この人前式に関しては、式場だったホテルのサポートを得られなかったようで、司会進行は身内で行われる(後で知った)。そんなことにもめげず、自分たちの意思を通したご両人に拍手。司会で緊張している父親の姿を初めて見た。

その後の披露宴でフルートを吹くことになっていたので、合間の時間をぬって、ピアノ伴奏の人と音あわせ。なんせ、今回は服もお土産も楽器も、自分の持ち物はすべてスリランカに置いてきたままなので、ここで出来る限りの努力をする。楽譜は以前PDFで購入し保存していたものを午前中にホテルで印刷してもらい、譜面台には会社の青色ファイルを貼り付ける。普段と違う楽器なので、慣れる間もなく打ち合わせ終了。はぁ。

そして披露宴が始まる。友人先輩後輩の結婚式はかれこれ十数回と参列したが、身内の結婚式は初めて。職場や大学からのご来賓のスピーチ、友人たちの出し物等で、新郎新婦の人柄がわかるもので、家族の知らない一面も見られて興味深かった。

料理もお酒もケニアやスリランカではお目にかからないものが、わんさか盛られて出てきて興奮したのだが、自分の出番があるのでそんなに飲み食いできず(といっても結構楽しみましたが)、順番を待つ。

弟の高校サッカー部の同級生らの賑やかな出し物で会場が盛り上がった後、いよいよ出番となる。司会から自己紹介の後、「現在スリランカ勤務ですが、ケニア出張から昨日戻って来ました。お祝いにフルートで『早春賦』を吹きます」と話すと、会場からざわめきが。そりゃあ、普通そんな奴おらんで。

演奏の方は、旋律は外せないと意地で吹き切ったものの、ピアノに旋律が移り、ちょっとオブリガード(助奏)にまわると堪えてた感情が抑えきれずちょっと詰まり、それでも何とか終える。そして、よくわからないまま席に戻った。後で聞いたらもの凄いよかったとのこと、二人の大事な宴に花を添えられてよかった。

いつまでもお幸せに。

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