
入院している親戚を見舞うため京都まで足を運ぶ。体調のそぐはない祖母の依頼を受けて、昏睡状態に近い彼女の妹の様子を見に行く。体中に点滴などのチューブが通されていており、それらを無意識にはずさないように、両手に大きな手袋のようなものがはめられていた。こちらの声が届いているのかどうかわからないが、木訥と話しかけてみる。目が合ったような気がして、少し嬉しかった。
ベッドの横に座りながら、自分が“家族に何かがあったときに、すぐには駆けつけられない”国外での仕事を選びつつあることに、再び迷う。
そんな気持ちを見透かしてか、帰宅した私に“あんたがこれから先どこに居ようと、幸せでいてくれたら私も嬉しい”と話す祖母の言葉に背中を押される。
ベッドの横に座りながら、自分が“家族に何かがあったときに、すぐには駆けつけられない”国外での仕事を選びつつあることに、再び迷う。
そんな気持ちを見透かしてか、帰宅した私に“あんたがこれから先どこに居ようと、幸せでいてくれたら私も嬉しい”と話す祖母の言葉に背中を押される。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます